みけねこさんのレビュー一覧
投稿者:みけねこ
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定年後 50歳からの生き方、終わり方
2017/11/14 13:51
生き方の問題
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人はパンのみにて生きるにあらず、ということは誰もが知っている。
人は仕事だけで生きているわけではないし、仕事一つとっても業務だけで「仕事」は成り立っているわけではない(仕事「仲間」の存在、働くことから得られる満足感などは無視できない)。
そのことを確認させてもらった。これはもはや「定年」という年齢の問題ではないと思う。立ち止まって、今の生き方を振り返るきっかけにはなるはず。
2015/09/25 14:13
初大岡昇平
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もちろん名前は知っていた。評論だっていくつか読んだ。
にもかかわらず大岡昇平を読むのはこれが初めてだった。
塚本晋也監督の映画「野火」を見るに当たって読むことにした。映画との差異はかなり大きい。かなりいろんなテーマが盛り込まれていて、どれか一つが主題というわけではないだろうと思った。
食人、殺人、暴力、神、罪悪感、戦後……混然一体としたこの小説は、何を象徴しているのか明確ではない野火というタイトルがいかにもふさわしいと、読んで思った。
2015/09/25 14:22
制度としての民主主義、ではない民主主義もあるんだぜ、という話。
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内容はタイトルにつきている。
丸山眞男にしろ、鶴見俊輔にしろ、あるいはジョン・デューイにしろ、その他の思想家や哲学者、社会学者がよく言っていることを、小説家・高橋源一郎が彼なりの仕方で、論壇というものや日本というものとの接面において思索・実践したものが本書だ。
新聞の論壇時評をまとめたものにしては文章が完成されていて、さすが文章に値段がつくだけのことはあると舌を巻いた。
とてもよみやすく、示唆に富む。新書というのを地で行くすばらしい本だと思う。
電子書籍で買ったが、人に勧めるために紙で買い直したほどだ。
15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと
2015/09/25 14:18
新城カズマ作品としては……
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『サマー/タイム/トラベラー』を読んで以来、過去の本までいろいろ遡って読んだ。
今回のものは、hontoで電子書籍化されているとあって購入、そして読了。
おじさんが若者口調を擬態して書いているタイプの本ではあるが、不思議と「つらさ」を感じなかった。語り手はころころとかわるが、別に自分で表をつくらずとも何が起きているのか、こいつが誰だったかということは読み進めるうちになんとなくわかるようになるので、人物の多さや語り手の転換は気に留めなくてもよい。
この二点はさすが、新城カズマ!と思った。
しかし、面白かったかと聞かれれば、「面白くない、ということはない」と答えられる程度で、30手前の人間がどきどきわくわくする類の話ではなかった。
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