高山さんのレビュー一覧
投稿者:高山
夢三夜
2017/08/08 22:44
読後感想
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おりょうの初めての里帰りの際、おりょうの兄と鉢合わせる。後日小藤次が襲われるが兄の指図であった。権力欲の塊で、素行の悪い兄は既に婿養子先で破綻していた。北村家に舞い戻ろうとの魂胆が明白で、二度目の刺客が負けそうなると雇った刺客を自ら弓で射殺した。北村家当主はやむなく子を刺し殺す。小藤次は町奉行と老中青山に根回しし病死で届ける事とした。兼ねてから約束していた久慈屋の勘右エ門との伊勢参りを前に課題が解決した。
検察側の罪人 上
2017/05/30 17:32
検察側の罪人(上)
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雫井ミステリーシリーズの最新文庫版です。因縁の松倉の名を蒲田老夫婦刺殺事件の重要参考人リストの中に見つけた最上検事が犯人と決めつけて捜査を進めていく。最上を心酔する沖野検事は厳しく松倉を尋問するが、やがて最上のやり方に疑問を持つようになる。検事の対立の結末やいかに。
夏の雪
2018/09/05 11:33
花火
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上様のお召しで江戸城に上がり、機転を利かせて紙吹雪の業を披露する。家斉は大喜び。同席の大名も喜び、酒が届けられる。駿太郎の乳母で世話になった関係から花火職人親子にお節介をする。届いた酒を換金し花火50発を依頼する。同じ時期に義兄弟の市川団十郎の悩みを聞き、美人局の悪役人を始末する。花火職人の親の死期に間に合わせ技術の伝承が出来、花火大会は成功裡に終わる。
船参宮
2017/08/22 09:23
船参宮を読んで
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お鑓拝借などの激しいチャンバラ場面はこのところ影を潜めているが、息子の駿太郎の成長が著しい。久慈屋に同行しての伊勢参りの間、ボランティアで小藤次の明けた研ぎ仕事をこなす姿が頼もしい。小藤次の方では大井川での長期の川どめの間に島田の分限者紋屋を悪党から救い島田の悪党を雲助達と協力して一掃してしまう。この悪党達に絡んでいた巫女のすさめだけが逃げ延びる。すさめとは伊勢で決着をつけ伊勢の神官たちの信頼を勝ち取る。痛快さは健在であった。
検察側の罪人 下
2017/06/15 09:51
検察側の罪人 下
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最上検察官は夫婦殺しの真犯人を山麓の別荘脇で射殺し、その罪を学生時代に下宿していた寮の管理人の娘を殺した松倉に負わせる工作を実施している。後輩の沖野検察官が不審に思い、追及する中で検察官を辞職し、松倉の弁護士と協力して真相を解明していく。別荘の住人が薬莢を発見したのを契機に最上の殺人が解明され、最上は逮捕される。松倉は時効になった管理人の娘殺しを自供していたが、最上の逮捕後釈放されると同時に自供を撤回した。ここで沖野が無常さを感じて物語が終わる。
声なき蟬 書き下ろし長編時代小説 下
2017/03/29 10:13
声なき蝉下を読んで
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上の書き出しでは空也は薩摩で死んだとの衝撃で始まった。薩摩国境での死闘の末、滝つぼに落下して以降の数奇な物語が進行する。薩摩藩江戸屋敷の御側御用人渋谷重兼と孫娘眉月に流木に引っかかっていたところを救出され、生きるのは絶望視されていたのも拘わらず、眉月の献身的な介護により命を長らえる。その後重兼の配慮で
薩摩内で野太刀流を学び、薩摩から脱出の際念願の薩摩示現流の剣士との真剣勝負に勝ち、剣術修行を続ける。空也の3回忌を準備していた江戸の磐音宛に重兼より薩摩での経緯や生きて脱出した旨の書状が届き、一同驚きの中で話が終わる。
大晦り
2017/03/29 10:02
大晦りを読んで
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前半は火事のどさくさに紛れて料理茶屋よもぎの娘おそのが行方不明になる。この救出劇に息子の駿太郎がクロスケと共に活躍する。拉致現場を見つけ出し、無事娘が解放される。後半は壺振りのおくめが悪徳旗本板倉家の殿様にからんだ勝負に小藤次の願いで負けを請け負い、安物のめし茶碗と思われる瀬戸物と多額の借財プラス5百両と交換する。この茶碗とんでもない名器であることがおりょうの親の見込みで予め予測されていた。実物は3千両でも買えない名器であったとの落ちで終わる。
