Chocolatさんのレビュー一覧
投稿者:Chocolat
2020/01/16 02:06
実録です
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タイトルから勝手に小説かと勘違い
しかし、当たり!でした
20世紀初頭のイギリス、筆者ローズは、労働者階級の娘
望みは、貴族の奥様か、令嬢のお付きメイド
キャリアも積んで、仕事に自信を持った矢先、イギリス初の女性下院議員、アスター子爵夫人に出会います
「奥様には、優しさというものがなく、気まぐれで、意地悪を楽しむ方」とは、本人の弁
しかし、数々の試練を乗り越え、いつか「私に我慢できるのはローズしかいないし、ローズに我慢出来るのは私しかいない」と、奥様に言わせる程のベストメイトとなっていく、身分差がありながらも心は平等と、2人の丁々発止のやり取りが笑えます
これは、希少となった、貴族社会と、使用人の世界を知る資料でもあり、誇りを持って働くこと、幸せな一生とは?など、様々なことを考えさせられた作品で、2人の長い年月は、読み応えがありますが、読んで良かったと思えた作品です
紙の本文庫解説ワンダーランド
2017/05/31 00:12
相変わらずパワフル
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彼女の読書に対する、粘着質とも言えそうな情熱に触れると、自分も元気になれる気がする
作品に対して、バッサバッサと切り捨てるいつもの語り口も面白いけれど、今回は、ちょっと昔の作品も含め、文庫本の解説を解体するという切り口で、あの人がこんなところに書いていたのか!などという驚きや、様々な面白解説が紹介され、クスクス笑い、時々爆笑で堪能
今までも解説は読んでいたけれど、これからは、もっと粘着視点で楽しみたい
2017/05/28 22:53
ちょっとない良い本です
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子ども時代や、故郷の思い出を描いたエッセイは数々あれど、作品の価値を決めるのは、やはり、作者の感性なのだと実感
割と若い年齢の時から、年長者の思い出話を聞くのが好きだったという事からも、細かい部分がしっかりした形になっているし、その思い出から生まれる作者の学びや感想が個性的で、成程ねぇ、、と、うなせられました
紙の本ふるぎぬや紋様帳 2 (FLOWER COMICS SPECIAL)
2016/11/27 01:23
妖怪もの
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だんだん、そうなって来た
とは、作者の言葉ですが、ちゃんと、着物の話だし、その方が面白いと思いますけど
自分も箪笥の肥やしがいっぱいだけど、ふるぎぬ屋さんみたいなお店なら行ってみたいわ~
紙の本白夜の爺スナイパー
2016/11/27 01:15
コメディではありません
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自分も騙されました
ちょっと、この邦題はどうかと思ったけれど、良い作品だったので、まあ、いいかなと…
ジャンルで言ったら、ハードボイルド?でしょうか…とにかく、好みの違う方には厳しい内容かと
途中、主人公(爺82歳)の回想録が、やたら多いですが、そこが肝心なところで、ストーリーを追って楽しむ作品じゃないので念のため
読後、久しぶりに涙がこぼれました
物語で泣くのは、結構、気持ちの良いものです
2016/11/19 23:46
とにかくキレイ!
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映画「君の名は。」の画像の美しさをもっとじっくり堪能したいと買いました。
劇場では、そのストーリーにも圧倒され、映像も奇麗だったのは記憶にあったけれど、やはり、あっという間なので…
紙の本ハロルド・フライを待ちながら クウィーニー・ヘネシーの愛の歌
2016/10/05 00:52
こっちが好き
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作者の前作「ハロルド・フライの思いがけない巡礼の旅」で、イングランドの南から北の端まで1000キロの旅をしたハロルドの物語とは反対に、彼を待っている、クウィーニー・ヘネシー側の物語
こちらは、ただ待つしかないのだけれど、やはり、イライラしたり、不安になったり、喜びだったり…読んでる方も辛かったけれど、「待つ」って、練習や学びが必要なようですね
人生の時間切れを意識しながらも、「死ぬまで生き続ける」ことを忘れないホスピスのメンバーたちの生の輝きや、自分の過去と真正面から向き合おうとする、クウィーニー勇気に感動
余韻をじっくり味わえる作品でした
紙の本猫川柳 週めくり
2016/09/29 22:34
週に一度の笑いに
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毎年買ってます。
似たようなのもあるけれど、とにかく、これの川柳が一番面白い!
猫を飼ってる人なら、納得の猫心に思わずにやり
紙の本花野
2016/09/23 22:58
人生の秋に
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女の人生の秋って、何歳から何歳まで?
なんて決められないだろうけど、案外、長いような気も…人生の春、つまり思春期も大変だけど、秋もまた…と、とにかく季節の変わり目は大変なんだな~と、実感させられる作品です
ちょっと不思議なオバサン登場
紙の本プリズンホテル 4 春
2016/09/23 18:35
最終巻
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夏から始まったシリーズ最終巻です。
浪花節的「泣かせ」が、嫌いな自分ですが、この作品、「泣かせ」がかなり濃い目なのに、いろんな泣かせが、突き抜けていて、反対に、楽しく笑いながら最後まで読めました。
紙の本猫ピッチャー 5
2016/09/23 18:04
ますます可愛い!
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猫がプロ野球のピッチャーをやっているという無理やりの設定も5巻まで来ましたか~と、感無量ですww 適当だった他球団の様子も詳しくなってきて、これからも巻数を重ねて欲しいです
2016/09/20 00:37
人類の秘密がいっぱいの科学読み物
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認知・進化人類学者のロビン・ダンパー氏のエッセイ集
きちんと認識できる仲間は、150人(ダンパー指数)を踏まえながらも、話題があちこちに展開するので、少々まとまり感はないけれど、科学系の読み物としては、かなり面白いです
2016/09/11 01:55
自分はどう生きたいのか?
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「都市の実り」は、実に豊富で、情報収集や、ちょっと工夫すれば手に入らない物はないのだということが分かりました。
中には、エアコンやテレビを使用している人などもいて…
でも、より多くを望むとしたら、ホームレスだからこその利点がなくなります
つまり、まず、自分には何が必要なのか?という所をゼロから考えてみるいい機会かも知れません
紙の本新参者
2016/09/09 23:21
この加賀さんも魅力的
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加賀恭一郎シリーズの中でも、ちょっと雰囲気の違う主人公が楽しめる一冊
所轄が変わり赴任してきたばかりという設定で想像されるのは、風当たりの強さや疎外感に悩む主人公?なんてことはなく、やはり加賀さん!今回も見事な切れ味でした
2015/12/06 02:18
2年半ぶり!
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単行本でしか読んでなかったので、もう連載終わったんだと思ってたら、2年半ぶりって…待たせ過ぎ!とも思ったけれど、まあ、とにかく新刊が読めて嬉しかったです。
よつばちゃん、相変わらず可愛いし、最強だし、しかも、微妙に絵がレベルアップしてるような…?次も楽しみに待ってます