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もちおさんのレビュー一覧

投稿者:もちお

254 件中 31 件~ 45 件を表示

紙の本

骨抜きされた郵政民営化をぶった斬る快著

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著者は郵政民営化のスキームを構築した郵政民営化の第一人者である。郵政民営化は民主党政権下で当初と異なる形に変えられ、なんと株式上場を実現した。当初案では4つの事業会社でユニバーサルサービスは郵便事業だけに持たせ、銀行事業と保険事業は完全な民営化。この両事業は規模が大きいものの、収益性が高い商品サービスがなく、民営化による合理化を期待する形である。そして、郵便局事業は不動産事業として、kitteのような一等地の立地を活用しつつ、かんぽの宿を一括して売却と4つの事業会社はかなりいい線をいっていたはず。これを実現できなかった既得権層である官僚の抵抗と異様な多さを誇る特殊法人、政府系金融機関の現実を改めて知るとともに、まだまだ日本はスリム化できるということも分かる一冊。

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紙の本

経済報道をめぐる新聞社の問題点を提示する良書

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日経新聞の元記者、現産経新聞の論説委員である記者による日本経済新聞社というよりも日本の新聞社が経済報道する際の問題点を提示する良書。特に経済専門紙の日経新聞社の経済面担当の記者は、財務省や日銀に近い存在ほど、スクープやトクダネ記事をもらい、出世がしやすい。さらに、官僚が直接、その上の上司や役員に説明に来てくれるというのだから、批判がしづらい。さらに、説明側の官僚は経済学を専攻している人間の方が少ないが、記者側も経済学を理解していないため、本質的な批判ができない。最後に新聞紙記者や業界に対する提案ももっともなことが多い。アベノミクスが始まった時の本であるが、今でも状況は変わらない。

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電子書籍

電子書籍メモの魔力 -The Magic of Memos-

2020/08/15 11:51

知的生産のためのメモ作り

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メモによって知的活動をしよう、それによって世界は広がり心も豊かになろうという前田氏の情熱が溢れ出そうな1冊。
メモ作りのポイントは、ファクトを抽象化し転用していくといことであり、抽象化の反対となる具体化は日常的に考えているものの、抽象化は訓練しないとできない頭のトレーニングである。確かに、このトレーニングをメモ帳を使ってやっていくと、何よりも考える能力が鍛えられる。その他、自分を客観視するための方法等実用的な話が多くて面白い本。

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紙の本

紙の本誰がアパレルを殺すのか

2020/08/08 11:48

アパレル業界の諸問題がわかる1冊

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これは2015年あたりに顕著になってきた日本のアパレル業界が抱える問題点を明らかにした好著。日本のアパレル業界が抱える問題は川上のヒット商品が作れずに大量生産大量廃棄問題に始まり、川下の低賃金長時間労働問題に至るまで、現在の社会情勢に合わず、構造的に誰もが苦しい状況にある。製造拠点の中国一極集中による弊害、SCや百貨店との大量出店による疲弊や消化仕入による回転率が悪いこと等70年代あたりに確立したアパレルの販売形態はもう限界を迎えているということなのだろう。これらの環境下でも、これらの問題点を解決している会社はあるという点も触れている。

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紙の本

紙の本ビッグデータベースボール

2020/07/25 01:01

フライボール革命前夜の野球革命

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ピッツバーグといえば、NFLであり、NHLであり、MLBはあくまでおまけの存在であった。20年間シーズン勝ち越しなし、となればそれも当然でそんなチームがワールドシリーズに出るまでの軌跡を描いた一冊である。パイレーツがやったことは、ビッグデータの入手が可能となったことで改めて実行可能となった、極端な守備シフト、フレーミング技術の高い捕手を格安で獲得すること、内角ツーシームの多用によるゴロの増加である。何をやっても勝てそうになかったからこそ、GMとコーチ陣は腹をくくり、データ分析官に完全に従うという形となり、それが結果に結実して2013年から3年連続でワイルドカード枠に入り込むということになった。そして、パイレーツの取った極端な守備シフトとゴロの増加に対応するために出てきた戦略がフライボール革命である。それぞれの登場人物たちの過去や葛藤が楽しめる素敵な一冊だ。

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電子書籍

野球の新時代到来を告げる現代の野球理論

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ここ数年のメジャーリーグで話題となったフライボール革命。打球を上げる方が長打率(打率よりも得点貢献が高い)が上がるがゆえ、打球を上げる角度をつけて打つが、バレルという新たな指標でバッティング練習をすることでメジャリーグではホームランの本数が増えた。従来は結果を集計分析して選手たちが対応するような形でデータが活用されてきたが、それが練習フェーズまで浸透してきたのが現在の野球である。従来の定説もこの観点から検証し、球のキレ伸びは何をいっているのかも説明している。野球指導者、必読の本である。

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紙の本

地方自治の本質に迫る維新の政策

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あの高橋洋一は大阪維新の特別顧問に就いた当時の大阪維新の会の政策を解説する本。この本の刊行時である2012年といえば、東日本大震災からの復興という問題を前にして国と地方の役割を見直す機会となっていたこと、大阪は都構想を掲げ、維新の会が躍進していた時であった。維新の会が目指すことは行政サービスの適正化、言い換えれば、住民に身近である基礎自治体をベースにそれぞれできることを切り分けて分権化を進めていくという方針である。この構想から概ね10年が経過したが、いまだにこの発想自体は陳腐化していないどころか、大阪都構想を実現すべき環境になっていると感じる。

