CheeRさんのレビュー一覧
投稿者：CheeR
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紙の本
紙の本黒猫は蜜月に啼く
2016/07/26 01:18
作りこまれたBLファンタジー
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ドラゴンギルドシリーズの二冊目ですが、
時系列ではこちらが先なので、
「紅炎竜と密約の執事」よりもこの本から読むことをお勧めします。
あらすじは商品説明の通り、なのですが、あっさりしてるな～な説明。
読めば、しっかりとした内容で、上手いな、と思った作家さんです。
毎回主人公は変わりますが、こちらは基礎となるカプ、
美麗で強く、受け以外はどうでもいい執着攻め 風竜サリバン と
しっかり者で使えるものは使う強気美人受け 筆頭バトラーのリーゼ。
魔物の力を恐れて狩る政府、世界に君臨したがる人間と、
最強のドラゴンや魔物を守る為の結社ドラゴンギルド。
ドラゴンギルドの設立時に成した血の契約によって、
単なる敵対ではなく、絡み合う関係性が、
キャラの心情や深みのある世界に誘ってくれます。
ドラゴンの生態によって、恋愛描写も違和感なし。
取りこぼしもないので、読後感もいい。
何しろイラストが沖さんなので、美しく恰好よく、が
見事に嵌る。相乗効果抜群です。
すでに三冊目、「人魚は愛を謳う」が出ていますので、
三冊一気に読めますよ。
紙の本
紙の本約束
2015/10/26 23:21
切ない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
繰り返し読める本。
切ない再開もので、記憶喪失は王道ですが、分かってても、
じっくり読んでしまえる内容です。
爽やかなのにしっとり。買って良かった。
紙の本
2015/10/26 22:58
ぜひ読んで
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
長編で続いているF&Bの外伝。
敵国に捕らえられた状況下での主人公カイトの物語でありながら、踏み込んでみないと分からない個々の魅力に惹き付けられ、しっとりと読ませてくれます。
透明感と切なさと温かさが織り交じった内容は、ゆっくりと読んで頂きたい。
本筋的にも主人公的にも困るけど、ビセンテのように愛されるのも、羨ましい、と思える。
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