サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. テラちゃんさんのレビュー一覧

テラちゃんさんのレビュー一覧

投稿者:テラちゃん

872 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

コンビニ人間

紙の本コンビニ人間

2016/07/30 23:48

マニュアル

11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大学1年以来コンビニで18年間、アルバイトを続けている女性が主人公。コンビニにはマニュアルがあり、そこから逸脱することは出来ないのだが、マニュアル通りの生き方も、またある。それを歯車に例えるななら、さしずめチヤプリンの映画か。取り分けて台詞がユーモラスであり、「火花」など比ではない。優れた書き手が現れたと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

スクラップ・アンド・ビルド

紙の本スクラップ・アンド・ビルド

2015/10/05 06:04

又吉より良い

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

芥川賞は「火花」ばかりに注目が集まってしまったが、文章の上手さ、ち密さは、この人の方がはるかに優れている。「火花」がなければもっと…と思っていたら、段々、注目されてきた。楽しみな作家だと思っている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

AX

紙の本AX

2017/10/10 20:06

構成力

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公の兜は、文房具メーカーの社員。が、裏の顔は殺し屋。「グラスホッパー」「マリアビートル」と同じ設定で、実際、その第3弾に当たるのだが、シリーズとしては初めて連作短編の形を取っている。しかし、書きおろしを含む5作が見事に繋がっており、巧みな構成力によりリンクしている。過去の2シリーズ以上の出来と評価してよかろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

父の詫び状 新装版

紙の本父の詫び状 新装版

2015/11/18 21:43

天才

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

テレビドラマを手掛けながら、本も書く。今でこそ山田太一氏ら両刀使いは増えてきたが、向田さんは、その先駆けであり、しかも図抜けた存在である。とにかく、上手いとしか言いようがない。「父の詫び状」は、特にオチが素晴らしく、著書の第一作から凄いレベルだと感心させられる。肝心のオチを書くわけにいかぬのが、辛いところ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

むらさきのスカートの女

紙の本むらさきのスカートの女

2019/07/22 13:38

視点

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

公園や商店街に現れる、むらさきのスカートの女。彼女の行動を<わたし>の視点で描く。駅前のシティホテルの清掃員に導き、先には思わぬ展開が。芥川賞受賞作というと、何故か独りよがりな小説が多く、本作も多少、その傾向はあるものの、他の作家にはない構成、視点は評価されてよかろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

チェルノブイリの祈り 未来の物語

新手法

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

チェルノブイリの原発事故を、関係した人々の証言で綴る。新手法のノンフィクション。この手法が、旧ソ連の隠された真実に迫っていく。彼の国は機密だらけだが、日本の場合は、東電がまた隠ぺい体質で、チェルノブイリの教訓が東日本大震災に生かされなかったのが残念。権力の恐ろしさを感じさせられた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

本日は、お日柄もよく

紙の本本日は、お日柄もよく

2016/08/29 05:51

言葉

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

政治家や企業の社長らが演説する際、その原稿を作る”スピーチライター”という影の仕事があるとか。目の付け所が一番。笑わせ、泣かせ、最後まで引っ張っていく。スピーチも小説も、言葉で仕事をする点では同じと考えさせられる。もちろん、書き言葉と話し言葉の違いはあるにしても。重厚な作品から、こうした軽い小説までこなす手腕は見事。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

私にふさわしいホテル

紙の本私にふさわしいホテル

2015/12/30 21:10

世渡り

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一見、B級。テレビドラマかと思いながら、しかし読み進むうち、実力のある書き手だと脱帽。様々な文学賞や作家が実名で登場し、とりわけ朝井リョウ氏とのやりとりは、多分、この二人は仲が良いのだろうと想像できて笑える。もう一つの読み方は、文壇遊泳術か。編集者らの裏側を描きつつ、これまた奥深さを感じさせる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

