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tohokoさんのレビュー一覧

投稿者:tohoko

2 件中 1 件~ 2 件を表示

電子書籍

王太子の溺愛~王女は二度、囚われる~

短いお話だけれど。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

短くて、ストーリー未満のエピソードで終わる一冊。
けれどもそれだけに、作家の卓越した才能が鮮やかに、心に迫る一冊。
簡潔な文章で前後の関係性をわかりやすく説明する序盤。
淡々とした記述で、少女の生い立ちと、それによる彼女の人格形成と視点をさりげなく語っていく。
でも気づくとすっかり彼女の気持ちに寄り添ってしまっている。
切なくて、ほろほろ涙が流れて、ときめいて、読後温かなものが残る掌編。
栢野すばるさんの、この手の掌編がとても好き。

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電子書籍

氷将レオンハルトと押し付けられた王女様

なにこれ、すごく面白いよ?

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

氷将と呼ばれるレオンハルトは、職務に精励するあまり40歳になっても独身。
そのせいで、カルター国王に、容姿は美しいが爆弾姫と呼ばれる変わり者の王妹リーザ姫を押しつけられてしまった。

なにこれ、すごく面白いよ?
作者さまは、2015年に活字の書籍としてデビューされたそうで、それから2年を経て電子になるまで、他にファンタジー系の出版がないのが不思議なほどの力量の持ち主と見ましたよ。

なるほど、なろうに掲載されていた作品を、大幅に削って一冊にまとめた作品なのですね。
背景に感じられる大きなストーリーがきちんと血肉を持って読み取れるのも、元々はきちんとしたエピソードで構成されていた物語だったからなのですね。
でも、それを知らずに1作の作品として読んでも、その背景の物語もきちんと感じられ、たくさんいる登場人物もきちんと血肉を持っていてとっちらからず、物語に深みと厚みが出ていて、下手な作品によくある、伏線撒き散らしたよ!みたいな感じでは決してなかった。
でも長編の物語として、ひとつひとつのエピソードを読んで見たかったという思いもありますね。
評価が低いのは、そうしたサイト発表の物語を知っている方の評価のせいでしょう。
そう言われればそうね、と思う所はたくさんあります。
あそこのエピソード、ちょっと足りないよな、と思う所もたくさんあります。
でも、それ以上に読み終わっての全体のお話の満足感が高いので、それは些細なことと感じてしまう読後感。

足りないなぁと思うのは、特に序盤、二人の恋情をきちんと描く前に、すぐに濃厚可愛いエロにもつれ込んでしまうので、最初はエロに特化したお話かなとの印象も持ちました。
けれど、ちゃんと怪しい雰囲気をそこかしこに仕込んであって、気になって先に読み進ませる力は絶大でしたよ。
あんまりエロシーン好きでない方は、そこで真面目に読む気持ちが薄れてしまうのかもですね、残念なことですが。

スタートは軽い作品が、どんどん重たくなっていくのを読むのにはいつも辟易ですが、この作品は、軽さを最後まで保ちつつ、作品の根底に流れる、平和への想いや、生まれ育った土地を愛し、根付く人々を大切にする気持ちをきちんと描いているところも好きだ。
それをメインのテーマとして、忍ばせるように綴りながらも、表面上はTLとしての甘やかを保ち、男女の愛情と、その交歓の素晴らしさもきちんと描いているところも好きだ。
ストーリーもきちんと綴れていて、ヒーロー、ヒロインそれぞれの一人称を交互に切り替えて進行する進め方も、なかなかに読ませる。
小難しいことを語ろうと思えばいくらでも語れてしまうけれど、それ以上にTLという体面をきちんと保っていて、エロよし、男(ヒーロー)よし、女(ヒロイン)よし、ストーリーよしで、本当に読んでいて楽しかった。

リーザも可愛くてきゅんきゅんさせてくれたし、何よりレオンハルト、めちゃくちゃカッコ良かったですよ。
日常の何気ないシーンにも、40男のぼやきと、大人の男の良さがにじみ出てた。
でもなにより、氷将の二つ名をきちんと示してくれる、その戦場の男としての格好良さ。
長槍を構えて大見得を切るあのシーン、間違いなく切り取って挿絵を入れるべきワンシーンでしたよね。
現実では見られない、こゆ男の格好良さを求めて、ヒストリカルとかファンタジーを読むのだと思いますね。
挿絵はちょっと若すぎたように思いますが。

とにかく読後語ることが尽きないほど、私にとっては文句なく星5つです。
他作品も読みたいです。

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