ヴァンさんのレビュー一覧
投稿者:ヴァン
2016/01/24 19:24
いまいち
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歌野氏の作品の中でも高い人気と知名度を誇る作品。
私は家シリーズや密室殺人ゲームから歌野氏を知ったのだが、
それらとは作風かがらりと変わる。
今までとは異なる新境地に達した作品と言える。
個人的には、主人公の過去の話が蛇足だったように思う。
最後に待っている大どんでん返しも
事件の本質にもっと絡んでいると良かったと思う。
紙の本不連続殺人事件 改版
2015/12/10 23:01
こんがらがる
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坂口安吾さん初のミステリ作品。
内容はとてもまじめでがんばって考えたのだろう
と思える作品で純粋に楽しめる。
登場人物が多いので名前を覚えられない人には
頭がこんがらがって少しつらい・・・かも?
紙の本白い家の殺人 新装版
2015/12/10 22:56
良くも悪くも普通
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信濃譲二登場の家シリーズの1つ。
市ノ瀬クンのとんちんかんな推理は相変わらずで
個人的にはおもしろい笑。信濃譲二の解決は
少しもったいぶりすぎなところが個人的には玉に瑕。
登場人物の関係などしっかり頭に入れて読み進めたい作品。
紙の本46番目の密室 新装版
2015/12/10 22:46
密室!
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タイトルに「密室」という単語があるように
密室殺人をテーマとした作品で探偵役火村の初登場作。
密室・・・それは探偵を引き寄せ、ミステリファンを期待させる。
その期待に応えるのは並大抵のものではない。
トリックは「モルグ街~」以来数限りなく考えられてきたが、
いったいそのうちどれだけが読者を満足させられただろうか。
さてさて今作ではいかに!
今回の密室は、難易度としてはやや易しめ。本格ものの好きな
人であればわかる・・・かも?
2016/01/18 16:25
そうか!
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ミステリーの定番、バラバラ死体の論理的解釈の問題です。
様々な作品で様々な説が登場済みのこの問題。
初めは真新しさのない解釈だなと思ったら、大間違い!
真相は想像を遥かに超え、かつ明確で論理的なものでした。
綾辻行人ファンはぜひご一読を。
紙の本異邦の騎士 改訂完全版
2015/11/29 22:23
なるほど
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巨匠島田荘司さんを代表する作品の一つ。以前から作成されていたものの長らく日の目を見なかった作品ということで読む前の期待は最大級でした。読後、なるほどがっかりしました。まあ、ミステリィではよくあることですが、自分の趣味と合わなかったんでしょう。ヒューマンドラマやどろどろしたのが苦手な方はいまいちと感じるかも。ただし、御手洗潔シリーズファンとしては重要な一部を構成する作品であるので、是非読んでみるといいかと思います。
電子書籍蝶々殺人事件
2016/01/18 19:26
こんな作品も
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横溝正史氏というと金田一耕助が有名ですが、
由利先生を探偵とするシリーズも存在するのです。
これがなかなかおもしろい。
少し昔の作品なので、今の作品とはどこか雰囲気が違うのも
ミステリ慣れした方にはいいかもしれません。
電子書籍ブラジル蝶の謎
2016/01/18 19:19
短編集
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有栖川有栖氏の短編集。
作家アリスシリーズの名探偵火村英生の6つの短編集。
2016年にドラマ化された話題シリーズ。
どの作品も洗練された文章とトリックです。
紙の本長い家の殺人 新装版
2016/01/18 19:11
デビュー作
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歌野晶午氏のデビュー作にして
信濃譲二登場作。
同じようなトリックを使って2つの事件が起こるのですが
このトリック、おおざっぱなようで緻密
分かりそうで全然分からない。島田氏をうならせただけのことはあります。
2つ目の事件で分かれば上出来かも。
電子書籍斜め屋敷の犯罪
2016/01/18 17:47
新装改訂版もあります
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御手洗潔シリーズの1つ。
ネットでよくおすすめ作品として上がっていることがあります。
表題どおり斜めの屋敷で起こる事件。
もちろんこの「斜め」がトリックに大きく関わってくるのですが・・・
世紀の大トリックですが、以外と分かる人も多そうです。
真相を見破ったときの爽快感は癖になりますね。
ちなみに名探偵・御手洗潔の登場はかなり後です。
電子書籍解体諸因
2016/01/18 17:36
ばらばらばら
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題名のとおりバラバラ死体に論理的解釈を付ける短編集です。
基本的に各話につながりはありませんが、最後のの話は最後に読んで下さい。
デビュー作ということもあり、各所にあらがありますが、そこはご容赦を。
どの話も一応論理的解釈がなされ、中にはこんな理由もあったのかというような
びっくりするものもあります。
紙の本聯愁殺
2016/01/18 16:46
ミッシングリンク
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SFミステリで定評のある西澤氏。
しかしSFだけじゃないということをこの作品が証明してくれることでしょう。
テーマはずばりミッシングリンク。
殺された被害者の共通点とは?
驚きの真相があなたを満足感へと誘います。
紙の本びっくり館の殺人
2015/12/11 19:30
例外的作品
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綾辻行人氏の館シリーズの1つ。
とはいえ、この作品は例外的な作品と考えていただきたい。
なぜならこの作品は子供向けに作られた作品だからだ。
もちろん、秀逸な文章構成やトどきどきなどが楽しめるが、
トリックに関してはいまひとつといわざるを得ないだろう。
この作品だけ読んで館シリーズの評価を決めることだけは
どうかやめていただきたい。
シリーズものは順番に全部読むのが一番です。
紙の本星降り山荘の殺人
2015/11/29 22:32
前評判が・・・
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帯の絶対だまされるというキャッチフレーズに思わず買ってしまった作品。が、序盤でそのわけがわかってしまい、おもしろさが半減。ミステリィ初心者にはおそらく衝撃的で楽しめる作品になっているかと思います。
電子書籍『アリス・ミラー城』殺人事件
2015/11/29 22:17
あと一歩
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アリスミラー城・・・おそらくミステリィ好きなら惹かれるタイトルでしょう。不思議の国のアリス及び鏡の国のアリスは推理小説ではよく用いられるテーマであり、それだけハードルも上がりますね。そう考えて読み進めていったのですが・・・残念後一歩。テーマやストーリーは個人的には好みなのですが、核となるところが今ひとつ。文章力に長けた巨匠クラスがリメイクしたらおもしろいだろうなぁと感じました。