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うみさんのレビュー一覧

投稿者:うみ

27 件中 1 件~ 15 件を表示

泥中の蓮 (on BLUE comics)

2016/02/27 20:20

優等生弟×ウリセン兄

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

両親を亡くしたため、働くより楽に稼げるからという理由で体を売って生活費を稼ぐ兄と
そんな兄に密かに執着を寄せる5歳年下の優等生(に見せかけて相当病んでる)な弟の話。

高尾滋先生の推薦帯に惹かれて手に取ったのですが、カバーイラストが美しいです。
作中のイラストも丁寧に描かれていて、切ない系かな、と思いながら読み始めたら
ガチの近親相姦ものな上に、弟の執着が狂気じみていて、ページを捲る手が止まりませんでした。

イラストが綺麗なだけに、キャラクターのいびつさが余計に際立って見えるのですが
兄と弟、どちらもいびつで、どんでん返しにはまんまとやられました。

この終わり方によって、読後感が分かれそうです。
好きな人は本当に好きで、読み終えた後またすぐに読み返したくなるだろうし
苦手な方は、こういう作品だったんだ、といった感じで再読はしなさそうな、そんな印象を受けました。

個人的には、今後の作品が楽しみな作家さんです。

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恋愛ルビの正しいふりかた (ディアプラスコミックス)

2016/01/21 22:51

1冊で2度おいしい本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

高校時代にイモくてキモかった主人公が、大人になりイケメンに変身。
当時、「ダサい」と言いながら自分に絡んでいたヤンキーが、主人公の正体に気付かずに告白してきたことで
過去の復讐を目論みながら付きあい始める表題作は、ヤンキーの夏生が可愛いです!

復讐というワードとは反対に、作品全体の雰囲気はライトで、恋人ごっこをしている2人が結構甘めです。

同時収録の「ほどける怪物」は、過去に恋人にDVをしていたことで恋に臆病にな男と、そんな男に本気になった同じ職場の後輩の恋。
こちらは切なさが溢れた話で、個人的には表題作よりもこちらのお話の方が好みでした。

ページ数的にも2作品は半々の量で、雰囲気の違う2つの漫画が楽しめる1冊です。

また、カバーイラストが印象的だと思ったのですが、作中のモノクロイラストでの主人公が涙を落とすシーンも印象的。
この作者さんは、他にも色んな泣き顔を描かれるのが上手いなーと思いましたので、泣き顔スキーにおすすめの1冊でもあります^^

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林檎甘いか酸っぱいか 雪よ林檎の香のごとく 赤

2016/01/17 15:54

時間の流れを感じられる番外短編集

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

文庫「雪よ林檎の香のごとく」番外編。

著者が同人誌で発表し続けてきた主人公・志緒の成人後のエピソード集ですので
文庫の本編を読まれていない方は、そちらを読まれてから手に取ることをおすすめします。

番外短編を1冊にまとめると、どうしても話ごとにぶつ切りになっている感じがして、読んでいて話の流れが悪く感じるのは仕方がないことなのですが
この本に関しては、色んな小さなエピソード同士が積み重なり、ちゃんと一つの作品にまとまっている、そんな作品に仕上がっています。

殆どの作品は発売当時に入手しているため既読だったのですが、こうして発表順ではなく作中の時系列順に収録されたものを通して読むことで、主人公の成長や二人の関係の変化等などが感じることが出来、この本を購入して良かったと感じています。

高校生から大人へと変化していく主人公の姿に、まるで一緒に同じ時を過ごしてきたかの様な感覚を味わうことが出来る、そんな1冊です。

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Nobody Knows 新装版 (花音コミックス)

2016/01/09 22:34

切なさとコメディー、両方が楽しめる作品集

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

近未来、人工知能により記憶をもった人形(外見も人間そっくり)のメンテナンスの仕事に就いているススムとモドルの話は切なさ全開で、最後までオチが読めず、2人の幸せを願いながら読み進めてしまいました。

