中野さんのレビュー一覧
投稿者:中野
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エディアカラ紀・カンブリア紀の生物
2015/02/24 17:43
多分現時点で最新の情報
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2013年年末に発売された本書は、おそらく日本語で読める
エディアカラ・カンブリアの情報の最新版になるのではないか。
カンブリアについてはワンダフルライフから情報更新していない人が
多いのではないかと思われるが、そういう人は特に読んでおいたほうがいい。
情報を知る楽しさもあるけど、それ以上に情報更新の楽しさが大きい。
ワンダフルライフ当時から復元図が大幅に変わっている生物がいくつもある。
ネクトカリスとオドントグリフスの急変にはド肝を抜かれる。
同窓会で再会した友人がすげえ別人になっていたかのような。
しかも実はその新しい顔のほうが本当の顔という事実付で。
もちろんこの本からカンブリアに手を出すのも悪くない。
図版もみんなカラーで、とりあえず眺めるだけでも楽しめる。
エディアカラ生物に関してはこの本が一番手頃に読めて楽しめる本だと思う。
エディアカラ本は数が少ない。日本語で読めるエディアカラ生物の本は稀。
カンブリア以前の生命体に関して読むなら、この本です。
鳥類学者無謀にも恐竜を語る
2015/02/24 17:27
面白い本とはこういうものだ
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「世の中には二種類の人間がいる。恐竜学者と鳥類学者だ」
本文1ページ目、一行目からこれだ。
序文では、恐竜と鳥類を出汁に良い味の笑いを煮出していて
軽妙な文体が、生物学に明るくない人でも楽しく読める。
本編に入っても軽妙な文体はそのまま、真面目な内容で書かれる
鳥類学者による恐竜の考察が、非常に楽しい。
古生物を好きな人は、学術的に研究している人と、それとは別に
「古生物ってかっこいい」的な、ロマン派が存在する。
この本はロマン派の心に刺さる恐竜考察がバンバンでてきて
真面目に恐竜学を研究してる人が読むとどう思うかはわからないけど
私のような脊椎動物に詳しくない人間でも夢中で読み進められる一冊でした。
古生物や生物学に興味がなくても、わからない単語は
ネットで調べつつ読み進めれば、きっと読んでよかったと思えるかと。
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