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Ottoさんさんのレビュー一覧

投稿者:Ottoさん

50 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

方法序説

電子書籍方法序説

2018/05/13 10:47

短いのですぐに読もう。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1637年に著者名なしで出版したらしい。直前に例のガリレオをローマ教会が裁判にかけ、「天文対話」を問題にしたことが影響しているのは明らか。当時の欧州の科学と宗教の対立した雰囲気を伝える逸話。
 さて、内容は、6部からなる序文。
 これでも長いと感じるならば、6部に分けることができるという書き出しから始まる。
 500頁を超える大部のわずか78頁の序文だったなんて、だれもが知っている「われ思う故に我あり」、近代思想の根本概念がこんなに短く読めるのならもっと早く読むんだった。それでも、もっと早く知りたい人は、第4部だけ読んでもよい。

第1部:有名な学校で、一通り学問を修めたが飽き足らず、「世界という書物の中で研究」するとモンテーニュの「エセー」にも通じることを書き、各地を歴訪することにした。
第2部:すべてを疑い、思考の方法として、4つの規則を決めた。
第3部:道徳(モラル)
第4部:コギト・エルゴ・スム
    真と神の存在証明をしているがこれは、デカルトの循環として批判される。
第5部:後に出版したいと考えていた「世界論」、「人間論」のさわり
    これは、身の危険を感じて出版延期することになる。
第6部:文句なく面白い。はっきり言って、バカにつける薬はない、いちいち批判に答えるのは、面倒くさいので、「世界論」の出版を自分の死後にするとなど、だれが言うだろうか。自分にはもっとやりたい実験や証明があるので批判に関わりあっている時間はないというのだ。アハハ!

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紙の本

誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義

「存在と時間」怖くて近づけない人集合

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「存在と時間」、言わずと知れたハイデガーの主著だが、難解なことでも有名である。きっと、読み始めても挫折し、本棚の一角で永遠に空間を占める状態の人が多いだろう。
本文わずか92頁で分かるのなら(分かったつもりになれるでもよい)、これほど安いことはない。社会学者の大沢真幸氏が解説を書いている(45頁もある)。そこで絶賛、哲学者ならこんな風に書けなかっただろうと。
著者の筒井康隆氏が読むのに1か月かかったと書いている。その時間をわずか92頁に圧縮した存在はまことにありがたい。

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紙の本

人類が知っていることすべての短い歴史 上

科学の教科書に推薦

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

こんな風に物理、化学、生物や歴史も教えてくれていたら、学校嫌いになることもなかったろうにと思う。
同じことを習っても、教科書に載るとつまらなくなるのか、文科省に偉い人、少しは考えてほしい。
数学者のガロアが20歳のときに決闘で死んだと若い肖像画とともに数学の教科書に載っていたのを思い出したが、それだけである。教師はガロアの短い生涯のうちに、数学的功績以外になにがあったのか無視である。ニュートンが錬金術に夢中になっていたとか、DNA二重らせんモデルのワトソン博士がノーベル賞メダルを競売にかけたとか逸話を交えて教えてくれたら、無味乾燥な科学が目の前に活きて立ち上がってくるような気がする。

「へー!」、「ふーん」一気に読める上下巻1000頁である。

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電子書籍

武士道

電子書籍武士道

2015/08/12 12:00

本の題名は誰もが知っているが、

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「武士道」
誰もが知っている題名だが、みんなが勝手にイメージで「武士道」を考えている。
この本がその根本。

明治時代、日本人が英語で日本文化を紹介した本が3冊ある。
内村鑑三の「代表的日本人」
岡倉天心の「茶の本」  そして
新渡戸稲造の「武士道」です。
日本の文化や社会に興味のある人は、どこかでこの3冊に出会うことになる。
なにしろ、あの「ラストサムライ」のトムクルーズの読んでいるというから。