SHOOWA先生の作品はコメディー色が強いものが多いですが、こういった静かに進む切ないお話もすごく上手くハマっていて、SF設定に躊躇い、今まで読まずにいたことを後悔してしまうほどでした。

残りの半分はSHOOWA先生らしさ全開のコメディーで、好きな人のためにネコになろうと頑張るヒロと、それに巻き込まれる親友テルの話。
それから、テルに想いを寄せる樋野山さんの話。

弱気な樋野山の背中を押すヒロのセリフの中に、自分が子供の頃に(ゲイで)まわりと違うことで苦しんだ経験から
『苦しい思いはある程度経験したら、それ以上はしちゃダメだって思った』ってことを話すシーンが印象的でした。

苦しむ内容は違っても、普段何かに立ち向かってる誰にでもあてはまる言葉じゃないかな、って。

コメディー全開の中にも、じんわりと心に沁みるセリフがあって、(それぞれのカップルのその後が気になることを除けば) 全編通して読み終えた後の満足度は高い1冊でした。

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コイビト偏差値

2016/01/30 21:54

生徒×高校教師

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

未練がありながらも学生時代の元彼の結婚式に出席した帰りに
酔った勢いで、自分を介抱してくれた男と一夜を過ごした折口。
その男が、実は勤務先の高校の生徒だった、ということから始まる恋の話。

生徒や同僚たちからは『チャラい、遊んでる』と誤解されている折口の、そうではない面の描写
(ふだんはテキトーそうに見えて、いざという時は生徒や同僚に対してちゃんと接している姿)が良かったです。

問題に直面した時に、無駄に熱血だったり押しつけがましいところがなく、ラブ以外の部分もストレスなく読めました。

そして、他人に対して興味や執着を持てず、大人びている桃瀬(攻/高3)が折口には執着する様子や、時折見せる年相応な姿も良かったです。

年の差や立場の差はあれど、対等な関係を築いていけそうな2人だと思いました^^

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酷くしないで 5 (BE×BOY COMICS)

2016/01/22 21:52

立場逆転

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

真矢が大学で知り合った青年・ルカとどんどん親しくなっていくことで、眠傘がヤキモチをやく回。

いつもはヤキモチは真矢の専売特許なだけに、立場が逆転する今回はいつもとはまた違った面白さがありました。

他人に対して一線を引いてる真矢が、親しくなった人にはデレてしまう様子がすごく分かりやすく(笑)
自分以外の人との交友関係も楽しんでいて、どんどんハマっていく相手の様子に、不安や寂しさを感じる眠傘の心境もリアルに伝わってきて
いつも以上に作品世界にのめり込んで読んでしまいました。

こちらの前に発売されたスピンオフの彰編を読んだ時は、本編CPよりこっちの方が好きかも、と思ったのですが、やっぱり本編CPもイイ!と再認識させられた5巻でした。

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飽きない面白さ

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

和山作品は、キャラクターたちの会話や思考が織りなす独特の空気感が大好きなのですが、何作読んでも、何度読み返しても、面白さに慣れることがないというか、毎回新鮮に楽しめる飽きない面白さがあります。
大人になって漫画を読みながら声を出して笑ってしまう(大声で笑うのではなく、思わずふふっと堪えきれずに笑ってしまう)稀有な作品です。

今回もそれは健在で、モンスターペアレンツならぬ小林先生のモンスター甥っ子が登場する話や、夏休みに星先生を観察するために学校にやってきた古森・鳥井コンビの話、休日に眼鏡トリオ(星、小林、中村先生)が偶然デパートで遭遇する話等、どれも漏れなく面白かったです!
個人的には卒業アルバムの写真撮影の話が笑いを堪えきれませんでした。

