あいんさんのレビュー一覧
投稿者:あいん
20世紀とは何だったのか 西洋の没落とグローバリズム
2017/05/21 16:22
歴史を学ぶ意味
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今、世界で起きている問題、北朝鮮を巡るアメリカ、中国、ロシアなどの強国の姿勢、そして単純ともいえる日本の立ち位置など、なぜそうなるかを紐解くには民主主義成立の背景を知ることが大切なのだと気付かされました。民主主義にすれば世の中(世界)は良くなると短絡的に考えがちですが、決して民主主義が平和をもたらすものではないことを知ることができる1冊です。大学生の息子にも読ませたいと思います。
日本会議 戦前回帰への情念
2016/07/21 08:14
マスコミとは
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なぜ、今までにマスコミが殆ど日本会議に関する報道をしてこなかったのがが不思議でした。昨年から各局のキャスターが芋づる式に交替するなど、不可解な現象も起こっています。それらの原因が、この著者を読めば、何となく判るような印象です。思想や教義、大義を押し付けるような息苦しい社会にならないように注視したいと思います。
拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々
2016/01/05 18:18
右?左?
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国家的犯罪行為が、左や右の思想団体の影響を受けていたとは驚きです。進展しないというより、進展させないという事象に、他人ながら苛立ちを覚えます。政治家が、「解決」を目指して行動してくれることを願います。
「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち
2019/04/03 14:18
身近にも
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厚木が遠くない神奈川県内に住んでいることもあり、非常にリアリティを感じながら読めました。最近起きた千葉県野田の事件報道からこの本を手にしたのですが、東京足立や静岡下田の事例も含めて、同様の事件が起こる背景(環境)の共通点が何となく理解できました。周囲に対してついつい無関心になりがちですが、身近なところから目を配るようにして暮らしていきたいと思います。
この手の情報はネットの偏りがちな情報だけではなく、発信者がギャランティーされている文献を読むことが大切だなと痛感しました。
一揆の原理
2017/08/09 18:13
応仁の乱を読んでから
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呉座さんの本は「応仁の乱」に続いて2冊目です。私の一揆に関する知識は歴史の授業の域を出ず、食うに困った農民たちの暴動というものでしかありませんでした。その一揆が目指したものは実は世直し等ではく、単なる条件闘争(着地点を見据えた駆引き)であったというのは驚きでした。呉座さんの文章は論考を基にして淡々と書かれていますのでたいへん読みやすく、頭にすーっと入っていきます。一読の価値ありです。
100日で崩壊する政権 コロナ禍日本、安倍政権の軌跡
2021/03/12 21:40
このツラい現実
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何となく随分前にあったことのパロディとして読み始めましたが、何のことはない、まだ1年ほどの間にあった事柄ばかり。「えっ、ウソ!」というような内容ですが、すべて現実に起きたこと。そして今でも総務省の接待事案の連続に、まだまだ事象が継続していることにウンザリします。文字による批判もいいですが、あえて漫画で風刺するとこの方が、ある意味辛辣で的を得ていると思いました。
「北の国から」で読む日本社会
2017/11/20 18:18
思い出すだけでなく、今を見つめるために
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1990年代以降の経済の中で、携帯電話やスマートフォンを筆頭に目覚ましく進歩したコミュニケーションツールが、実は人を幸せにしていないことを気付かせてくれる一冊かと。亡くなった親父世代(昭和ひと桁)の黒板五郎と、その次男の自分自身である純と、我が子世代(今の大学生・中学生)、それぞれが目を通して話し合ってみたい一冊です。
保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで
2017/03/30 17:30
本当の保守とは
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保守という言葉が胡散臭くなってきた昨今、あらためて保守ということを考えてみたくなり、この本を購入しました。フランス革命期から現代日本まで、本来の保守と保守を標榜する右傾化とが、同じステージで語られていることを何となく認識できました。何ごともバランスが大切であり、極端に傾き過ぎないように意識して見守っていきたいと思います。
黒書院の六兵衛 上
2017/01/15 14:20
大切なもの
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幕末の江戸城無血開城は、動乱の中の1シーンとして知識としては知ってはいても、その機微については、特に何も考えたことはありませんでした。まるで現代の住宅引渡しのように、形式的な手続きだけで引渡されたように勘違いしていました。浅薄です。
六兵衛という登場人物を通じて、武士(=人)の「矜持」を考えさせられました。「壬生義士伝」と併せて読めば、幕末動乱期の「動」と「静」を感じられる良書だと思います。
世界「最終」戦争論 近代の終焉を超えて
2016/06/26 15:45
歴史の流れ
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不安定な時代を漠然と過ごす中で、やはり大切なことは、近現代の歴史を振り返ってみて、今の状況と似通った時期があったことを再確認することである。過去と同じような不幸な時代が再来することを防ぎ、平和な道を選択することが重要であることを、この著書があらためて教えてくれるものと思う。
あん
2021/03/28 16:23
知ることの大切さ
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無知に基づく法律がなくなり、ハンセン病の人々が自由になった(療養施設から開放された)と漠然とニュースを聞いていた記憶がある。その曖昧な情報が、「あん」の登場人物のおかげで具体的な人物となって現れました、しかも、国立ハンセン病資料館は、親戚の住んでいる近隣の町にあることを知っていながら、一切足を向けることもないまま。近いうちに資料館に行ってみようと思います。「あん」の徳江さんのような人達に会いに。
事大主義 日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」
2019/05/30 20:10
他人事ではなく
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「事大主義」というものは、朝鮮や琉球の外交姿勢というステレオタイプ的な知識しかありませんでしたが、福沢諭吉の造語であり、戦前の日本や、ひょっとしたら現在の米国との安保外交にも該当するのではないかと気付かされました。「事大」ということは決して卑屈な意味ではないこと、そして、小国の巧みな知恵であること、そして、国民ひとりひとりにとっては安易な「事大」に陥らない知恵と知識が必要であることをあらためて考えさせられました。興味深い一冊です。
昭和天皇・マッカーサー会見
2017/02/15 08:11
知っていたつもり
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今のアメリカ(トランプ大統領就任後)に漠然とした不安を抱き、安保モノを読みあさっています。敗戦(1945年)から70年が経過し、歴史の手前まできています。思い込みに流されない、警鐘となり得る1冊だと思います。
日本残酷物語 5 近代の暗黒
2016/12/26 15:48
格差の話
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格差問題が言われて久しいことから興味を持って読みましたが、明治~戦後の厳しい生活状況(女工や炭鉱、貧民窟)も、今の格差(派遣やシングルマザーなど)や貧しいく苦しい生活と共通する部分が多くあるように感じました。この本を読んで、政治の何たるかをあらためて考えてみたいと思います。
罪の声
2016/10/25 08:04
その後への視線
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今まで、森永グリコ事件の本をフィクション・ノンフィクションに関わらず乱読してきましたが、事件に関与した子供たちのことはあまり考えてきませんでした。子供の声による録音テープは、犯行の単なる1トピックスであり、捜査を混乱させるための1ツール程度にしか受け止めていませんでした。でも、本作品のように、訳が分からぬまま実行犯に誘導されて犯行に加わり、その後の生活(人生)を息苦しいままに送ってきたのではという視点は、背筋を凍らせる恐ろしさがあります。