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電子書籍

サピエンス全史 上下合本版

電子書籍サピエンス全史 上下合本版

2018/08/15 12:49

なぜ人類は我々サピエンスだけなのか

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大部である。文庫で2冊、電子合本版でも1000頁を越える。それでも一気に読ませる。
ホモ・サピエンスの全史、底流に流れるのは我々サピエンスだけがなぜ生き残っているのか(この本を読んでいるのは、サピエンスだけのはず?)、また今後もサピエンスだけかというものである。
高校歴史で習った猿人、原人、旧人、新人ときて傲慢にもサピエンス(賢いヒト)と名乗った。どうやら体力的に勝るクロマニヨン人、ネアンデルタール人が現生していたら宗教も哲学も違ったものになっていただろう。地球に月(衛星)が偶然にも一つであることで多くの文学が生まれたように。
何度もこれまでの先入観をひっくり返される。約7万年前の「認知革命」により、目に見えないもの、つまり虚構(例えば神)を考えることができるようになり遺伝子による束縛を脱し、1万年前の「農業革命」では、移動できないため飢餓を経験し、500年前の「科学革命」により、自らの無知(聖書には科学の真理は書いていない)を知った。
そして、やがて次の革命、シンギュラティを迎える。

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電子書籍

ルイ・ボナパルトのブリュメール18日[初版]

マルクスも困った。

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本では、ナポレオン3世という方がよく知られている。フランス革命の英雄ナポレオンの甥っ子というだけで、大統領になり皇帝になったといわれている男だ。昔、宴会で演者を冷やかす時、「よ!大統領」などとやるあれである。
本書の冒頭でカール・マルクスは、「ヘーゲルはどこかで、すべての偉大な世界史的事実と世界史的人物は二度現れる、と述べている。彼はこう付け加えるのを忘れた。一度は偉大な悲劇として、もう一度はみじめな笑劇として」、つまり、なんでこんな男が大統領になるのか、まったくコメディーだというのである。また、ナポレオン1世のみじめなパロディであると。
ブリュメールとは革命後1792年の共和暦の季節を表す月名で霧のことで10~11月ごろか、共和暦8年ブリュメール18日(1799年11月9日)にナポレオンがクーデタで独裁者になった。
文章は、1848年2月革命から順を追って書かれるが、革命前後の出来事や人物についての知識が無ければ読みにくい。詳細な訳注があるが、電子版ではタップで飛んで行かないので紙版で読むほうが良い。

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紙の本

中空構造日本の深層

紙の本中空構造日本の深層

2018/05/13 10:44

現在の言い知れぬ「不安」を分析する

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本的中空構造:他を排除しない(中心が空)、責任者がいない、空⇒無になると弱い、中心になる男性性が弱い。それを不完全な「父性」(つまり父性は合理性(責任)につながるが、西洋では、合理性から「科学の知」につながった)で説明する。対立する概念が「母性」(中心の喪失、連帯、「神話の知」)である。中空の外縁部で均衡していると説明するのだ。
 もう一度整理すると、
 「父性原理」⇒切断する→個人主義、我の確立。子供をよい子、悪い子に分断、鍛える。
 「母性原理」⇒包含する、全てを包み込む。子供を没個性的に平等化する。「永遠の少年型」社会(母性原理を家族から社会に拡大したことで、明治以来、近代化できた)にその特徴を見る。

 20世紀に書かれた本だが、現在のいいしれぬ不安や原発事故でだれも責任をとらないことを予言している。現在的な本である。

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電子書籍

ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書

双方向からの視点が必要だ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大河ドラマ「八重の桜」でテーマだった明治維新に朝敵とされた会津藩の側、会津藩士の子からの記録である。
 ある日突然、都で朝廷を守護していたはずの会津藩が朝敵に!
 訳のわからないまま攻められ、城は落城し、父、兄は行方不明、母、妹たちは自害し焼け跡で幼い柴五郎が骨を拾った。その後柴五郎は、各地を放浪、学僕、下男、馬丁など当時の武士の子として考えられない苦労の末、陸軍幼年生徒隊に入学し、後年、陸軍大将にまで昇進する。そして日本の敗戦を予想しながら昭和20年12月に亡くなった。その柴五郎の控えめな記録である。
 維新の裏面史が見直される時期になった。
 なお、体が弱く城に入らなかったすぐ上の兄は、明治の政治小説「佳人之奇遇」の作者、東海散士=柴四郎である。