タイトルは知ってるけど内容的に興味を惹かれる感じじゃないかも…とか、ちょっと気になってるけどなんとなく購入までは踏み切れない…と躊躇っている方こそ、ぜひ!
きっと読み終える頃には、ストーリー、キャラクター、イラスト、会話のテンポ感等、すべてが魅力的で見事ドハマリし、もっと早く読んでれば良かった…!!と思うはず。
ストレスフリーで笑えてクセになる、そんな作品です。

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一番好きな話が収録されている巻

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

女の園の星は、1話完結型だけどどのお話も満足度が高く、面白さの完成度が高いと思っているのですが、中でもこの巻に収録されている小林先生が顧問をしているバレー部の保護者に頼まれてタペストリーのデザインを考えるお話(9話目)が、個人的にこのシリーズの他の巻を含めた中で一番笑えて大好きなお話です。
読み返すたびに笑えて、あまり読み返しすぎると面白さが減っていく気がして心配になったりもするので、控えつつも笑いたい時に読み返しているのですが、何度読んでも新鮮に楽しめます。
このマンガってどういうマンガなの?と気になっている方がいたら、黙ってこの回を差し出したいくらいお気に入りです。

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ワガママな独占欲

2016/02/13 21:14

苛めっ子に復讐を目論む苛められっ子

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

偶然、元苛めっ子だった赤坂(攻め)に再会し、相手が自分のことを気付いていないことから、過去の復讐をしようと奮闘する高木(受け)

こういう設定が大好きなので楽しく読みました。

現在は痩せて、昔とは容姿が変わっていて、仕事だって出来る高木ですが、苛められていた過去があるため、何に対しても自己評価がものすごく低いです。

読んでいて、そういうところに少しだけ苛々してしまう方もいらっしゃるんじゃないかなーっていうくらい、とにかく自己評価が低く、ややコミュ障気味。

だけど、受けのそういう自分の魅力に無自覚なところや、たまに発せられるやや天然気味な発言も可愛いなーと思いました。
高木にとって弟のような存在の(性格はお節介なくらい面倒見のいい兄のような)幼馴染みも魅力的です。

また、キャラクターや恋愛面だけでなく、高木の勤める冷凍食品会社での仕事場面も楽めた作品でした。

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ロング・ゲイン 君へと続く道

2016/01/23 21:18

シンプルな愛の話

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

このレーベル(モノクローム・ロマンス文庫)のシリーズものはすべて読んでいるのですが
こちらは失礼ながらイラストや設定に惹かれるものがなく手を伸ばせずにいました。

けれど、海外のBL(?)小説が読みたくなり、期待値が低いまま、なんとなく手に取ってみました。

感想は、面白かった~~~!の一言に尽きます。
読まず嫌い(?)をせずに、もっと早く読めば良かったと思ったくらいです。


コロラドの小さな町で、家族の営む店で働き、ひっそりと自分の小さな世界で生きているゲイのジャレドと
その町に越してきた警官でノンケ(と自分では思い込んでいる)のマットの関係を描いた話。

メインキャラの片方が警官ではありますが、他のモノクロームロマンスとは違い、恋と推理が入り混じったりはしていません。
それでも物足りなさを感じることはなく、丁寧に描かれる2人関係の変化に最後まで一気に読ませられました。

自分はノンケとして生きてきて、ゲイかもしれないことをなかなか受け入れられないマットが
後半になるにつれ、どんどん魅力的になっていったり、どんな時でもジャレドの味方である兄嫁のリジーなど、キャラクターたちも良いです。

尚、盛大にリバってますので、リバが地雷な方はご注意を。

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甘美な毒に繫がれて

2016/02/28 21:06

年の差ラブ

14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

セレブが通うカルチャースクールの料理教室にて講師を務める・遥(美人な容姿がコンプレックス)と
そこに通うことになったオーナーの甥・琉貴(中3の美少年)の10歳差ラブストーリー。

琉貴は病院の跡取り息子で、料理以外は何事も完璧にこなし、容姿も良いという15歳にしてハイスペックなキャラクターなのですが
遥に恋してからは病みはじめ、彼の描写にどんどん変態さが表れ始めた時には、読んでいてとまどいを隠せませんでした。

