センター長さんのレビュー一覧
投稿者:センター長
2017/02/08 11:37
博覧強記
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著者の博覧強記ぶりに驚きを禁じ得ない。これだけの幅広いテーマを扱っておきながら、そのテーマのすべてにおいて奥が深い議論を展開している。近い将来、きっと日本を代表する知識人となっているのではなかろうか。内容的にも現在の20代30代は必読に値すると思う。繰り返し、この本を読むことで、自身の将来形成に大きな気づきがあるはずである。
なお、些細な点で恐縮だが、一つ注文をつけるとすれば、299頁に「リベラル・アーツ・カレッジ全米ランキング」第2位「アマースト大学」の著名な卒業生として、著者は「内村鑑三」の名前だけを掲載しているが、アメリカ第30代大統領のカルビン・クーリッジや日本初の学士である「新島襄(同志社創設者)」の名もあげるべきであろう。
紙の本困難にも感謝する
2017/01/31 22:47
ここまでの人格者はいない
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「凡事徹底」に続き、著者鍵山氏の人格のすばらしさにふれることができた。なかなか、ここまでの人格者はいないだろう。世の中すべての人が、鍵山氏のような人格の持ち主であればいうことはない。
紙の本自分を鍛える! 「知的トレーニング」生活の方法 新装新版
2017/01/31 22:38
何度でも読みたい本
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まさに「自分を鍛える」本である。古今東西を問わず、語り継がれてきた知恵がコンパクトにまとめられている。何度でも読みたい本である。
紙の本みんなの道徳解体新書
2017/01/30 18:21
なるほどと思わせる筆致
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現在の道徳教育について多少関心があるので、手に取ってみた。日本の道徳についての造詣が深く、とても外国人の著者(本当は日本人で某大学教授という説があるらしいが)が書ける本ではないと思った。なるほどと思わせる筆致で論が進められていき、読了後は実に爽快な気分を味わうことができた。
2017/01/30 18:15
感動しました
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コンシェルジュと呼ばれる職業の奥の深さに感動しました。何もそこまでやらなくても、というレベルの仕事と日々向き合っておられる著者に拍手です。
2017/01/30 18:10
よくある話でした
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弁護士としてすばらしい活躍をされている著者の考え方が知りたくて読んでみたのですが、残念ながら、さして目新しい話はなく、少々期待外れでした。
紙の本一生食べていくのに困らない総務の仕事力 柔軟な思考と客観的な視点を磨く50の方法
2017/01/30 18:06
すばらしい本です
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ビジネス書の中でも総務分野を扱った本は極めて少ない。しかも、総務の仕事の紹介や手続についての解説本がほとんどで、本書のように「仕事としての総務」業務にどう向き合うかという視点で書かれたものはこれまで存在していなかった。総務パーソンにとってはすばらしい本だと思います。
紙の本戦間期国際政治史
2016/02/28 17:16
講義の副教材として
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大学で国際政治を学び、非常に興味を持ちました。特に、第一次大戦以降の国際政治の動向について、講義の内容をさらに深めたいと考え、適当な副教材を探していたところ、この本に出会いました。内容は期待どおりのレベルで、知的好奇心を十分に満足させてもらいました。今後もこのような古典的名著が廉価で入手できるように出版社の方には頑張っていただきたいと思いました。
2016/02/22 00:29
「速読」の定義が変わりました
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この本でも紹介されているように、私自身もこれまで何度か「速読」に挑戦し、ことごとく失敗を重ねてきました。とりわけ、自分の場合は、法律書や哲学書が読書の主なターゲットとなっているため、どうしても「速読」にはなじめないところがありました。ところが、本書では、「高徳大量回転」という方法こそが、本当の意味での「速読」だと説いています。これまで速読とは可能な限り素早く、一度目を通すだけで本の内容が理解できるものと思い込んでいたのですが、本書は、その思い込みを根底から覆してくれました。まさに、「速読」の定義が変わった瞬間でした。
2016/02/13 16:48
よくまとまっているが、・・・
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学習塾経営に何が必要かを知りたくて手に取りました。さまざまなアプローチで学習塾をうまく経営するためのノウハウに迫っていて、よくまとまっていると思いましたが、もう少し突っ込んだ展開がほしかったと思います。著者はご自身の経験をもとにこの本を書かれているのだと思いますので、次回作は、ポイントを絞って、さらに深い視点でノウハウを語っていただきたいと思いました。
紙の本学ぶとはどういうことか
2016/02/10 00:24
勉強ではない「学び」がある
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すでに言い古されたことであるが、勉強と学びは違う、ということを再認識させられた本である。東日本大震災によって、それまでの常識や想定が見事に覆され、われわれは再び「学び」とは何かを考えざるを得ない状況に追い込まれている。さらに、現在の高齢社会にあっては、誰もが学び続けることが、日本再生の処方箋のような気がした。
2016/01/30 00:18
まさに子どもたちが目を輝かせる本
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あまり偉人伝を読まない現代の子どもたちにぜひ読ませたい本です。この本に登場する偉人はたった14人ですので、すべての偉人について詳細を描いているわけではありませんが、現代の子どもたちに響くように見事にエッセンスを拾い出しています。この本をきっかけとして、子どもたちには、偉人ひとりひとりの物語を紐解いてもらいたいものです。
紙の本あなたが創る顧客満足
2015/12/03 23:42
再読
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著者のセミナーに感銘を受け、15年ぐらい前に読んだ本であるが、仕事上、必要に迫られて再び購入し、再読した。しかし、その内容は今なお全く色褪せていない。著者はすでにお亡くなりになったとのことであるが、本書は引き続き名著として読み続けられるであろう。
紙の本新島襄
2015/11/10 16:50
著者の主観的推測が多い
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ほぼ同時代を生き、同じく大学設立にまい進した福澤諭吉に比べると、新島襄の評伝はそもそも数が少ないし、研究の対象としての両者の学問的価値は圧倒的な差がある。そのせいか、著者の新島像は、主観的推測によって描かれている面が非常に目立った。新島研究というのは、ほぼ同志社関係者の排他的管轄事項となっているようだが、同志社が生んだ希代の知識人であり、本書を「最良の評伝」と評する佐藤優氏に、新島研究に着手していただき、客観性に富んだ新たな新島像を描き出してほしいと思う。