たけさんのレビュー一覧
投稿者:たけ
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紙の本英文法は役に立つ! 英語をもっと深く知りたい人のために
2015/09/08 11:05
私が言いたかったことをまとめてくれた
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英語教育は、ここ十年来、「英会話」重視=「英文法」軽視の方向に向かっており、英語教育を担当する一人として大きな危機感を持っていた。英語を外国語として学ぶとき、英文法や英語構文の学習が必須であることは、私は故伊藤和夫先生から学んだので、先生の手法を自らの教室で実践をしてきたが、筆者の受験英語擁護論とぴったりと考え方が一致する。改めて自らの考え方が正しかったことが証明されたと感じた。筆者が紹介する参考文献も読み進みたいと思う。
紙の本奴隷のしつけ方
2015/10/17 00:18
内容最高、読みにくさも最高
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内容は非常に刺激的で面白い。今まで知らなかったことも多く書かれており良書であることは間違いなしです。ただし、読みにくい!とあるローマ時代の貴族が語るという設定で書かれているのですが、私には非常に読みにくいものでした。内容だけを粛々と記述した方が良かったのではないかと感じます。
紙の本市場は物理法則で動く 経済学は物理学によってどう生まれ変わるのか?
2015/11/23 10:45
反証としては充分。しかし、そろそろ経済学の一般理論を提示すべきでは?
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マーク・ブキャナン、マンデルブロ、日本では高安秀樹等により研究されている経済物理学に関する本である。物理学・数学を専門とする優秀な学者による新古典派経済学批判には、大いに期待し、その動向を見守っているところである。本書に関しても、例えばデリバティブが個々の経済主体にとってリスク低減となり得ても、行き過ぎると経済全体のシステムを不安定化させる等々、個々の指摘は新古典派経済学に対する反証として充分である。しかしながら、何か物足りない読後感があるのは、ひとえに経済物理学としての「経済学の一般理論」が提示されていないことによる。彼らが現在提示できているのは、ディーラーモデルに代表されるような個々のマーケットにおける理論だけである。我々が求めているもの、そして経済物理学者を自認する者たちが提示すべきものは、物理学を利用した「マクロ経済学」の「体系化された一般理論」なのである。高安先生、同じような本を連発するのではなく、そろそろご自身なりのマクロ経済学を体系化された本を出版してください。これ以上、反証ばかりを積み上げても、飽きてしまいます。
2015/10/17 00:11
読んで損はないですが、今一つという感じ
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タワーマンションの問題点を本格的に取り上げたという点では本書の価値は充分にあると思われます。ただ、「では、どのようにしたらよいのか?」「2020年に大崩壊した後に現れる世界はどのようなものか」についての答えはなく、物足りない感じがしました。中国人が所有者になった場合には、言語問題も含めて、理事会で、厄介な問題が起きますよ、と、書かれていますが、当たり前の話で、プロとしての斬新な指摘は見られません。読んで損はないのですが、今一つという感じです。
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