下町ロケット 2 ガウディ計画

紙の本下町ロケット 2 ガウディ計画

2015/11/22 09:40

二匹目もいた

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ロケットの次は人工心臓。佃製作所を舞台に直木賞を獲った池井戸氏が、第二作を書き下ろした。二匹目のどじょうほど難しいものはない筈だが、この人は軽いタッチながら見事に仕上げてしまう。プロの筆力である。もともと、大銀行に勤めながら銀行に批判的、また、中小企業に思いやりが深いのも、バンカーとして、その思い上がりをつぶさに見てきたからか。そうした視点が、ある意味の勧善懲悪として、池井戸作品を支えている。ラストの佃社長の台詞「仕事から夢がなくなってしまったら、ただの金儲け」。これが池井戸氏のポリシーか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

友は野末に 九つの短篇

紙の本友は野末に 九つの短篇

2015/10/14 05:21

神様

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

博打、とりわけ麻雀の神様とうたわれ、その一方で直木賞も獲るほどの作家。人脈の広さ。面倒見の良さ。生き様という言葉は好きでないが、この人には、しかと当てはまる。奥深さを十分に味わった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

テミスの剣

紙の本テミスの剣

2017/07/13 23:12

エピローグ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

埼玉県浦和市で不動産業の夫婦が殺され、現金が奪われる。逮捕された青年は、鳴海刑事の強引な取り調べで自供。死刑判決を受ける。しかも獄中で自死。が、その後、冤罪と判明。鳴海とともに取り調べに当たった渡瀬は…どんでん返しの帝王と呼ばれる中山七里氏だけに、物語は四半世紀にわたって二転三転。息もつかっせぬとは、まさに本作と言っていい。死刑制度、ひいては司法、さらには警察の在り方まで考えさせられる佳作である。とんでもない取り調べは、昭和59年という時代設定を考慮すれば頷けるし、著者の狙いは前述の司法制度、つまり表題のテミスの剣なのだから、深く考える必要はないだろう。とりわけてエピローグが良い。大概は、本編の補充のように使われるエピローグだが、これは例外。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

蜜蜂と遠雷

紙の本蜜蜂と遠雷

2017/03/16 17:22

重厚・力作

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

国際的なピアノコンクール。出場者のうち、神童というレベルを突き抜けた破天荒な少年、一度は音楽界を去りながら、戻ってきた少女、その幼馴染…この3人を中心に物語は展開。個性的なキャラクターが深く掘り下げられ、また、コンクールや、音楽することだけに固執し、一切の無駄を省いた文章は見事。クラシック音楽の世界、そして本のボリュームから、やや読むことに躊躇いがあったが、一部を除いて重厚な力作と評価。一部は、読み手の音楽の知識の無さ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

殺人出産

紙の本殺人出産

2016/10/24 02:59

性と生

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

10人産めば、1人殺してもいい。だれでも殺したいほど憎いヤツはいるが、ユニークな発想で書いた点は評価されていい。4編が収録されており、いずれも性と生を独特の視点で書いている。芥川賞受賞作の「コンビニ人間」が気に入って求めたが、しばらくハマりそうな純文学作家だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

氷の轍

紙の本氷の轍

2016/10/14 17:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

釧路で80歳の男性の死体が見つかる。警察小説の範疇には違いないが、女性刑事や被害者を取り巻く人々に血のつながりが薄い設定。むしろ人間が深く描かれている点を買う。久々、良い作品に巡り合った。直木賞受賞作「ホテルローヤル」以来のファンだが、本作が最高ではないか。ぞくっとする描写も何か所か。すごい作家だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

新美南吉童話集

紙の本新美南吉童話集

2016/02/18 02:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

童話には狐がしばしば登場する。南吉の場合も例外ではなく、代表といえば「ごんぎつね」だ。いたずら好きな子ぎつね・ごんと、兵十の話話だが、ラストが子供には理解しがたいだろう。むしろ、「手ぶくろを買いに」の方が、小学校低学年にも分かりやすいと経験的に思う。ともあれ、両方のみならず20編も収録されているのは嬉しい。2013年は、南吉の西端100年で、故郷の愛知県を中心に盛り上がったが、一過性で終わって欲しくはない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

872 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。