お断り
2017/01/17 13:42
感想
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久しぶりに鎌倉河岸の続編を読んでの感想です。
冒頭部は豊島屋の息子が京都西陣の娘と結婚する話で古参連中が京都へ出向く話が続いてどんな展開になるのか心配でした。
高価な小物が続けざまに盗まれる事件と辻斬り事件の話に移って俄然捕り物らしい
展開が始まり面白くなってきた。
武家上がりの札差に仕組まれた破産と自殺した2代目。二代目と兄弟の剣術家へ
養子に行った剣士が絡んで話が面白くなってくる。詳しくはお愉しみに。
柳に風
2016/10/24 18:28
ひさびさの小藤次
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酔いどれ小藤次の柳に風が久々に発刊された。ほぼ同時にらくだも発刊された。道場に借りていた寺の住職の息子が作った借金に絡んで騒ぎに巻き込まれる。江戸の凶悪強盗団の一味が望外川荘を襲って来た。賊を小藤次の弟子と駿太郎が倒し一見落着。
奪還の日
2017/06/30 23:58
奪還の日
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一ノ瀬は春山と殺人犯の身柄受け取りの為、福島に出張した。福島には同期の城田が警視庁から移動していた。被疑者を駅まで護送する途中で襲撃を受け、犯人を取り逃がして話が展開する。被疑者の恋人美羽が人質に取られ部屋に閉じ込められていたが、救出と共に事件が解決に進む。
嫁入り
2017/05/29 15:33
鎌倉河岸 嫁入り
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豊島屋の現当主十右衛門が京都から嫁をとり話が纏まり、京都から20人弱の仮祝言に向けた一行が江戸に向かう中で周辺で発生するトラブルを展開している。最初は本題とは関係ない女剣士永塚小夜にまつわる話。次いで嫁取張本人の女遊びにまつわるトラブルで限られた時間の中で政次が気をきかせて未然にトラブル防止の手を打つも、仮祝言前日に十右衛門が美人局グループにかどわかされ、深夜に解放され嫁に経緯を話すはめになる予想だにしない展開が続く。次いで江戸から京での祝言に参加する大人数を含めた移動の足に船を利用する前例のない話が具体化していく。
零れた明日
2018/09/27 11:05
刑事もの
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一ノ瀬シリーズに大友鉄がちらっと演劇がらみで登場する。警察内部の出世を睨んだ心理戦が面白い。上昇志向の強い大城に反感を持つ拓真は音楽事務所所属の女性の殺人事件の捜査方針に対し疑問を持つ。ストーカーによる殺人との方針に反するストーカーのアリバイ確定に奔走し、捜査本部内部を二分してしまう。結局拓真が最初に疑問を持った女性問題が殺人の根底にあり音楽事務所社長が犯人であることにたどり着く。
闇の叫び
2018/09/21 20:48
闇の叫び
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傷害事件が発生し大友鉄が元PTAの主婦から相談を受けることから話は始まる。2件目が発生し大友は刑事事件の応援に加わる。10年前の類似事件との関連を疑い、一人の教師にたどり着く。調べるうちに父親からの暴力を受け、妹も同様で、計画的に家から逃げ出し、妹の面倒もみてきた過去が浮かんで来る。背景に母親の早世があり、自分の家庭と対比しはじめ感情移入が激しくなる。結果、教師は妹の自殺を契機に父親を殺し学校で家庭内暴力を加えている親に鉄槌を次々と下していたことがわかる。
異郷のぞみし 書き下ろし長編時代小説
2018/09/14 15:05
空也5巻は居眠り磐音続編
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空也は五島列島から対馬に移動した。眉月の祖国高麗を見たいためであった。そこで幕府密偵の寅吉に出会い、麻薬の抜けに事件に巻き込まれ高麗剣士を倒し薩摩示現流酒匂一派に加え二つの集団から追われる状況に追い込まれた。高麗剣士のボスである李智幹と戦い倒すも、残党から弩で狙われ傷を負うが、修行を一緒にした李の息子に救われた。磐音の尚武館では師範代の神原に婚姻が纏まり、霧子の懐妊がわかり明るい話題に包まれていた。
