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M77さんのレビュー一覧

投稿者:M77

340 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本ペスト 改版

2018/07/15 14:28

テーマ性はもちろん、娯楽作としても

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これは単なる娯楽作品ではないと言われますが、僕はやっぱり娯楽作品としても優れていると思います。
一つの町が伝染病によって封鎖される恐怖や、囚われた人々の苦しみや足掻き、そして地道な戦いの末の解放。
感染パニック作品が溢れている現代の目で見ると多少読みにくい文章ではありますが、当時は殆ど初めてのジャンルだったんじゃないでしょうか。
一人のヒーローの話ではなく、それぞれが出来ることで戦う群像劇。
逃げ出そうとする者、上手く立ち回ろうとする者、戦いの先の見えなさ敵の大きさに壊れてしまいそうな者たちにすらも寛容な視線が注がれていて、語り手のくぐり抜けて来た戦いの厳しさを感じさせます。

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紙の本

いい時代になったもんだ。

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あれ、俺こんなにブラックジャック好きだったっけ?ってくらい、ポーズも、言い回しも、コマ割りも、記憶に響きまくる異常な再現度の高さ。恐らく日本人は皆そうだろう(断言)。そしてどう見てもブラックジャックなのにヒド過ぎるキャラ崩壊(褒めている)。これは先ずネットで発表して、手塚るみ子から直接声がかかったという経緯が幸運だったんだろうな。雑誌での連載だったら、ここまで今に寄り添ったネタは編集に止められてただろう。いい時代になったもんだ。そして手塚は描けなかった現在のるみ子さんのキャラとしての格が凄い。

中でも特に好きのは「青柳」の回。
かつて実在した漫画の神様があちら側の人になってしまい、現在も生き続けるブラックジャックがそれを迎えるという美しい話になっている。この回が読めただけでも同人文化万歳、漫画文化万歳と思う。

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紙の本

マイナー競技でも、層の厚さで負けてない

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これだけ広い世代が勝負し合って影響を与え合う競技というのも、他になかなか無いんじゃないだろうか。まだまだ面白くしてくれそうだ。
花野と真島母の関係も良いな。

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紙の本

紙の本スイカ 1 (アフタヌーン)

2021/10/09 08:35

HEY! SHOCK! THANK YOU!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

丑光高校の百七不思議の一つ教室の掃除用具入れに住み着く女子小学生スイカ。
ゴスロリ風の服にランドセルしょって授業中走り回ったりする(学級崩壊か!)。
用具入れは別の時空へ開いていて、絶対に笑ってはイケナイ試験中に天狗が出てきて生徒にちょっかい出したり。
主役の園先生は怪異に好かれやすく家にも頻繁に化け物が憑いて来たりする。

舞台は関西なので「んちゃ!」とか「グワシ!」みたいなノリで「おおきに!」とか「クソったれ!!」って言ってくる。
関西弁の言いまわしだけで何か味わい深く感じる。

描線はおどろおどろしいが、盛り上がってくると「HEY!」とか「SHOCK!」とか描き込まれ、最後は必ず「THANK YOU!」で閉めるので、毎回どのタイミングで「HEY!」が出るのか楽しみ。


万木さんが百七不思議の一つを聞いた時に小さく「何で?」て聞いてたのが地味に好き。
たいがいの怪談は「何で?」って言われると「確かに!何で?」ってなるよね。論理の飛躍が過ぎるというか、「そうはならんやろ!」って話がほとんどだと思うので、怪談聞いて「何で?」は禁句だよね。

巻末の脇役紹介も楽しかったので、これから本当に百七つ分の不思議を掘り下げてって欲しいな。

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紙の本

あったっけ そんな映画!?

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

女子高生映子さんが映画同好会の部長を相手にマイナー邦画を語りまくる。

紹介されるのはマイナーどころか世間ではクソ映画と言われるような作品が多数だが、「ネットの評判では…」なんて言おうものなら映子さんに「部長はネットの意見を鵜呑みにされるのですね」と死んだ目で言われてしまう。その上、私がネットと戦いますなんて言い出して、でも自分で見るわけではなく部長に読み上げさせて、批判もいちいち素直に認めてしまうところが可愛い。

そう、可愛いのだ。服部昇大が映画と関係なくずっとやって来た少女漫画パロ絵で描かれると、まったく噛み合わない会話も、神龍を呼ぶポーズやフレフレ少女のコスプレ等の奇行も、「であります」なんてオタク口調も可愛くてしょうがない。

“貞子映画”が海外含め2年に1本作られてるとか、キャシャーンは劇中では“てつや”としか呼ばれないとか、感心する情報もあるが、知りたかったかというとそうでもないというか寧ろ積極的に忘れたいような話も多数。
だが邦キチ時空に巻き込まれてしまうと、役に立たなくてもネットで共有出来なくても自分がその映画を好きで楽しめたらいいじゃないか!と強く思えてくる。
スカしたシネフィルどもにデビルマンが好きだと言い放って戦慄させる場面には惚れ惚れした。

これからも邦キチについて行くので、スピネルさんは早く連載再開させてやってほしいな!


