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タナーシュさんのレビュー一覧

投稿者:タナーシュ

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

子どもの育ちを可視化する意味

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本年度の指導案を立てる際に、本書の著者・北野幸子先生の「子どもの姿ベースの指導計画」(フレーベル館)を参考にさせてもらいましたが、そこで紹介されていた保育中の子どもの写真を活用する保育記録「ドキュメンテーション」が気になっていて、改めて学ぼうと本書を手にしました。
本書は、北野先生に指導を受けながら、大阪府の現場保育者が実際に取り組んだ「ドキュメンテーション」の実践集です。
正直にいうと、巻頭の解説部分はとばして、「事例」から読み始めたのですが、自分的にはその方が正解だったようで、あっという間に読んでしました。
感心したのは、遊びやけんかなど、子どもたちの普段のようすのなかに子どもたちの成長(非認知的能力の育成)をみつける保育者の視点のすばらしさ。結果ではなくプロセスを大事にすることや、それぞれの子どもに保育者が寄り添い、さり気ないかかわりや援助によって、子どもの成長を自然に後押ししているところなど。
読むまでは、保育中に写真を撮っていたら保育がおろそかにならないかなどの疑問も持っていたのですが、保育者がねらいをもって記録を取ることで、子どもが成長する瞬間を見逃さないのだと気づかされました。もちろん、それは実力のある保育者でないと難しいことだと思います。本書の後半には北野先生と研究に参加された現場の保育者との「座談会」も収録されていますが、皆さん最初から「ドキュメンテーション」づくりに慣れていたわけではなく、他園の「実例」も共有しながら、子どもの育ちを見るセンスを磨いていったようです。本書は「子どもと保育者でつくる育ちの記録」という書名ですが、保育の可視化は、子どもたちの育ちの記録としてだけでなく、保育者の成長の記録でもあるようです。

ちょっと残念な点も。
せっかく子どもの写真を多数載せているので、カラー版にして欲しかった。
ページ数を増やして、「実例」についての解説も(その後の子どもたちの様子などの後日談なども)のせて欲しい。

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紙の本

学習を「楽習」に!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の杉渕先生の記事を、しばらく前の「AERA」で見かけ、興味を持っていました。

私自身、教育に関係する仕事をしているのですが、「目からうろこ」のネタ満載でした。
子どもの「やる氣」(氣の字にはこだわりがあるようです)を引き出すのは、学び自体を楽しくすればいい。そのことはわかっていたつもりでしたが、「ほめて伸ばす」といった指導方だけでなく、子どもが本来持っている「学びたい」という気持ち応える様々なワークなど、すぐに使える「ワーク」の見本付きなのも具体的でよかったです。
保護者向けに書かれた本ですが、現場の先生にも手に取ってもらいたい1冊です。

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紙の本

紙の本十二人の手紙 改版

2020/06/08 18:04

今読んでも問題無し!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

正直、時代背景や設定が今はつらい部分も。
ただ、それを上回るアイディア。
改めて、「言葉使い」井上ひさしに感服。

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