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紙の本

まずはこれから読みましょう

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沢村慎太朗の自動車批評といえば、ブレーキとアクセルの位置、あるいは着座位置に液晶の色、と通常の自動車評論とは違う観点から評価を行い、本人特有の固め日本語でそういった技術要素を説明するから、取っ付き難いといえばそのとおりだし、カルト的な人気も出やすい自動車評論家でもある。本書はその自動車評論のうち、比較的読みやすく、かつ、バラエティに富んだラインナップになっていることから、沢村慎太朗入門の書としてオススメできる。昔からの愛読者としては、最後の対談がねえ、いいんですね。

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紙の本

神奈川県大会編完結

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インターハイの神奈川県代表の最後の1つを競う試合も後半残り5分。湘北の一方的な攻撃に対し、仙道がひたすら点をとっていく展開。そう、これはまるでキャプテン翼での日向くんのような活躍をしていき、読者は敵役のはずに肩入れしやすくなる展開。残り1分で1点差まで迫るものの、陵南が甘く見ていた二人の選手にやられてしまうという展開も熱い。そして、この試合で初めて、セリフのない、展開が描かれることになる点も要チェック。

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紙の本

インターハイ出場の最終枠を巡る死闘 後半編

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コミックスでいうと、2つにまたがっていたところを話の区切りのいいところで切れる点が新装再編版のいいところ。陵南リードの前半を終え、流川の攻めに始まり、桜木の復調、そして、俺たちは強いの意味を説明する流れとなっている。この流れの中で赤木のライバル、魚住の回想がハマる点が見事。

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紙の本

ついに始まるインターハイ出場枠を巡る宿敵との対決

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今まで気にはなっていたが、なんとなく無視してきたスラムダンクの新装再編版。TV版のインターハイ決勝リーグを観た時にどうしても欲しくなり、ついに購入。コマ割りと絵のダイナミックさが時代を超越していることを改めて確認できたし、登場人物たちの際立つ個性にも驚く。特に部活禁止処分中の福田の気持ちに今年の高校生が置かれていると思うと、胸が締め付けられる。

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紙の本

米中のメガテック8社を比較するありそうでなかった視点

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アメリカの4社を並行で語るものは多いが、中国の4社も並列で語る視点は少ない。が、11億人の巨大市場を基盤とする百度、アリババ、テンセント、ファーウェイもメガテック企業として比較しないことには世の中のことはよく分からない。アマゾンが顧客第一主義を掲げる一方で顧客にならない層を切り捨てるのに対し、アリババは零細商店を助ける観点からサービスを提供したり、Googleと百度は広告収入一本槍だったりと同じような業態でも収益源が同じだったり違ったり、AI技術を基礎に自動運転や医療、スマートシティみたいな応用形はそれぞれの企業がぶつかり合うという点も面白い。

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紙の本

amazonのことがよく分かる1冊

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気がついたら生活に欠かせない会社になったアマゾン。何が収益源で何に投資しているか、そこから今後の世の中がどうなるかも少し分かるようになる本である。圧倒的な品揃えに低価格、それを最速で配達できる物流網と小売業者としての存在感が大きいが、実は利益はAWSで稼いでる事業構造。稼いだキャッシュフローは物流とテクノロジーに惜しみなくつぎ込む執念。一度体験すると、離れることが難しい顧客体験。それらの背景にあるジェフベソズのパーソナリティ。もはや巨大帝国化してどんな業種でも競合する可能性がある点も面白い。

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紙の本

よりよく生きるためのファッション入門書

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多彩な活動で大活躍のMBさん。彼の主張は明確かつ一貫している。それはドレスとカジュアルのバランスに気を付けるいうことだけ。素材だけでなく素材の仕上がり、シルエットから総合的に判断していくこと。アメカジの影響が大きい日本のカジュアル市場では、黒スキニーがベストアイテムであること。これらの主張に加え、福袋は買っちゃダメとかセール品にはセール価格しか価値がないとか、ファッションで悩まないための教えが多数。たかがファッション、この1冊でおしゃれになると考えれば必読。

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紙の本

あらゆる映画が観やすくなった現在に必要なのは大映映画だ

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1942年の戦時下で成立した大映。永田雅一という稀代の仕掛屋が作った全盛期と長く続かなかった会社。すでに1950年代に羅生門、雨月物語、山椒大夫とカンヌを轟かせていた点と映画全盛期に良作珍作を量産しているのは今の時代から見るとすごい。晩年の溝口健二、全盛期の市川崑、進出気鋭の増村保造を擁し、芸術面でも興業面でもこの時代が日本映画のピークである。役者陣も凄まじく、今日まち子に始まり、山本富士子、野添ひとみ、市川雷蔵、田宮二郎、船越英二、そして表紙を飾る若尾文子。複数の作品に詳細な紹介があり、どれをとっても短くて濃縮されて面白い。配信で自由に映画を見ることができる自体だからこそ、必須のガイダンスだ。

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