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ZATOさんのレビュー一覧

投稿者:ZATO

191 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本

財政再建至上主義との決別

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

国土の態様の違い、その国土でどのような経験をしてきたかといった「国土学」を基礎に、日本と世界の現状、今後を考える示唆に富んでいるのが本書です。
紛争死を繰り返してきたユーラシア人は「紛争死史観」、災害で命を失ってきた我々日本人は「災害死史観」を基礎としており、その違いが論理重視の文化と感性重視の文化を育んできたとしています。日本人は感性の世界に生きる「驚き力」の持ち主であり、論理的でないことを嘆くよりは、感性をさらに磨いていく事が、日本の再生、日本人の再興につながるとしており、大いに賛同できます。
また、もはや日本でしか採用されていない財政再建至上主義(これの主唱者は米国の新古典派の学者たち及びその取り巻きの日本人学者もどきであったと私は考えます)と企業の統治改革の誤りが、1995年以降の日本の苦境をもたらしているとしています。この点は全面賛同です。一刻も早く財政再建至上主義を排除し、減税及び質の高い積極的なインフラ投資を促進し、コーポレートガバナンス等々の○○コードは廃止して、渋沢栄一が目指したような本来の企業の在り方を取り戻すべきです。それができれば、日本は再び興隆するでしょう。

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紙の本

1980年代国風文化の旗頭

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1980年代の日本は、遣唐使廃止以降の平安時代と並ぶ、世界的普遍性を持った国風文化が花開いた時代だと思います。その旗頭の一人と言える高橋留美子さんに関する特集本です。
高橋留美子さんへの作品に関するロングインタビューをはじめ様々な識者が高橋留美子作品の魅力を語っており、彼女の作品が好きな人はぜひ手に取りたい逸品だと思います。
藤田和日郎さんと皆川亮二さんが対談で語っているように、高橋留美子さんの存在によりマンガ家となった人が多くいると思います。また椎名高志さんがエッセイで、高橋留美子さんは「天才だから天才ですね。理由なんかないですね、たぶん」と書いているように、この本では高橋留美子作品の天才さによる魅力が溢れているように思えます。改めて高橋留美子作品を全部読みなおしたくなるのが困りものです(笑)。
1980年代、90年代は高橋留美子さんが少年サンデーを中心に発生させた大きな磁場に、多くの才能が少年サンデーに引き寄せられていた時代だと思います。2000年代でもその流れは健在だと考えます。残念ながら少年サンデーそのものの発行部数は苦戦を強いられているようではありますが…。
おそらくこれからますます日本の1980年代国風文化を見直すことが大事になってくると思います。この本はその旗頭である高橋留美子さんを多面的に把握する一助となると思います。そういうことを考えなくても、単純に読んで楽しいです(^^;;。

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紙の本

我が国の将来を案じる全ての人に

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書はリアリズムの観点で、日本が採るべき政策を初心者にもわかりやすく書いた良書だと思います。地政学についても簡潔かつ要点をおさえてます。
米中覇権戦争が激化する中、いや仮に米中覇権戦争が起きなかったとしても、日本は断じて中華人民共和国につく選択肢はあり得ません。人間としての尊厳を失っても構わないという発想の人は別ですが…。
そもそも本質的にシーパワー国家である日本は、シーパワー連合を率先して構築し、その連合力で繁栄を図るのが世界的なウィンウィン関係を実現できる道です。それを見誤ってはいけません。しかしながら、今の政界・官界・経済界・マスコミは親中派の声が大きい状況が続いており、嘆かわしいです。
志ある政治家が事をなすには、国民の支持が不可欠です。本書を読んで、一人でも多くの国民が日本の進むべき望ましい方向を認識し、声を上げていくことを願います。

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紙の本

翻弄

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

備中でも京でも新九郎は奮闘してますが、周りに翻弄されっ放しって感じです。
従兄の盛頼の追い落としの対象は新九郎かと思いきや、盛頼は思ったよりもに冷静で、この辺りのゆうきまさみ氏の筆致は素晴らしいです。
京ではまたもや伯父の貞親の策謀に父の盛定も連座する形となり、新九郎の苦労は絶えません。
そんな中、那須家のつる姫との関係は今後が期待されます。

