みすずさんのレビュー一覧
投稿者:みすず
昨夜のカレー、明日のパン
2016/01/21 10:01
ほっこり落ち着く空気感が魅力
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古い一軒家で暮らす、20代のテツコと、テツコの亡くなった夫の父であるギフ。その二人を中心に周囲の人々も含めて日常が描かれる連作短篇集です。その日常は、基本的には穏やかでありながらも、人それぞれの悩みや変化があり、時にはしなやかに、時には力強く立ち向かう様子が伝わってきます。丁寧に日々を暮らす中で、
何かに躓いたり、気づいたりしながら、明日に向かう登場人物の生きざまに触れ、心があたたまっていくのを感じることができました。読後感のよい、ほっこりと優しい気持ちになれる本だと思います。
海と山のピアノ
2019/01/20 13:45
いしいしんじならではの素敵な物語
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「ぶらんこ乗り」や「トリツカレ男」を読んで、いしい作品のファンになりました。
今回の短編集も、いしいさんならではの丁寧な言葉選びで物語が綴られていて、読んでいるうちにぐんぐんその世界に引き込まれていきました。
描写が巧みなので、物語の場面、場面が次々に頭に浮かんできて、挿絵はないけれど、絵本を読んでいるかのような印象を受けました。
次回作にも期待したいです。
鴨川食堂
2016/02/23 10:04
京都人が描くほんまもんの京都らしさの伝わる小説
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京都に生まれ、京都で暮らす作者の柏井壽が描く作品。京都駅から徒歩圏内にある、父と娘がひっそりと営む食堂が舞台になっています。登場する料理の数々の魅力はもちろんのこと、登場する人々の心の機微が巧みに描かれていて、読み進めるにつれ、あたたかい気持ちになれる小説です。
ハタラクオトメ
2015/12/01 15:55
生き生きとハタラクオトメたちへのエール
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主人公のごっつあんをはじめ、個性豊かな人物が登場する物語。ぐんぐんとその世界に引き込まれていきました。危機的状況にも前向きに立ち向かう姿は素晴らしいと思います。軽やかなタッチで書かれていて、読みやすく、明日への活力をもらえる一冊でした。
月夜の羊
2022/11/28 16:12
時代の抱える問題を取り入れた意欲作
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珈琲と器を扱うお店・小蔵屋を舞台にした人気シリーズ。もう9冊目になるんですね。今回の作品では、引きこもりの男性やシングルマザーと暮らす中学生が登場します。社会問題を巧みに取りいれた作品で、世界観に引き込まれつつ読みました。
短歌 2022年 10月号 [雑誌]
2022/11/23 15:23
馬場あき子さんは、やはりすごい!
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馬場あき子さん特集を読み、その偉大さに改めて気付かされました。90代になっても、意欲的に作歌を続ける姿勢に感心します。
短歌 2022年 11月号 [雑誌]
2022/11/23 13:46
今年の短歌賞に注目!
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年に一度の角川短歌賞の特集号で充実していました。今年の受賞作品は、知性が感じられて惹かれるものが多かったです。
彼女の家計簿
2022/11/21 22:41
夢中になって読み進めました
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強くしなやかに生きる女性が描かれていて、原田さんらしさが感じられる本でした。二つの時代を交差しながら話が進み、重層感のある物語に仕上がっていると思います。読後の満足感が得られる本に出会えて良かったです。
コンビニ人間
2019/01/23 07:21
タイトルの期待を裏切らない面白さ
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芥川賞受賞の際に、「コンビニ人間ってなんだろう」と興味を持ちました。タイトルを見て期待しても、内容がイマイチというケースもありますが、この小説は期待以上にシュールな面白さの感じられる作品で、一気に読みました。コンビニが街に溢れる今の時代に対する問いかけを含む深みのある名作だと思います。
はじめてのかぎ針編み刺しゅう糸で編む色がいっぱい!ミニチュアこもの100
2019/01/20 13:38
刺しゅう糸の新たな魅力を発見!
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表紙の写真が可愛くて、思わず手に取った一冊です。刺しゅう糸を使って、小さなマスコットを編む方法が丁寧に紹介されていて、私は帽子やワンピースなどを作りました。いちばんのお気に入りは、綿を詰めて作ったインコです。他の作品も作ってみたいです。
わたしのワンピース
2016/02/24 09:59
ワンピースに夢を乗せて
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子供の頃に読んでいた絵本のなかでも、特にお気に入りだった一冊です。真っ白なワンピースの模様が、次はどんな風になるのかな?と、目を輝かせながら、ページをめくっていました。ワンピースという女性ならではのアイテムの魅力に目覚めたのは、この一冊がきっかけだったのかもしれません。ストーリー、絵の可愛さ共におすすめできる名作です。
鴨川食堂いつもの
2016/02/23 10:20
ゆるりとした空気が流れる食堂に思い出の味を求めて
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京都在住の柏井壽が描く、鴨川食堂のシリーズ第3作め。前作2冊を読んですっかりその世界観に惹きつけられていたので、「いつもの」の刊行は嬉しかったです。コロッケ、オムライス、餃子・・・。その人にとってかけがえのない深く記憶に刻まれた味を、そこにまつわる想いも含めて再現してみせる父娘の力に、改めて感動を覚えた1冊でした。ずっとずっと続いていってほしいシリーズだと思います。
鴨川食堂おかわり
2016/02/23 10:12
こんな食堂があったら行ってみたい!
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京都で父娘が営む食堂を舞台にした小説。第1作目「鴨川食堂」の読後感がよく、続編にあたる「おかわり」も、迷わず購入しました。訪れるお客さんの思い出の味を捜し出して再現する、というパターンは1作目と共通。のり弁やハンバーグなど、身近なメニューが取り上げられていて、ほんわかした心地で読めました。こんな食堂があったら、行ってみたいと思ってしまいますね。
歌壇 2016年 02月号 [雑誌]
2016/01/21 10:06
年に一度の歌壇賞発表
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短歌の新人賞のひとつである、歌壇賞。この2月号には、第27回の歌壇賞の受賞作、候補作、そして選考過程が掲載されています。受賞者の飯田彩乃さんをはじめ、言葉のセンスが光る、今後が期待できる人たちの短歌に出会うことができます。他にも、北陸を旅した歌人の作品の特集などが掲載されており、1冊で色んな角度から短歌を楽しめました。
