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アキウさんのレビュー一覧

投稿者:アキウ

67 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本読書について 他二篇 改版

2016/06/29 00:01

多読するな、古典を読め

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読んで考えて書く、という三篇。
多読を慎み、古典を読み、内容を咀嚼し、自分の考えを確りと作り、きっちりとした文章で書く。
当たり前だけど中々できないこと(特に自分で「思索」するところ)を語っています。
短いのでさらっと読める(一番長い、「著作と文体」は、ドイツ語の指摘等で直接関係無いところも多いので、飛ばし読み…)。
古典とか、思索とか、言いたいことはわかります。
できるかどうかは別ですが…。
まあたまには背筋を正して、本を読み、考えたいと思います。

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紙の本でんしゃにのったよ

2016/05/14 13:51

のりつぎの旅

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ぼくはこれから、おかあさんとでんしゃにのって、いとこのしんちゃんちに行くんだ、いろんなでんしゃにのるんだよ、という話です。
ローカル線→幹線→新幹線、と乗り継いでいきます。

電車や周りの風景の細かな描き込みと、「ぼく」の電車愛が伝わってくる作品です。
鉄橋を渡るところの開放感とか、新幹線のホームに上がった時の独特の高揚感とか、そういった雰囲気が、絵からにじみ出てくる感じ。
息子はこの本をよんでから、鉄橋がやたらと気に入ってしまったようで、実際に電車に乗って鉄橋を渡るたびに興奮しています。
東京駅に近づいてきた時に、何重も電車が走っている(山手線とか踊り子号とか)シーンも、お気に入りみたい。
何度も電車を指さして、「これはなんだろう?」と聞いてきます。
何回も答えさせられました…。

また、描き込みについては、実際の車両をモデルにかなり細かく、シャープに描かれており、とにかく絵が抜群に素晴らしいです。

山本忠敬『しゅっぱつしんこう!』のオマージュだと思います。
こちらは、特急列車→急行列車→普通列車と乗り継いでいく、つまり、逆に旅をしていく話。
初出が1982年ということで、古さも感じさせるのですが(有人改札にじゃっかんの戸惑いを見せる息子)、電車をどんどん乗り継いで行く興奮は同じ。
こちらも名作であります。

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音楽を聴くように本を読む

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「音楽を聴くように本を読む」。
本書を1行で説明するならまさにここかなと思いました。
けっこうこのフレーズにガツンと衝撃を受けてしまった私であります。

書き込みや線引きを推奨しないとか、「No Music, No Life」なんてことはないとか、細かいところの筆者の意見にもかなり賛同できます。
とても良かったです。

この本もちゃんと一日で読み終わったよ!

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紙の本日本三文オペラ 改版

2015/10/06 00:31

アパッチ族からにじみでる活力

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大阪の広大な旧軍事工場からクズ鉄などを盗みまくる「アパッチ族」を描いた話。どんな氏素性や身体・精神にハンディのある人間でも、アパッチ族の中では何らかの役割を与えられ、仕事の役に立っている、という体制が興味深いです。そして、そういう組織なせいか、部落ぜんたいが活力に満ち溢れているのです。話し言葉とか、何いってるかさっぱりわからないのに、臭い立つような強烈な力強さ。文体も鋼のように固くて歯ごたえがあり、たいへん面白かったです。最後は切ないぜ。

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電子書籍大人のための読書の全技術

2015/09/08 00:07

読書の効能がこれでもかと

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速読と精読を併せて勧める読書術が好きです。読書の効能をこれでもかと紹介。本にがしがしと書き込み、バンバン引用し、自身の血肉に変えていくスタンスは、完全に肉食獣のそれであります。有言実行だからこそ、言えること。齋藤先生の著書は初めて読みましたが、論旨が明確であり、わかりやすすぎて心配になるくらいわかりやすい。この明確さ(強さといいかえてもいい)が、先生の魅力なんだろうなと思います。岩波新書の『読書力』も読もうかな。あと、「50冊の必読リスト」はとにかくヤバいです。

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電子書籍山賊ダイアリーSS(1)

2017/09/11 12:02

海賊ダイアリー

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海編(海賊ダイアリー?)。
SS って何の略でしょう?
冬は狩猟、夏は魚突き、素晴らしきかなハンティングライフ。
相変わらず淡々とした筆致でけっこう危険なことをやりますね(ハラハラ)。
ひとり海はちょっと怖いぞ。
彼の作品、漁(猟)もいいけど、食べるところもいいんだよなーと思います。
タイノエ食べてるよ!
番外編の野宿ライフもさすがのサバイバルっぷりでした。
私もこんなアウトドアしたい! とは思いません。
余談ですが、岡本さんが無人島生活マンガの原作者をやってるのに笑った。
読みたいぞ。

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ゲーム音楽を技術から捉える

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ゲーム音楽史。
ナムコを中心に据えつつも、全体を(ものすごくかけ足ながらも)俯瞰したり、レジェンドにインタビューしたりと、かなり頑張ってる印象でした。
とりわけ、「技術」にアプローチしているのが、いい感じです。
「チップチューン」の成り立ちとか、『8ビットミュージックパワー』制作者インタビューとか、とても読み応えがありました。
また、本書の後半を占める、「全ファミカセ音楽検証 1983-1989」は、大変な労作。
遊びたくなるゲームが出てきて困ります…。