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紙の本

荏原郷編

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新九郎が京を離れて備中荏原郷に赴任してからの話です。
現代の政治家に通じるような、国元に帰らない議員みたいな話です(苦笑)。
国元では対抗馬の方が圧倒的に認知されてて、新九郎の備前守毛は現地の庶民には存在感がないところで新九郎は奮闘します。
本巻の後半で那須の鬼姫と対決するあたりがとても面白い!本人たちがあまり考えてないものの周りが勝手に憶測しまくる。「悪名が無名に勝る状況が現出した」とは、さすがゆうきまさみ氏、良く世の中を見てるなぁと感心しちゃいます。

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紙の本

日本が幸せな国で居続けるために

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

天皇の存在が我が国にとっていかに大切か、そして天皇が存続しつづけていることがいかに奇跡的か、が他国との比較も交えて語られています。
明治以降の皇室と憲法の関係も分かりやすく記述され、現状が今に異常な状態かが語られます。
一部の狂信的な国家を除いて、世界中から天皇の存在は羨望されています。今後も日本が幸せな国で居続けるためにも、多くの心ある人が本書で提示された様々な問題を真剣に考えてほしいと思います。

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紙の本

等身大の自信を

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日下公人氏の本質を突く発言を渡邉哲也氏が上手く引き出している対談本です。
今の我が国は、自虐史観や国益を損ねる言動が多く見られるように思います。一方で、その反動という側面も含めて、日本を過大評価したり、他国からの観方にあまりに鈍感な言動も少なからず見られます。
本書は、そうした極端な思い込みやバランスを欠いた観方を排し、真っ当な歴史観と事実と経験に即し、等身大の日本を提示しています。そして、等身大の日本は世界に誇るべきものであり、そうした日本とその国民である自身を見つめ直し、自信を持つことが重要であることを語っています。
それはそれとして、「ハゲタカが日本に目を向けるようになったのは、金融自由化を推し進めた橋本龍太郎政権以降の歴代総理で、なかでも構造改革、規制緩和の旗を振り続けた小泉元首相と竹中平蔵元金融担当大臣の責任は大きい。小泉さんも竹中さんも財務省もまったく責任を取ろうとしませんが、責任があるのはこの三者だけではありません。アメリカで経済学を学びそのモデルを崇拝してきた人たちにも問題があります。」(166頁)という指摘は全面的に賛同します。

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紙の本

続皆本更生(笑)編

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

皆本更生(笑)編の続きです。
皆本に去られて落ち込んでいるチルドレンが、ロリコンのせいや賢木センセイのせいにしてる場面が笑えます。その他にも賢木や柏木さんが「ウィザード」の面接を受ける場面など、椎名節のギャグが満載で、実はそれなりに重いテーマが軽快に楽しんで読めます。
ドロシーよりも強力であることを見せつける当面の目標が定まった時の、チルドレンの敵キャラっぽさもいかにも椎名さんらしいギャグだと思います。
でも本巻で一番笑ったのは、薫と戦闘中のドロシーが薫を「おばさん」呼ばわりしてキレる薫に対し、皆本が「僕はそんなこと言ってないし教えてないって伝えろ、ドロシー!」「やだ。」というやり取りだったりします。

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紙の本

著者の考え方に共感

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

椎名高志さんファンには必読の一冊だと思います。
主要作品のカラー絵が掲載され、それぞれの作品に対して本人が語っています。
私自身は、作品自身から滲み出る椎名さんの考え方にとても共感しているのですが、本誌はそうした椎名さんの考え方が本人により語られています。
マンガに対する考え方、社会に対する姿勢等々、ことごとく共感しており、やはり自分は椎名さんのマンガが好きなんだなぁと再認識しました。
過去の作品を読み返したくなること間違いなしです。

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紙の本

紙の本米中覇権戦争の行方

2019/10/13 15:04

日本のとるべき戦略

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者が指摘している通り、現状、「日本の最大の敵は、中国です」(274頁等)。
著者も述べてるように、日本側としては敵対したいわけではないですが、中国側が日本を叩き潰そうとしている以上、チベット、ウィグル、満州のような悲惨な状況に陥らないため、自由と尊厳を維持するためには、立ち向かわなければなりません。
こうした状況は、本書以外にもこの著者の一連の著作、あるいはリアリストと呼ばれている人々の著作などを読めばわかるはずです。それを妄想だという人は、不都合な真実に目をつぶりたいのか、あるいは心の故郷は日本ではない人々なのでしょう。
いずれにしても、そうした現状に対処するためには、海洋連合を中心に対中国包囲網を築くことが大戦略となります。地政学的に言えば、シーパワー連合にリムランド諸国を加え、ランドパワー諸国を分断することです。本書では具体的に、最重要国は米印、次に重要なのはEU、露台越比豪などを挙げています。
「『善悪論』ではなく、『勝敗論』をお話ています。」(264頁)と著者が書いてい視点は重要です。我が国で右的な主張をする人には、「善悪論」の観点からの論調が多い気がします。そうした観点はもちろん重要ですが、今そこにある危機に立ち向かうには「勝敗論」が切実です。左的な主張をする人々は、「勝敗論」を実施するために「善悪論」を悪用しているように見えます。
他国の隷属化に生きたいという特殊な性癖の人以外の全ての日本人に読んでほしい一冊です。

