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みとみとさんのレビュー一覧

投稿者:みとみと

14 件中 1 件~ 14 件を表示

天涯無限 架空歴史ロマン

2017/12/17 21:45

完結です

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

怒涛の最終巻。
ひどい、こんな死に方させなくても!と何度も思った。でも、歴史ってそんなものかも。皆がみんな、大活躍して華々しく、それまでの生き方に見あった終わり方ができるわけではないんだし。
もっとじっくり描いてほしかったという思いもありますが、これはこれできちんと終わったのだからよかったです。
この巻だけなら正直うーんという感じです(長年待ち続けたせいで、期待が大きくなりすぎていたのでしょう)
けれど、アルスラーン戦記という物語全体で見るなら、間違いなく☆5です。

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天鬼越

2017/11/23 20:01

蓮丈那智シリーズの最終巻

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

正直にいうと、浅野里沙子さんが書き継いでいるということで、前作の「邪馬台」とこの「天鬼越」は、けっこう長い間読まずにいました。
北森さん以外に、蓮丈那智が書けるのかな、と思っていましたので。
で、実際に読んだ感想。もっと早く読めばよかったです。
確かにちょっと、蓮丈さん変わった?と思う部分もあったけど、作品中での年月の経過のせいと思えばそう思える程度でした(あくまでも私にとってはですが)
それほど大きな違和感もなく。しいて言えば、シリーズ中いちばんふつうのミステリ物っぽい巻だなと思ったくらい。でもそういうのも好きなので全然オッケー。取り上げられた題材も面白いと思いました。
「鬼無里」(北森さん)、「祀人形」(浅野さん)、そして表題作「天鬼越」(北野さん/浅野さん)が特に好きです。

浅野さんに感謝。北森さんの、しかもこのシリーズを書き継ぐのは本当に大変だったろうと思います。けれど、浅野さんが書き継いでくれたことで、どこにも収録されずに残っていた北森さんの蓮丈那智シリーズの短篇が1冊にまとめられ、こうして読むことができたのだと思うと、本当にただただ感謝です。

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開かせていただき光栄です DILATED TO MEET YOU

2018/05/09 08:07

最高です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

18世紀ロンドン、解剖教室、謎の死体、外科医とその弟子たち、そして盲目の治安判事。
あらすじを読んだだけで、私の好きな要素が盛りだくさんで、これは絶対面白い、しかも作者は皆川博子さん。と迷わず購入したのに、ずっと読みそびれていて、やっと読了。もっと早く読めばよかったです。
もう、最高でした。
外科医ダニエルとその弟子5人も、盲目のサー・ジョンとその助手たちもみんな魅力的。
続編もでているようなので、そちらも読もうと思います。

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影に歌えば

2017/12/04 09:01

リー版ロミオとジュリエット

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ロミオとジュリエット」はあまり好きではないのですが(それほど魅力的と思えなかったのですが)、この「影に歌えば」は素晴らしいの一言。さすがタニス・リー。
訳者様もあとがきで言っていますが、マーキューリオとレオパルドが魅力的で、この2人が登場するシーンは、ページをめくる手がとまらなかったです。そしてエレクトラが強烈(完全に主役を食っています)です。
魅力的な登場人物立ちが織り成す、絢爛な物語です。
現在、入手困難なことが非常にもったいないです。

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てのひらの青 ミギーart works

2017/10/30 22:06

やわらかい透明感

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大好きなミギーさんの画集。
水彩のやさしい絵に、トゲトゲした心が癒されます。
ずーっと眺めていたい感じ。

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銀色の愛ふたたび

2017/10/29 22:52

続編としてではなく

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作の続編、と思って読むとショックを受けるかも。私はちょっとショックを受けました。
あらすじだけ読んだら、こんな展開になると思ってなかったので。
でも、ひとつの物語としては◎。
主人公ローレンも、前作のジェーンより好きな感じでした。

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祝山 文庫書下ろし/長編ホラー小説

2015/08/14 15:54

怖い本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「本当に怖かった」「今まで読んだ中で最恐かも」なんていう周囲のススメ(?)もあって手に取った本。
怖くて読み進められないという種類の怖さではない。
むしろ、文章が自分にあっていたためか、あっという間に読み終わってしまった。
ただし、読んでいる間はずーっとなんとも言えない感じがまとわりついていた。
読み終わって思うのは、この世界には「触れてはいけないもの」「侵してはいけない場所」というものが確かにあるのだろうということ。
なのに、そういったものに対して、なんて自分は鈍感なんだろう。昔の人々があたりまえに持っていただろう皮膚感覚というか、畏れという感覚が、少しずつ失われてきているのかも。
だからこそ、この本に書かれる恐怖は身近なものとなる。
鈍感であるがゆえに、気付かぬうちに「触れてはいけないもの」に触れ「侵してはいけない場所」に踏み込んでしまうかもしれない。
そして、その何ものかは「知らなかった」というこちら側の言い訳なんか聞いてはくれない。無知は言い訳にならないのだ。
そんなに怖くはないな~、と思いながら読み進んだのに、読み終えた後に、そんなことをつらつらと考えていたら、急に周りの空気が重くて冷たいものに変わった気がして、部屋の電気を消して寝るのが怖くなってしまった。

