bugさんのレビュー一覧
投稿者:bug
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紙の本十一月の扉
2016/11/07 14:30
素敵な物語
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福音館書店から新装版が発売されました。まず装丁が、息を呑むほど美しいです。
表紙絵は高楼方子さんのお姉さんの千葉史子さんで、中の挿絵は高楼方子さんご本人が描かれています。
どちらもイメージぴったりで素敵です。
中学2年生という女の子にとっては特に複雑な時期、この十一月荘で過ごした2ヶ月は、爽子にとって特別なものになりました。
爽子が書く「ドードー森」のお話は、高楼方子さんが学生時代に大学のレポートとして提出した物語だそうです。これが高楼方子さんが作家としてスタートするきっかけになったと思うと、感慨深いです。
紙の本ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー The Real British Secondary School Days 2
2022/08/21 14:54
前作同様とてもいい
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とても読みやすく、内容が濃いです。思春期の男の子がここまで、社会のこと、人種問題のこと、政治のことなど、深く考えていることに感心しました。
2016/10/25 00:24
「まあちゃん」シリーズ最高傑作
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いろんな色のポケットのついたエプロンを作ってもらったまあちゃん、それぞれの色のハンカチを入れて、喜んでピクニックに出かけますが、気づかないうちに途中で動物たちにまんまとハンカチを盗られて・・・。
いつもにこにこ陽気なまあちゃんととぼけた動物たちの楽しいお話、そして細部まで眺めると発見がいっぱいの絵。子どもたちの方が「絵を読む」のが上手です。あちこち指差して教えてくれることでしょう。
紙の本記憶の小瓶
2022/12/08 19:26
自分の記憶が呼び覚まされる
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絵本や児童書でおなじみの「たかどのほうこ」さんが、ご自身の子どもの頃の思い出を綴ったエッセイです。
どれも興味深い話ですし、あとがきにあるように、これを読んでいると自分自身の子どもの頃のことが次々と思い出されるから不思議です。とても懐かしい気持ちになりました。
2022/12/08 19:21
小学生にはおすすめ
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小学校で習う漢字すべてについて、カラーで筆順や意味、使い方の例など詳しく載っています。
漢字クイズもついていて、読み物としても楽しいですし、自主勉強に使うにも最適です。
おすすめです。
紙の本かがみの孤城
2022/12/05 12:32
最高です
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一気読みしてしまいました。私が辻村深月さんにハマったきっかけになった本です。
おもしろくて、感動して、心に残ります。はじめは、よくある不登校の話かと思っていたら、突然ファンタジーのようになりました。でも、それがまったく不自然ではなく、ファンタジーが苦手の人にも抵抗なく読めると思います。
実際に不登校の子どもたちにも支持されている作品ということなので、それもすごいと思います。こんな鏡があったらいいなあ。
紙の本字のないはがき
2022/08/21 15:00
おすすめ!
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向田邦子さんの原作は中学の教科書にのっています。これは、絵本にしたものですが、文も絵もほんとに素晴らしい!
2022/08/21 14:45
大興奮
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見慣れた野菜も、こうしてよく見ると発見がありますね。
小学校の読み聞かせでは、子どもたちは必死になって当てようとして大興奮でした。
なかなか難しいのもあるんですよ!
紙の本トムと3時の小人
2022/08/21 14:42
なんて素敵なおはなし!
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さすが、たかどのほうこさん。夢のある、かわいいお話です。
主人公の男の子が見つけた不思議な本を私達読者も一緒に読むところは、本の中の本みたいなのを装丁になっていて、ワクワクします。
読み終わったあとも、しばらくぼぅっと余韻にひたっていました。
紙の本カニツンツン
2017/10/13 11:30
とにかく楽しい
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長年読み聞かせに使っています。初めは月刊誌で読んでいたのですが、ぼろぼろになってしまったので、単行本で新たに買いました。
呪文のような言葉と不思議な絵が子どもたちをひきつけます。主人公と思われるカニみたいな絵が毎ページ出てきて「ツンツン」などとあるので、そこを強調して読むと子どもたちは笑ってくれます。
ゆっくり言葉を噛み締めて絵をじっくり見ながら読むのもいいし、頑張って早口で読むのも楽しいです。
紙の本つづきの図書館
2016/06/27 12:58
心温まるファンタジー
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絵本の登場人物が、読者だった子どもたちの続きを知りたくて絵本から出てきてしまう…。
主人公が40代の女性だというのがおもしろい。裸の王様やアマノジャクなど絵本の登場人物が出てくるので子どもも楽しめると思うが、このお話自体は子ども向けというより、大人が読んでじーんと来るものだと思う。
奇想天外で、おもしろくて、心が温かくなる話。最後の最後には突然涙が出てきてしまった。
図書館で借りて読んだのに、結局購入してしまった。
紙の本泥かぶら
2015/11/01 22:11
感動もの
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お芝居を元に絵本にしたものですが、絵本ならではの工夫もされており、これはこれで完成度が非常に高いです。
初めて読んだとき、途中で涙が溢れて読めなくなりました。
大人が読んでも心洗われる、素晴らしい本です。
紙の本老人たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春…他人事ではない長寿社会のリアル
2016/05/30 11:22
怖い
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夢中で一気読みした。万引き、ストーカー、暴行・DV、売春、ホームレス、孤立死、生き地獄化する余生――どの章も生々しくてゾッとした。
皆が皆そうではないのはわかっているが、怖い。そして、こんな風に人生の最後を迎えたくはない。
特に、この取材をしたことで新郷由起さん自身が3人もの高齢男性からストーカー被害を受けたという話は、リアルですごかった。
紙の本何者
2015/09/07 13:36
負のオーラ
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すごくおもしろくて、一気読み。
5人の主要人物(就活生)のうち、コータロー以外は皆、負のオーラを放っている。友達のふりをしながら、心の中では相手を馬鹿にしている。それなら一緒にいなければいいのに。多分、相手を見下すことによってしか自尊心を保てないのだろう。
そして、挙句の果てに、相手がそのように自分を馬鹿にしている、と直接ぶつけて非難する。自分だって同じことをしているのに。
それにしても、そういう醜い自分の本音(友達の悪口)を、インターネット上に放出するというのは信じられない。日記にでも書いて引き出しにしまっておけばいいのに。
2022/12/05 12:35
こんなにうまく行けばいいけど
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引きこもりを無理やり外に連れ出して虐待(?)するNPOがニュースになったりしますが、これはそんな荒業ではなく、優しい方法で社会復帰させる話。
ちょっと現実離れした展開で、途中からこれはありえないな、と思ってしまいました。
こんなに短期間でうまくいくのか、その後(この女の子に執着するなど)問題は起こらないのか、疑問です。
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