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走塁は心理だ

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投げる、打つに比べると地味な扱いをされがちな走塁だが、この本を読んでその奥深さを垣間見せてくれる。
走塁というと足の速さを思い浮かべると思う。しかしそんなことはない。相手の心理の隙をつけば、誰にでも走れるという。
当然ながら準備は必要。ただそれも、シチュエーションごとの作戦や走塁のテクニックだけでなく、走ることを恐れない気持ち(そしてそう仕向ける指導者の心がけ)が大事とのこと。
全編に渡り、秘伝とも言える内容を発表する勇気を讃え、これにより高校野球をはじめとするアマチュア野球全体のレベル向上に期待したい。