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紙の本

シーパワー同盟

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

地政学及び歴史の観点から、今の日本が置かれている状況と今後の指針について、わかりやすく書かれた良書です。
地政学の基礎的な考え方を紹介した上で、東アジアの情勢をランドパワーとシーパワーの角逐の場である朝鮮半島を軸に、北朝鮮、韓国、中国、台湾、米国、ロシア、そして日本に焦点をあてて過去、現在、未来を照射しています。かねてより海洋勢力による連合を日本が主導すべきと知人には話してきましたが、本書では「シーパワー同盟結成」という表現で、今後の日本が進むべき道を示しています。
イデオロギー的な主張を超えて、日本に住み続けるつもりの人は是非とも知っておきたいことが書かれていると思います。

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紙の本

6000年に一度の大変革期

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

令和を迎えるにあたって書き下ろされた最新作です。
令和は単に天皇の代替わりに伴う元号の移行というだけのものではなく、世界史的な視点でも6000年あるいは6400年周期の大変革期に当たるとしています。
村山節氏の文明800年周期交替説をはじめとした様々な歴史的な周期に関する考え方を紹介し、現在の世界状況やいわゆる「闇の勢力」の現況も踏まえて、『日月神事』に基づいた我々の目指すべき生き方を提示しています。
より良い世の中を望む全ての人に手にして欲しい一冊です。

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紙の本

痛快に切る

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いわゆるパヨクの概況が対談形式でわかりやすく語られています。
実名でここまでバサバサ切って大丈夫かという気もしますが、当のパヨクの人達が手に取るとも思えないので、良いのかな?
はすみ氏の受け答えの妙もあるのか、いつにも増して倉山節が冴えていると思います。ただし、この辺りについてある程度の基礎知識がないと内容についていけない部分もあります。
自称保守だけど、実はあまり反日の実態を知らないやという方にぜひお勧めです。勉強になります。

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紙の本

応仁の乱

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ゆうきまさみ氏が北条早雲(伊勢新九郎)を主人公にした作品です。
このところ日本史関係で注目されている、応仁の乱の少し前の時代から物語が始まります。
日本史好きの人にもわかりにくい応仁の乱前後の時代から戦国時代初期に至る時代を、ゆうきまさみ氏がどう描いていくのかが楽しみです。少なくとも1巻は歴史好きの人にも、ゆうきまさみのマンガが好きな人にも楽しめる内容になっていると思います。
8代将軍足利義政に幕府政所執事として仕えた伊勢貞親の一族である、という近年定説となっている(そうです)出自に基づいて描かれています。
応仁の乱の主役ともいえる細川勝元と山名宗全にまだ少年である伊勢新九郎がどのように関わったのか、といった場面が1巻で早くも登場しています。

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紙の本

日米露のトライアングル

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

米国の既存主要メディア、日本の反日メディアからは酷評されているトランプ米国大統領、プーチン露国大統領、そしてわが日本の安倍首相こそが、反グローバリズムの旗手であり、それなりに成果を上げていると主張しています。
グローバリズムは、表面の綺麗ごととは裏腹に(そういう意味では、ポリティカル・コレクトネスト瓜二つ)、一部の超富裕層をますます裕福にするだけで、それ以外の人類に途端の苦しみをもたらすものです。
本書で著者は、そうしたグローバリズムに対する反グローバリズムの巻き返しが始まっていると主張し、冒頭に挙げた首脳達が、グローバリストに包囲されながらも懸命に闘っている姿を描いてます。
日本国籍であるはずの反日メディアに踊らされて、安倍首相をマイナスに評価している方々には、ぜひ手に取って頂きたいと思います。また、反日メディアに疑念を抱いている方々は、この書籍により大きなあるべき方向性が見えてくると思います。

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