僕は上記の文章で使ってしまいましたが作中ではクソ映画という単語は使われていません。なので普通に名作、良作とされている映画や最初からギャグ映画だろって映画も結構あったりします。既にマイナー、邦画というくくりすら崩れているので、映子さんのツッコミ芸を楽しむ漫画という感じです。

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紙の本

七人それぞれ好きになれそうで楽しみだ

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中世ヨーロッパ風ファンタジー。中世がいつからいつまでなのか知らんけども。
七人の騎士はそれぞれアダ名みたいな本名があって、一人ずつ周辺国へ派遣されるらしいので覚える心配はしなくて良さそう。
みんな違った呪いが掛けられてるっぽいが、使いようによっては特殊能力にもなりそうだし、この世界の八ヶ国全体の秘密にも関わることなのかな。髪の色も能力の関係で変わるのかも。
ハラペコは腹が減るとどうなっちゃうんだ。気になる。

夜、エレオノーラと「眠くない」が相手が見てない時にお互いの顔を見ているってシーンが好きだ。

恋愛相談に向いてない兄弟とか、姫様の地下牢ギャグとかリスとか、チョイチョイ笑わしてくれる。
生姜とチーズのパンって何それ美味しそう。

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紙の本

もっと沢山の人に読まれてほしい良作

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ペストパンデミック漫画、完結。
解決できないかもしれなくても挑み続ける。諦めながら頑張る。簡単な答えに飛びつくのではなく、地道に治療や研究を積み重ねて行く。
冷たく見られがちな医師や科学者たちの、暗闇に小さな明かりを灯すような戦いの日々を描く、良作。

被害は膨大だが、そこここに局地的な勝利も有って嬉しかった。ここから活かせることが必ず有る筈。
もっと沢山の人に読まれてほしいなあ。

ゆるキャラ横走綱太郎とカルロスが、最後まで和ませてくれました。ありがとう。

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紙の本

紙の本マンガの歴史 1

2017/09/13 20:24

続きを早く読みたい 楽しみなシリーズ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

歴史を描いたノンフィクション新書なのに、もう今から続きが楽しみなんですけど!
みなもと太郎によるマンガの歴史1.戦前~1966。

近年は手塚に偏った歴史認識だと批判されるようになったが、やはりこの時代はどうしても手塚の影響力が大きくなる。
何しろ描き過ぎなのだが、それでも全ての媒体に描けはしない。
手塚が赤本ブームを作り、その後の貸本ブームは足りない作家を紙芝居の世界に求め、
雑誌「漫画少年」は人気作家が獲得出来ず投稿者を育成、それがトキワ荘グループや劇画グループへと育って行く。
そして手塚に嫌われたマガジンは、手塚のカウンター的な貸本劇画作家で逆転を狙う。

こういうアナザーでオルタナティブな才能やメディアが、手を伸ばせばそこに有り、それぞれにチームを作って切磋琢磨している、というところが日本の二次元文化の豊かさであり、漫画文化の特異性に繋がっているんだと思う。
手塚も戦前の漫画や宝塚、ディズニー映画などから強い影響を受けている。

手塚が先輩漫画家達からどう評価されたかというのも余所では語られていない珍しい視点。雑誌漫画少年が生まれた遠因がGHQによるパージだったという話もドラマチックで、さすがみなもと先生は歴史の面白さのツボを心得ている。

そして漫画をほとんど読めずに育ったちばてつやが主観的な時間表現を漫画に導入。「ちかいの魔球」が影響を及ぼし遂に「巨人の星」へと繋がる。次回乞うご期待!

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紙の本

とにかく二人の関係が可愛い!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アメリカでルームシェアする日本人のサトコとムスリムのナダ。とにかく二人の関係が可愛い。
ナダの方がお姉さんで、ニカブの下で自分自身や女の子同士の為にオシャレするナダはサトコのオシャレの先生だし、車でさらわれそうになったサトコを助けに来たシーンにはウルっときた。
拉致から助ける話は二度も出てきてどんだけ物騒なんだって、寧ろアメリカにカルチャーショック。知らない人がワンピースを褒めてくれたり、白人女子の肉食への想いなど、ポジティブなギャップも。
それに二人はアメリカだから出会えたんだよね。

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紙の本

迷宮グルメガイド?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ファリンさらわれる。でも他の登場人物(?)はかなり増量して、ややこしいことに。
とりあえずオーク族長の妹と鬼のタデちゃんが好きです。

ライオスは魔物を食べまくったことで、愛読書「迷宮グルメガイド」のウソに気づき涙。読書あるあるだな〜。魔法書とかも読んでもっと読書量が増えたら、これはこれでいかがわしくも夢をかき立てられる良書、と思えるようになるかも。
ぶっちゃけ科学書歴史書実用書は日々更新されるものだけど、昔読んで胸おどらせたあの本やあの本が、ダメな本てわけじゃないんだよね。

