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タンポポ旦那さんのレビュー一覧

投稿者:タンポポ旦那

207 件中 1 件~ 15 件を表示

異種流離譚?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

相沢氏とは、まだ「サンドリヨン」「ロートケプシェン」「卯月の雪」とのお付き合いでしかないが、かなり戸惑った。伝奇とは言えないし、ホラーと言えばそうかもしれないが、強いて言うなら、貴種ならぬ異種流離譚?か。登場人物の輪郭は薄いし、流血が多い割に全体にモノクローム的な印象で、テーマ性も感じられない。何か拡散的で物足りなさが残る。乾くるみ氏の「Jの神話」の読後感に似ている。個人的に相沢氏には余り進んで欲しくない分野。

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紙の本鏡花あやかし秘帖 華

2015/09/23 02:10

もっと妖しさを…

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「百鬼夜行抄」のファンなので「あやかし秘帖」も全て購入しているが、このシリーズ、原案に縛られる訳ではないと思うものの“あやかし度”が期待ほど強くは無い。比較するものではないが、鏡花先生のイメージは、蝸牛的ではあるものの、いかにも線が細い。登場人物の輪郭も、他の市子作品(BLものを含め)より薄い気がする。
いずれにしろ、新作が出れば自動的に手が伸びる性なので、今後に期待したい。

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今市子の視点で新たな「鏡花」物語を…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前2巻に比べ“今市子らしさ”が増してきているだけに、原案者の他界によりシリーズ終了とは、淋しい限り。特に描き下ろしの「帝都の銀狼」は今市子らしいキャラの作り込み方で楽しめた。この上は、独自の視点で全く新たな鏡花物語に挑んで欲しいものだ。

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紙の本うわん 3 九九九番目の妖

2016/04/13 19:37

周辺人物のキャラが薄くなっているような……

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

“うわん”の秘密や太一の出自などに迫る点では面白かったが、妖退治が少なかったのがやや不満。また、真葛を含め、前作まで興味深かった周辺人物のキャラクターが薄くなっているような気がするところにも、物語を急ぎ過ぎの感がある。
新たな展開を迎える次作からに期待する。

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紙の本鬼の嫁取り

2018/07/29 18:43

タイトルに偽りはないけれど…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルから、いよいよこのシリーズもクライマックスか?と思ったが、まだまだ続巻が予定されている、とのこと、嬉しさはあるものの半分、今作への不満も残り微妙な心持ち。
タイトルに偽りは無いのだが、何か、TVの連続ドラマで最終回が近づくと回想シーンが増えるような、そんな座りの悪さ、居心地悪さを感じて、ページ稼ぎの様な気がしないでもなかった。まあ、本編があと三冊、番外編に加えて“未来編”!まで構想しておられる様なので、楽しみが続く、ということ。

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紙の本名古屋駅西喫茶ユトリロ 1

2017/03/16 19:25

我慢できずに“寿がきや”へ走った

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ミステリ分野では割に好きな作家だが、「レンテンローズ」の様なホラー?ファンタジー?分野では、もう一つ世界観が共有出来ない部分があり、私にとっては当たりはずれの多い作家。「月読」シリーズ(2冊しかないが)は面白かったけれど。
そんな私にとって、本書のような“名古屋ご当地モノ”は大好物。「甘栗シリーズ」=これも2冊しかない=同様、地元ならではの話題満載で、名古屋エリア以外の読者には、謎解きも希薄で面白みに欠けるかも知れないが……。
明壁麻衣のキャラクター設定が魅力であり、ストーリー全体のカギを握る存在であるところが収穫といえば収穫。日常の謎にしても、やや無理な展開も目立つ。
しかし、まあファンとしては、読後速やかに、しかも数年ぶりに“寿がきや”へ走らされてしまった。

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魅力ある展開・キャラ、物語性充分の表題作が収穫

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

初めてお目にかかる作家だが、妙に気を引くタイトルに魅かれて購入。
表題作は収穫。軽妙でテンポのいい展開に引き込まれていくうちに、天狗と主人公の意外な係わりが明らかに。物語性も充分、キャラクターの設定や描き方にも魅力を感じた。
その他の作品ではキレのあるショートショート「盗人の花嫁」と、短編小説的なアイロニーが懐かしさを感じさせる「デス山ヘル子」に、この分野での次作を期待する思い。

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紙の本猫嬢ムーム 1 (Kiss)

2016/03/24 19:42

イヌ派にとっては厳しい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これはもう、ネコ好きにはタマラナイ一冊とは思うが、イヌ派にとっては厳しいモノがある。何しろ、口絵から8ページもマチ子さんの愛猫を延々拝見しなくてはならないのだ。
「F式蘭丸」以来の大島弓子ファンで、作品はほぼ揃えており、「綿の国星」も大好きな作品ながら、「グーグー」と「サバ」だけは敬遠してきた私である。
熱烈な今日マチ子ファンを自認するものの、2巻以降を購入するかどうかは微妙なところだ。

