アントニアさんのレビュー一覧
投稿者：アントニア
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トットひとり
2015/10/16 19:55
テレビっ子必読の書
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
近頃TVでは往時の弾丸トークは少しゆっくりになったが文章ではまだまだ健在。
良くも悪くもお嬢さんのまま大人になったところのある方なので鼻につくところもあるが、自分の恥をさらけ出し、他者に対する悪意というものが全く感じられないので、清々しい気分になるほど。
ベストテンのプロデューサーはじめ森繁久弥や向田邦子など亡くなった身近な方々への情愛や哀切の思いが溢れ、タイトルどおり友を失くしてひとりになった寂しさも語るが、湿っぽくならないのが徹子さんの持ち味。
昭和の歌番組やドラマに夢中になった人は必読の書。
2022/09/11 15:19
絵も文も上手すぎる
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クーポンがあったので、なんとなーく軽い気持ちで立ち読みしたら、デビューして間もないのに、この絵のうまさは何？ 文章というか、台詞の上手さにも唸って、即2巻とも購入しました。もうベテランのような構成の巧みさで引き込まれます。
男女とも愛らしく魅力的なキャラクター達で、みんな可愛いなあと実在の人物のように思いながら読んでいます。
早く次が読みたい！
2022/09/11 15:02
もう、虜です。
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『女の園の星』で作者を知って、結構な値段するしな…と買い控えていたことを、今回読んでから激しく後悔しました。この作品に今まで出会わずにいたことを。
聡実の世界(学校、合唱部、家庭)も狂児の世界も(聡実の見た部分だけだが)ちゃんと描かれていて、どのシーンも何度も読み返したいほど面白い。
設定はもちろんのこと、次の展開がまったく想像できなくて、どうなるのかサスペンス映画を見ているくらい興奮する。
電子で買ったけど、紙でも欲しい。手元に置いておきたいと久々に思った作品です。
2019/02/12 21:28
文句なしの名作
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最後もきっちりまとめてくれました。
最終話も爽やかな余韻が残って、素晴らしい作品を味わった気分になります。もう、ここまで見せてくれたら思い残すことはない。名作です。
2015/12/05 03:07
早く第５巻を出して！
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そろそろ物を減らすことを考えた時、純粋に読むことだけを楽しむには電子書籍でもいいと思い何冊か翻訳小説を購入したが、正直読み進めるのが退屈なものもあり、これもそれほど期待せず読み始めた・・・が！ スカーレットやレット・バトラーを始めとする個性的な人物の心理描写の巧みさ、南北戦争前後の(若干作者の偏見も見られるが)人々の心の動き・・・ページを繰る手が止まらないとはこういうことを言うんだな。
食事をする間もそばに置いてすぐに読めるのも電子書籍の利点だし良いことづくめ、と思ったのに
第５巻まだ出てないの？
続きが気になって仕方ないから５巻が発行されている紙の書籍買おうかと思うほど。お願いだから早く次の巻出して！
花だより
2019/02/12 19:30
ただただ幸せ
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シリーズものは読んでいて「ここでいっちょ主人公を痛めつけておくか」とか「一人死なせておくか」とか作者の意図が見え隠れして嫌な気持ちになる事があるが、この作者は登場人物たちにとても愛着を持っているのを感じる。
読み終わるのが惜しくてたまらなかった本編の愛しい人々の微笑ましい後日譚をまた読めるのは嬉しいが、これでもう本当に終わるのだと思うと寂しくて仕方がない。
また会いたいなぁ！
くらもちふさこ＆いくえみ綾マガジン マーガレットコミックスNEWS 特別号
2018/02/11 22:09
時代を超越する
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こうして過去のくらもち作品を読むと当時の感情が押し寄せてきて胸を締め付けられる。映画だとティーンの恋愛ものにはなんの興味もわかないが、漫画は時代を越えて純粋な気持ちを取り戻させてくれる。
印象的な台詞やシーンが数多くあって、頭の中で映像のように反芻して甘い思いにひたるのがよい。
初期作品の導入部の紹介なので、続きが読みたい！となるが、読んでやろうじゃねえか！と挑んでみたい。
2020/08/30 10:39
根気もいるが面白い。ネタバレ少し
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最初は…というか中盤くらいまでは何をやっているのかさっぱりわからなかったので半年くらい置いてたけど、状況が飲み込めたら早かった。
殺人事件を目撃して犯人探しの途中なのに殺されて終わっちゃったよ！と思ったら他の人物に転生して、同じ場面かから違った目で見てやり直し。
ゲームに着想を得た映画ではよくある手法だけど、これ文章だと分かりにくい…が、力技でやり切ってしまうのはなかなかすごい。
根気はいるけど(最後もなんだかなー、だけど)退屈はしません。
クロストーク
2019/02/12 19:14
楽しいけど、物足りない。
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「ブラックアウト」では流されていた弱々しいヒロインが最後には自分で立ち上がって生きていく清々しさに涙して、今度はどんな女性像を見せてくれるのか期待してました。
今までストーリーに恋愛要素も少し加えていて、その絶妙なさじ加減が作品に彩りを与えてたけど、かなり恋愛に寄りすぎていて鼻につきます。ヒロインはかなり浅はかなタイプで思いつきで行動した後で後悔してばかりだし、某登場人物が言うように「聡明で美人」とはとても思えないし、最後までヒーロー(？)に助けられたり教えられたりしてばかりで頼りなくてちょっとがっかり。
まあ、会話や人物造形はいつも通りなので楽しめますが、次回作に期待。
2016/06/18 17:55
あれれ？
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トルコを旅して以来トルコに興味があり、以前に1巻を紙書籍で読んで面白かったので、電子書籍で購入したけど、何だかユスフ（2巻途中から何故か ユフスになってたけど、ユスフが正解なんじゃ？)さんを無理やり登場させてから不快になってきて。
厳格なムスリムって設定にせよ、原理主義者って、こういう普通の人がなにかをキッカケに極端に走るのでは？ と、怖くなった。
沈没船や人質事件の美談をまことしやかに語るのも勘弁して欲しい。
もっとトルコのことを色々知りたかったのに中途半端感が否めない。
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