遥の気を惹きたいがために自傷行為に及んだり、ストーカー行為も「ストーカーもどき」ではなく、ガチのストーカー行為だったり
こっそりと盗んだ靴下を使ってのソロプレイ(そのシーンの挿絵あり)だったりと、内容も見た目にも衝撃続きでした。

果てには、犯罪すれすれというより、ガチで罪を犯してしまってます。
どんどん狂気さが滲む琉貴の変化に、大人で紳士なオーナーとくっつけばいいのにと何度も思ってしまいました。

童貞ゆえか、初恋ゆえかは分かりませんが、過ぎる一途さと若すぎるがゆえの暴走として受け止められず
なかなかこの攻めを素直に応援することが出来なかったのですが(笑)、最後には「なんかもう、とりあえず2人とも良かったね・・・」な心境に到達しました。

舞台が料理教室で、遥やオーナーが食にこだわりを持っているキャラクターのため、こちらの作品でも犬飼先生お得意の(?)食に関する薀蓄が書かれています。
興味深く読んだため、琉貴のインパクトが強烈だったはずなのに、読み終わった後に印象に残っていたのは《糖質制限》でした笑

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友達をやめる日

2021/02/20 13:20

この作家の他作品ファンなら買い

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者の別作品(シリーズもの)が好きで、こちらもずっと気になっていました。
自分的には、300円代って高くはないけど、ページ数によっては高く感じる値段設定に、しばらく購入をためらっていたので、同じように購入を迷ってる方の参考になれば、と思いレビューします。

ページ数は全77ページで約2/3が表題作です。
仲の良い大学生2人の話で、主人公が友人に密かに片思いしていたものの、彼女ができるかもと聞かされ思い切った行動に。
それにより、相手も主人公のことを意識し始めて……といった感じのお話です。
表紙から想像していた受け攻め役が逆(黒髪が攻めかと思ったら受け)で、まずそこに驚きました。

残りの1/3は、タイプの違う二人ながら、学校の廊下で偶然肩先がぶつかった瞬間、お互いに一目惚れし揃いも揃って頭に『結婚』というワードが浮かんでしまうくらいぶっ飛んだ男子高生同士のラブコメ。
作者さんの他作品「副音声はうるさい十分に」と同じ作風です。
周囲からは犬猿の仲と思われるのも納得の会話や表情をする二人ですが、本人たちの心の中(モノローグ)は正反対でラブラブ。

例えば、相手の態度にカチンときて「何だよその顔」「あなたこそその顔は?」と突っ掛かってるようにしか見えないけれど
本人たちは、「何だよその顔(可愛いすぎない!?そんな可愛い顔、他の奴に見せるなよ!)」「あなたこそその顔は?(なんて精悍な顔なんでしょうか…)」といった感じ。

二作品とも短いながらも上手くまとまっていて読み応えがありました。
特に後半に収録されているお話に関しては、作家さんの他シリーズが好きな方は買いだと思います。

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神官と王、夢幻のごとき日々

2016/02/23 17:45

リクエスト集

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

神官と王シリーズ番外編第二弾。

冴紗が記憶喪失になってしまう(羅剛に嫌われていると思っていた19歳の頃に戻ってしまう)話と、本編の竜卵盗難事件の羅剛視点の話
それから、羅剛と和基の“立場”が入れ替わって、羅剛が下っ端の神官になってしまう話のほか
羅剛が生まれた頃の父・皚慈王の苦しみを書いた話、永均と元軍人で親友の切ない話の計5つの短編を収録。

すべて読者からのリクエストで執筆し、作者が発行するペーパーやホワイトデー小冊子に掲載された作品の再録とのこと。
その所為か、今回は作中に高永先生の挿絵は1枚もありません。
どれも初めて読む自分としては、それでも羅剛の安定の暑苦しさとあの口調、冴紗のいじらしさに楽しいひとときを過ごせましたが
挿絵があれば、既に読んだことのある方が購入しても、お得感があって良かったんじゃないかと思いました。