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紙の本幻想郵便局

2015/10/26 03:08

タイトルを裏切らない世界観だけれど…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルに魅かれた。それを裏切らない世界観には面白さを感じるものの、なかなか素直に物語へ入りにくい作品だった。魅力を感じる人物が多々登場するものの、プロフィールが薄く、もう少し知りたい気がする。アイデアには魅かれるが、文章のリズムが合わないのかも知れない。

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アラフォー恋愛譚の新バージョン

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ここのところ、西炯子の代名詞的作品群とも言える“アラフォー恋愛譚”の新バージョン。今回はヒロインに女子高の同級生3人が絡む展開のようで、「放課後の国」とか「ひらひらひゅーん」を思いださせるあたりが新味か。
何を描いても、とにかく好きな作家なので、新作が出ると自動的に購入してしまうが、“アラフォー”および“不倫”関連はやや食傷気味でもある。作者自身は嫌かもしれないけれど、「三番町萩原屋の美人」のような世界観の作品が読みたいなあ。

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小野篁というキャラクター選択が秀逸

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

デビュー作の「霧こそ闇の」が衝撃的に面白かっただけに、いかにもラノベ風のタイトルやカバーで余り期待せずにページを開いた。仲町六絵、やはり侮れない作家だった。素直に面白かった。
小野篁を主人公に据えたのも、着想の幅を広げる上で優れた選択だと思える。安倍晴明ほどではないにしても、ファンは多い人物のはず。その上に斎院・時子をコンビに配する心憎いばかりの演出。歴史物語としても楽しめる。
個々の<道なし>への対応もさることながら、過去との交錯を織り込んだストーリー展開が何よりの魅力。シリーズが5巻まで続いているのも納得。早く入手せねば……。

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余り進展がなく、薄い感じ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今巻は物語に余り進展がなく、薄い感じ。ヨハンナの回顧篇も今更という感じがするし、何より次巻が最終巻って嘘でしょう?
ここまで世界を広げてきたのに、収拾付けれるんでしょうかね。出版社の事情か、読者アンケートか、はたまた作者の事情か、初期からの構想なのかは分かりようもないけれど、5巻で終わり、なんて拘らずに思い切り描いて欲しいな。

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紙の本マッチ箱日記

2016/12/14 16:23

マッチ箱に詰めた思い出が鮮やかに蘇る

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

学生時代、ささやかな旅に出掛けると、必ず宿でも喫茶店でもマッチを貰ってきた。中箱の裏に日付とその地、店で感じたことなど、記しておいたものだ。単なるマッチ箱収集にとどまらない“思い出”の集積だった。
タイトルと表紙から、そんな記憶を呼び覚まされて、久し振りに翻訳絵本を手にした。なにより絵の緻密さ、美しさに魅かれた。海外の絵本ではシルヴァスタインが好きで、単純な絵に魅かれてきたが、本書を読んで、こうした細密画のような絵本も好いものだと感じた。ストーリーは端的に言えばイタリアからのアメリカ移民家族の歴史、といったところで、アメリカ人にはともかく、今の日本の子どもにとっては……? という気もし、むしろ大人の絵本といった感が強い。ただ、親子で読めば、「ひいじいちゃん」のマッチ箱に詰めた思い・日記について語り合うことで、家族の繋がりや思い出づくり、或いは日々の暮らしの記憶を残すことの大切さを分かち合えるかもしれない。ちなみに私は本書を妻の誕生日プレゼントとして購入した。

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紙の本機巧のイヴ 2 新世界覚醒篇

2018/06/27 19:29

新たな展開へのアプローチ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作が最高に面白かっただけに、やや期待外れの感が否めない。連作短編から長編になったことでスケールは大きくなったものの、“キレ”が無くなったとでも言うか…。
物語に奥行きを与えるのに役立っている半面、冗長にも思えるエピソードが「伊武」のストーリーを薄めている気がする。前作で構築した世界観やディティールが見事すぎるだけに残念。
ただ、伏線も幾つか見られるから、続編には今作を待ち続けた以上の期待を寄せてしまう。

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紙の本あやかし行灯

2018/06/12 20:44

妖譚の色合いが濃くなってきた

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

シリーズも4冊目になり、主要登場人物の素性が徐々に明らかになってきた。それに伴い、新たなキャラクターも加わり、物語としての深みが増してきたように感じられる。
一方で、世話物的な雰囲気が好きなシリーズだったが、ここにきて“妖譚”とも言える色合いが濃くなってきた。今まで「封殺鬼」とか「のっぺら」或いは「カラクリ荘」の、何処か飄々とした明るさ漂う霜島ワールドに魅かれてきただけに、やや残念。今作では、例えが悪いかも知れないが、小野不由美の「かるかや」と「残穢」の中間的とでも言えばいいのか、一種ゾッとさせられる妖と描き方が見られる。これがシリーズのカギなのかも知れないが、そして著者が「けい」名義で描きたかった世界であるのかも知れないが、やや違和感も。決して面白くないわけでも、この手の物語が嫌いなわけでもないが、妙な淋しさを覚えた。

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