うろ覚えだけど、こうの史代さんがインタビューで「戦中の人達がものを知らないバカな人達だったわけではない。その時代なりに毎日一生懸命生きていた」というようなことを言っていて、いやホントうろ覚えなんだけど。
僕たちが今読んでいる最新の本の知識も、先人の研鑽の積み重ねの上にあって、更に今の本が礎になって未来が創られて行くんだよなあ。
子供時代に本と良い出会いができたら、本と家族のように一緒に成長できる気がする。やがて親も一人の人間だと気づいて幻滅して、それを踏まえて新しい関係を築こうとするように、本との付き合いも長く読んで行けばそういう段階があると思う。
読んでも読んでも遥か遠く先へ行っているという本もあるんだろうけど。

後半、ダンジョン飯のレビューじゃなくなっちゃいましたね。すみません。

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紙の本

特装版と両方欲しい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

しばらくは恋愛モードかな?
クッションよりもスカートの惨状にイオンの怒りを感じる。その後の会話にも笑ってしまう。

DX達がディアに会って故郷を出てから長かったけど、一緒に馬鹿やってくれる友達が出来てほんとに良かった。
フィルの言葉に10巻のイオンの言葉が重なる。
気球は怖過ぎ。浮遊鰐が来た時もあんなのに乗ってって駆除したのか。

そしてタイトル回収。

DXは一人、放浪して修行して剣を抜いたりして、分かりやすいレベル上げ。

ディアが自由に出来るのは誇りしかない。でもだからこそもっと報われて欲しい。
しかし奥様方とああいうやり取りをした後で、やっぱり辞めますとは言えないよな〜。おがき先生にはきっとスゴい策があると期待してます!

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紙の本

裸族の若者は世界の秘密を知らされる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

南米の南端にかつて居た、円谷作品の宇宙人のような奇妙で可愛く美しい独特の扮装の裸族セルクナム。

白人による計画的虐殺と持ち込んだ疫病により絶滅したので白黒写真しか残っていないが、特に好まれた塗料は赤だったそうで雪に良く映えたんじゃないだろうか。

成人の儀式ハインで、若者は世界の秘密を知らされる。
なんとハインの精霊は男達の扮装だったのだ!
な、何だってー!?w
まあ女達にはバレてたんでしょうけどね。秘密をバラしたペナルティは呪いによる死だったらしいのでシャレにならない。
それもこれも今は藪の中。

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紙の本

自分の中のアニメの世界が広がるような良い特集です。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

カルチャー誌のアニメ特集号。

「この世界の片隅に」の片渕須直監督インタビューでは、ガンアクションアニメ「ブラックラグーン」を引き受けた理由も語られていて、特に感じるものがありました。
片渕監督は、立場の弱い女性が壁を乗り越える話をたくさん作って来たけど、現実には壁を乗り越えられない人もいる。
「いつかは反対側にいる人もきちんと描かなければならないと思ったんです」
アウトローが主役のブラックラグーンがその為にぴったりの題材だったと。
インタビューからも片渕監督の優しい人柄が伝わって来ました。

「君の名は」の河村元気プロデューサーは、文春エンタのインタビューがとても面白かったので、僕がこの雑誌を買ったのもそもそも河村プロデューサーの対談目当てでした。
「てめえの中から一番カッコ悪い部分を出さなきゃ面白くなりようがない」という言葉には、プロデューサーという仕事の印象が大きく変わる気がします。

日本アニメ100年を振り返る企画なので、他にもラブライブ、アキラ、ガンダム、タツノコ、リトル・ニモ、虫プロ、初の国産アニメーションと、どの記事も面白く興味深かった。
特に、普段は興味の無いラブライブとガンダムの記事が面白く読めたのは収穫でした。
ハウス名作劇場の雑学も、1ページだけどお得感アリ。

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紙の本

寒い。ひもじい。それだけでも辛いのに…。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新装版。あとがき「あれから」は書き下ろしか。
抑留者同士で吊し上げの末の死とか帰国後の差別とか、こんな必死の状況をくぐり抜けても、人は優しくなれないされないのかと、やり切れない。イデオロギーの前に人の道というものについて考えさせられる。
日本人が強制労働で死んでいく一方もともとシベリアが故郷であろうソ連兵は、他所の畑を掘って凍ったジャガイモを食べることも平気、というのにも皮肉を感じる。ていうか最初の満州が既に死ぬほど寒いというのを読んでいて実感する描写力。

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紙の本

フランスコミックによる女性偉人伝集

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2巻目なので序文も後書きもなくひたすら女性達を紹介していていさぎよい。

全員分の感想を語りたくなるが、なかでも特に気に入ったのはネリー・ブライ。
家庭を守るのが女子の本分という新聞記事に激怒の投書を送り、面白がった編集長が記者に雇ったのだから編集長もなかなかの人物だ。すぐ日和るけどね。工場労働の劣悪さを潜入取材したら企業からの苦情で女性欄担当にされ自ら退職。
その後も精神病院や刑務所に利用者として入り込み記事を書いて潜入の女王と呼ばれた。
その地位に甘んじず80日間世界一周に挑戦し見事成功。途中でジュール・ヴェルヌ本人にも会った。

彼女達の狭い場所に閉じ込めてはいられない行動力を尊敬する。

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