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電子書籍読書力

2017/08/18 01:23

読書とは何か

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読書によって何が身に付くのか、について熱弁を振るう。
齋藤先生の言葉はいつも明確で力強いです。
他者の経験を読み、自分の経験と照らし合わせることで、そのズレを味わったり、共感を覚えたりする、というくだりが特に印象に残りました。
定期的に噴き上がってくる、「読書って必要?」という問いへの回答は、もうこれでいいんじゃなかろうか。
あと、読書は技術(スポーツ)だというのは、まさにその通りだと思います。
習慣が大事なのである。

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電子書籍伊豆漫玉日記【電子特典付き】

2017/08/18 01:17

変わったもの、変わらないもの

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漫画喫茶から伊豆へ。
枯れてきて、だいぶ安定しているような気がいたします。「幽玄」の頃の、色々と大変だった時代からだいぶ変わったなぁと思いつつ読む。
世の中も玉吉さんの生活も、大きく変わりすぎたんだよたぶん。
といいつつ、相変わらず日常の細かいところにネガティブな方向でこだわりまくる性格に基づいた作風は、半ばあきれつつもやっぱり好きだなぁと思うのでした。
蜘蛛の糸に登れることでしょう。

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個人書店がまちづくりの中心になる

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福岡の書店「ブックスキューブリック」店長によるエッセイ。
30代後半、書店員未経験の状態から脱サラして書店を開業するという、ちょっとすごすぎる経歴。
「個人書店がまちづくりの中心になる」という力強い宣言どおり、イベントの積極的な開催や情報発信、カフェやパン屋など地域に根ざすことを目的とした多角的な経営展開など、明確なビジョンに基づいて前に進み続ける姿勢が素晴らしかった。
人を巻き込む力と熱量がハンパないと思います。
ミニコラム的に入ってくる、若い人に向けての読書論や仕事論も面白いです。

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紙の本山之口貘詩集

2017/08/16 12:16

貧乏とユーモアの詩人

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貧乏とユーモアの詩人、山之口貘の詩集。
独特の言い回しで、結婚願望や貧乏生活、故郷である沖縄などについて、あけすけに語る。
とてもせっぱ詰まっているはずなのに、どことなくユーモラスで、だからこそ心にずっしり残る、といった詩でした。
「僕ですか? これはまことに自惚れるようですが びんぼうなのであります」(『自己紹介』より)

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紙の本N女の研究

2017/08/16 12:08

社会的課題の最先端にいる存在としての「N女」

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NPOや社会的企業で働く女性へのインタビューをもとに、現代社会の問題に切り込むノンフィクション。
身内にもいわゆる「N女」がいる身として、興味深く読む。
ソーシャルセクターで働くといっても、ボランティアや自己犠牲の精神というわけではなく、女性の働き方や生き方(ワークライフバランス、水平的なキャリア志向など)といった、一般企業・社会における問題の最先端にいる人たち、という印象でした。
単純に、出てくる人みんな面白い、というのもあります。
これからは、「N女」的な生き方というのが必要になってくるのかなと思います。

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Eテレ!

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Eテレ特集。
わが家で「テレビをやめよう」という機運が高まってはしぼんでしまう原因は、Eテレという存在にあると言っても過言ではありません。
子育て中、子どもに見せているうちに、大人もハマってしまう面白さ。
「ねほりんぱほりん」の番宣を子どもが見て、「あ、ねほりんぱほりんだー!」と言われた時の背徳感…(本編は見せてませんよもちろん)。
これからも尖った企画をバンバン繰り出していただきたいと思います。
「デザインあ」もスゴいですよぉ。

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厳選

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高城先生が厳選した持ち物リスト、待望の続編。
今回も最高です。
10Lのバックパックで二週間の旅をするってすごいな。
紹介されているモノ、みんな欲しくなってしまうんだモノ。

衣服、ガジェット、保健衛生、どれも「使っている」感じが出ていて、とても良かったです。
たまに怪しげなモノも出てきますが(特に健康方面)、そこは読み飛ばす。

あと、相変わらず現状に対する分析とかが的確で、アナログ文具の高級化(デジタル化で使う機会が減ったから高級志向へと向かう)とか、目からうろこがたくさんありました。
ベルクロのニューバランス買うぜ!

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紙の本インセイン 2 デッドループ

2016/09/26 14:36

定番ホラーモノ

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リプレイはシンプルな○○モノ(ネタバレ自粛)。
全体的には定番の作りでしたが、新しいルールを演出面の小ネタと合わせてうまく見せていたと思います。
いっぽうで、ゲーム的にはかなりスリリングな展開でありまして、【狂気】のリミットが迫っていくところは本当にハラハラした。
よくこれでクライマックスを乗り切ったな…(私にはこのマスタリングは無理)。

ルールパートは、追加ルールや設定等、けっこう盛りだくさんでした。
「齶田市」って秋田市のことかと今更気づいたり…。
ところで最近の若者は、ラブホで TRPG してるのかね?

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