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電子書籍

【期間限定価格】大学・中庸 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

四書・五経とは

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

四書:論語、孟子、大学、中庸
五経:易経、書経、詩経、礼記、春秋左氏伝
ある程度年齢を重ねていくと古典とか教養に興味がわいてくる。大河や時代劇を見ていると江戸時代のインテリはみんな四書・五経を素養として持っているらしい。寺子屋の教科書も大学、あの二宮尊徳がながら読みしているのも大学と知ると何が書いてあるのか知りたくなる。とは言っても漢文の素養が有るわけなし。そこでビギナーズクラシック。
三綱領
「明明徳」:高校野球の名門はここから名前を取ったのか。
「新民」:民を新たにする。治世の極意。
「止至善」:究極の善の状態に止まる。
そして朱子が唱えた八条目:三綱領を実現するための行動内容
「格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下」
誠意のところの解説に
「小人閑居して不善を為し、至らざる所なし」というのが出てくる。暇人はろくなことをしないということ?電子書籍だし、暇な小人である私はこれからも何度も読み返そう!

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紙の本

定家明月記私抄

紙の本定家明月記私抄

2016/01/17 12:59

百人一首の編集者の日記

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読み始めのきっかけは、明月記に1054年の超新星の記録が書いてあるとのことだったので、読み始めたが、陰陽師からの伝聞だそうで、本書にその記述はない。ただ続編の後半、寛喜二年(1230年)記に別の客星の記述が出てくる。他にもう一つ超新星の記述があるそうで一つの文献に3回も出てくるのは明月記だけで、天文学的には非常に貴重な記録だそうだ。

原文は漢文なので私抄はたすかる。やはり男の日記は漢文で書くのが常道なのでしょう。和歌の家なので仮名でもよかったのではと思うけれども。

平安末期から鎌倉初期まで藤原家一族といえども、経済的な困窮し見栄を張るにも苦労する様子や、和歌で交流のあった源実朝、後鳥羽院の暗殺や島流し、親鸞の娘と息子の結婚など激動の時代を、政治にわれ関せずの姿勢で綴る。
高校の日本史もこんな感じで授業してほしかったな。

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紙の本

破獄 改版

紙の本破獄 改版

2015/09/27 19:52

網走番外地の1番地

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

網走刑務所から脱獄した男が本当にいた。
ドキュメンタリーの名手、吉村昭による渾身の作品
脱獄を阻止しようとする刑務所側、看守とそれをあざ笑うように脱獄してしまう主人公。
人間的に扱われた時には、脱獄せず、人権を奪われた囚人、脱獄犯として悪意に扱われた時に、想像を絶する方法でやり遂げる。自分を担当した看守の成績に×をつけるために。
彼にとっての牢屋とは、鉄格子ではなく人の思いやりや愛情である。

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紙の本

ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在

表現できない怒り

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表現できない怒り、自分がなにができるか分からない失望感。
いったい、中国共産党は何をしているのか。ナチスが行った民族浄化と同じではないか。もはや中国統治に正当性のない中国共産党に、南京で30万人が殺されたとありもしないことを言い立てて、過去の日本軍を非難する資格はない。
いずれ習近平は、ヒットラーやスターリンと並ぶ大量殺人をした人物として記憶されるだろう。