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営繕かるかや怪異譚 その1

2015/02/04 14:02

幽霊退治ではない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小野不由美のファンです。しかし、怖い話が大の苦手でもあります。
なので、この本も読もうかどうしようかずーっと迷っていました。だって、内容紹介を呼んだだけでもう半端なく怖い気配がひしひしと感じられる。
そして、実際に読んで「やっぱりちょっと怖かった」。でも、ただ怖いだけではなかった。
どのお話でも、怪異をただ悪いものとして退治はしません。そのままでは、暮らしていくのに障りがあるから、なんとか住む人が辛くないようにする、といった感じです。
そのため、読後感は怪異がなくなってすっきり爽快というのではなく、なんだかしんみり、切ないというほうがぴったりきます。
読む前に心配していたように、眠れなくなるほど怖いというわけではありませんでしたが、なんとなく肌寒くなるような空気感。
ただ「雨の鈴」は本当に怖かった。「よくわからないもの」が怖いんだなーと心底実感。しばらくは鈴の音は聞きたくないです。

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王都の二人組

2018/05/11 22:48

ライトで楽しい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

わくわくドキドキの、明るく楽しいファンタジーです。
ライトな感じで、肩が凝らない感じというか。
重厚な、壮大なファンタジーも大好きですが、軽く楽しめるファンタジーもいいなぁと思います。ライトな感じ、軽く楽しめると書きましたが、別に中身がないわけではないです。王道なストーリー展開と魅力的なキャラクターで、どんどんページが進みます。
続編も出てるようなので、そちらも楽しみです。

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白馬の王子

2017/11/12 23:19

楽しいファンタジー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

明るくポップなファンタジーで、ホントにタニス・リー?とちょっと戸惑う。
だけど、大変なことはやりたくないなぁとぼやきながら、やらなければならないこと巻き込まれていく王子の珍道中(?)は楽しく読めます。最後の大団円も、爽快です。
おやつの時間に、気軽に読むのにぴったり。

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月と太陽の魔道師

2017/10/30 21:57

リー版「王子と乞食」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

奴隷デクテオンは、残虐な主人のもとから逃亡中、不思議な世界に入り込んでしまい、自分と同じ赤毛を持つ魔術師ザイスタアと出会います。
ザイスタアは、<月>の女王が統べる世界で、<太陽の君>と呼ばれる女王の夫です。女王の夫は、5年ごとに新しくなるのですが、ザイスタアは、5年の終わりが近づくにつれ自分の死の運命を恐れ、何とか逃れようと計画。自分の身代わりとするために、この影の世界にデクテオンを呼び込んだのでした。
デクテオンは知らぬ間に、ザイスタアと身体を交換されてしまい、女王の世界につれられ、そこで、<太陽の君>として死の運命に立ち向かうことになってしまうのです。

デクテオンは反骨精神旺盛で、何とかこの理不尽な運命に立ち向かっていこうとしますが、この状況を引き起こした張本人のザイスタアは、デクテオンの身体に入ったことで巻き込まれる状況に対応できず、デクテオンと比べて情けない感じ。
最後、ちょっとザイスタアに都合よすぎない?と感じですが、デクテオンがあっけらかんと前向きで、爽快。

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闇に眠る骨であるわたし

2016/03/20 22:11

静謐な闇から聞こえる声

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

内容紹介にある「大純愛スペクタクル」は、ちょっと違うような気がします・・・。
「骨であるわたし」が、過去を語る話。
その口調は静かで、どこか乾いた感じがします。そのためか、波乱万丈な人生なのに、淡々と過ぎていきます。
静謐な闇の中から聞こえてくる、微かな声に耳を澄ませているような物語。最後の場面で、一条の光が差しますが、読み終わった後は、また静謐な闇に戻っていくようです。
とても好きな空気で、どっぷりと浸って読み耽りました。

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グリムの森へ

2015/08/14 16:14

もっと読みたい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

皆川博子の「青髭」が読みたくて購入。
女性作家8人による、グリム童話の再話。
といっても、どれもよく知られた話だし、誰が書いても結局は同じようなものになるのでは?なんてちょっと軽く思っていました。
反省します。どれもこれも、それぞれの味があっていい感じ。流石の一言です。

この企画、1冊で終わるなんてもったいない。
有名なグリム童話だけでも、もっともっとあるのだから、ぜひ第2弾、第3弾と続けて欲しいな~と思います。

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レッド・クイーン

2017/10/20 09:12

ハラハラドキドキ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

583pという、文庫にしてもわりと厚めな感じの本ですが、ぐんぐん引き込まれていきあっという間に読み終わってしまいました。
あらすじと表紙のイラストから、中世ヨーロッパ風のファンタジー(電化製品なんて存在しない世界)かと思っていたら、電気の配給やら監視カメラやらと出てきたので初めのうちはちょっと違和感がありましたが、これは私の勝手な思い込みの結果(笑)
シルバーたちがもつ能力の設定もおもしろいですし、なにより主人公メアが好き。強さだけではなく、時折見せる弱さもまた魅力的に見せる一つの要素なんですね。
ロマンスの要素も出てきます(まだちょびっと、って感じですが)ダンスの練習のシーンはドキドキものです。

何はともあれ、早く続きが読みたい!!

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