また、冴紗の記憶喪失ネタの話を読んだ高永先生が、冴紗と羅剛が入れ替わるのかと思っていたと担当の方に仰ったらしく
それを聞いた作者が、あとがきのページを使って、短いながらも2人の入れ替わりネタを書かれています。
もっと読みたい~!と思える出来なので、普段あとがきは目を通さないという方もぜひご覧になってみてください^^

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GAPS

2016/02/21 23:02

BL・・・?

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

付きあっている彼女との結婚に踏み切れず、EDをわずらい、年齢の衰えを実感中のノンケ・長谷川(37)と、職場の後輩で、顔も器量も良い片桐(30)

社内ではみんなの憧れの王子様な片桐の、プライベートでは人格が破綻しまくりの一面を、長谷川が知ってしまったことから振り回される日々が始まります。

仕事の時は何事もキッチリしている片桐が、プライベートでは髪はぼさぼさでヒゲも剃らず、身だしなみに頓着しない。
賭け事はするし、仕返ししたい相手の車を見つけて車の窓を割るナドナド、行動が強烈です。

実際に、自分の身近にいたら引くどころか、怖くて関わり合いたくない様な人物ですが
読者として傍から眺めている分には、2人のやり取りを楽しく読むことが出来ました。(人によっては、そうじゃない方もいらっしゃるかもですが;;;)

ただ、BL色は薄いです。
BLと呼ぶにはラブ色が薄すぎてBLと呼んでいいものか・・・、かと言ってニアBLと呼ぶには、かろうじてニアBLの範疇は超えているので
やっぱりBLなんだよね・・・といった感想におさまるしかない、不思議なBLです(BL的萌えはないけど、作品としては面白いです)

キャラクターのギャップが強すぎたので、恋愛面でのギャップももっと見られれば良かったかなと思います。
というか、完結はしているものの、続いてもいいような雰囲気で、2人の今後の展開が気になります><

ただ、カバー下に、作中で片桐の幼馴染みとして登場した強面の刑事が次回作の主人公の警察官たちの話
という情報がありましたので、今回の2人の続きは望めないのかな・・・?
その情報の他に、片桐と長谷川の細かい情報や小ネタが書かれています^^

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ルームメイト

2016/03/08 21:09

可愛い2人

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ゲイであることを自覚し、周囲とは距離を取っている文系のアダムと、成績優秀・スポーツ万能なジョシュ。
大学の寮でルームメイトな、性格も見た目も正反対で、互いに相手を苦手に思っていた2人が、偶然共通の嗜好を知ったことでプレイメイトとして親しくなっていく話です。

超訳作品ということや、超訳を担当した著者のBL作品を読んだことがなく、カバーイラストのレーターが苦手ということもあり、失礼ながら時間さえ潰せればいいという気持ちで全く期待せずに読みました。

ところが、予想外に、すごく楽しめました。

SMに興味があり、ちょうど良く自分がS側の人間だと自覚しているジョシュと、M側だと自覚しているアダムが出会ったことで
プレイについて互いに少しずつ色々と試していく様子や、プレイ以外でもお互いに対する最初のイメージが変化していく過程など、2人の関係性がとても可愛らしかったです。

SMとはいえ、その辺の描写はライトで、挿絵は一切なく、口絵にアダムのアヘ顔が1枚あるだけですので、そのどちらかを期待して購入される方は物足りないかもしれません。

なにかというとプレイのことで頭がいっぱいな2人ですが、頼まなくても、さりげなくコーヒーと一緒にマフィンを買ってきてあげるジョシュの優しさや、本当にいざという時には男前だったアダムのキャラクターも好ましく、今後をもう少し見てみたいと思える2人でした。

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