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紙の本

望郷の歌 改版

紙の本望郷の歌 改版

2018/09/29 13:48

ある明治人の手記 続編3

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明治以降にこの国が進んできた道を辿り、どこで失敗したのか、なぜ軍は暴走してしまったのかを知り、周辺の国から近現代の歴史認識について押し付けられるのではなく、反省すべきは反省し(謝罪ではない)、戦後70年を経過し政治や社会が疲弊しないうちに、今の国のあり方に生かしたい。
その意味で、明治維新、日清、日露、大正までの石光真人氏の以下の5冊は有用
1「ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書」
2「石光真清の手記 城下の人」
3「石光真清の手記2 曠野の花」
4「石光真清の手記3 望郷の歌」
5「石光真清の手記4 誰のために」
「望郷の歌」では、前半は日露戦争従軍記であるが、主人公の諜報活動で収集された情報がどれほど作戦に生かされたのかほとんど分からない。後半は、数々の事業に失敗し、日本に帰ってきて三等郵便局長として静かな日々を送る姿が描かれる。
それにしても、日露戦争後、軍隊組織は巨大になり、もはや官僚組織化して、機能的な動きができなくなって、諜報活動で実績のある石光元大尉を使いこなせない。インテリジェンスに対する軽視、無理解はすでに始まっている。士官学校においても戦術学はあっても防諜、情報操作についての教科はなかったことが、後のノモンハンやガダルカナルの失敗の本質ではないか。

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紙の本

誰のために 改版

紙の本誰のために 改版

2018/08/20 22:38

シベリア出兵 日本の迷路

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明治以降にこの国が進んできた道を辿り、どこで失敗したのか、なぜ軍は暴走してしまったのかを知り、周辺の国から近現代の歴史認識について押し付けられるのではなく、反省すべきは反省し(謝罪ではない)、戦後70年を経過し政治や社会が疲弊しないうちに、今の国のあり方に生かしたい。
その意味で、明治維新、日清、日露、大正までの石光真人氏の以下の5冊は有用
1「ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書」
2「石光真清の手記 城下の人」
3「石光真清の手記2 曠野の花」
4「石光真清の手記3 望郷の歌」
5「石光真清の手記4 誰のために」
「誰のために」では、日露戦争後、再びブラゴベシチェンスクに赴く。このような奥地にも日本人が数百人在留していてたくましくも商売をしていた。第1次世界大戦中にレーニンなどによるロシア革命が起こり、連合国によるシベリア出兵までの沿海州の動静が描かれる。
 ここですでに、日本陸軍の方針がはっきりしないままの動きが失敗を重ねる。方針が決まらなければ、将兵への行動も徹底しない典型だろう。
 諜報活動によって得た情報の軽視もさることながら、軍の大局観のない緩慢な動き、軍部の外交をさせてしまったことの失敗、大東亜戦争での敗戦の芽がすでにここにある。

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電子書籍

曠野の花 新編・石光真清の手記(二)義和団事件

ある明治人の手記 続編

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明治以降にこの国が進んできた道を辿り、どこで失敗したのか、なぜ軍は暴走してしまったのかを知り、周辺の国から近現代の歴史認識について押し付けられるのではなく、反省すべきは反省し(謝罪ではない)、戦後70年を経過し政治や社会が疲弊しないうちに、今の国のあり方に生かしたい。
その意味で、明治維新、日清、日露、大正までの石光真人氏の以下の5冊は有用
1「ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書」
2「石光真清の手記 城下の人」
3「石光真清の手記2 曠野の花」
4「石光真清の手記3 望郷の歌」
5「石光真清の手記4 誰のために」

「曠野の花」は、清国の元である満州族を中心とした馬賊の頭とその日本人妻、南下政策で鉄道、港の権益を狙う大国ロシアと馬賊よりも残虐なコサック、どちらの味方か分からずいつでも裏切りそうな韓国人(今も同じ?)、食いあぶれて流れてきた日本人が次々現れ、洗濯屋ついで写真館を隠れ蓑にロシア軍の情勢を探っていく、スパイ小説としてもっとも面白い。
それにしても、1900年7月のロシア軍によるブラゴヴェチェンスクの虐殺事件について、日本人はなにも知らない。中国共産党政府は、南京事件を騒ぐより、少なくとも記念館ぐらい立てて、記憶が薄れないようにしてほしい。

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