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やぶやんさんのレビュー一覧

投稿者:やぶやん

5 件中 1 件~ 5 件を表示

若冲

2016/01/18 21:34

『若冲』を入手して

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2000年、没後200年若冲特別展覧会を京都博物館で観て、若冲ファンになり、その後2007年承天閣美術館で『動植綵絵』展を観ることができた。
昨年9月久々に承天閣美術館を訪ね、若冲の鹿苑寺大書院障壁画などを拝観していた。
 本書は、10月に刊行された。
『動植綵絵』について、説得力ある制作時期や解説をされている。次回はこれを参考に拝観したいものだ。1974年発行の『若冲』の文庫本化だからか、水墨画の作品に関しての解説は、少ないが、水墨画についての先生の解説も拝聴したい。
 本年は、生誕300年若冲展が4月に東京都美術館で開催されるようだが、本書を携えて拝観したいが、是非近畿でも開催してほしい。

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天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災

2018/05/08 06:42

歴史から天災を学ぶ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

磯田道史『天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』(中央公論新社) 
1 この本には人名・地名・災害名の索引があり、便利だ。
2 地震・津波などの歴史上災害を「古文書」を引用して私たちにわかりやすく解説してくれる。
3 それだけではない。たとえば、「1588年の天正地震が福井県の若狭湾に津波をもたらしたことは、忘れてはならない。」との記述や「正確な情報をもとに、原発が安全か危険かを判断し、その将来を決めるのは、役所でも電力会社でもなく、有権者たる我々自身だから、しっかりみて判断材料にしていただきたい。」との記述は、読者に対し、傍観者ではなく、自分の問題として考えよと警告してくれる。
  そのような記載はたくさんあります。
4 メモをとりながら、1か月余で三回も再読しました。

著者の続編を拝読したいものだ。

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ことばの万華鏡

2017/12/08 08:52

これぞ『言葉の万華鏡』

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『著作集』未収録随筆集の二冊目。編集部附記で「生前に著者が準備していた構成案をもとに、歿後に編集部で検討し、内容に則して編集」とある。拝読して、実にうまい編集だと感心した。
  例えば、「1 ことばの万華鏡 「いろいろ」づくし」では身近な「いろいろ」を中国の古典の紹介もあり、気軽に寝転んで読めて、学べる。
  私は、先生の「ニンマリ」笑顔を想い出しながら、拝読した。今後も繰り返し、再読するMy本棚の本である。

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夕陽妄語 1 1984−1991

2017/07/25 08:30

『夕陽妄語1』(ちくま文庫)を読んで

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1984年から1991年までの「朝日新聞」夕刊に月1回掲載の文章である。
1 読みすすめると「今、まさに問題になっている話題」と錯覚する文章が少なからずある。
 2 時どきに日本の軍国化に対する危惧をとりあげ、警鐘を鳴らしている。
 3 「言葉・知識」、信念(反戦・平和・反核)、政治・外 交、芸術(演劇・建築・その他)に関して、世界的視野から論じている。
 その他、1983年の韓国民間機がソ連の戦闘機に撃墜され、269人が犠牲になった。その5年後、イランの民間機が米国の艦船のミサイルにより撃墜され、298人が犠牲になった。私は、イラン機の撃墜の事件は全く知らなかった。報道に関する興味ある文章である。
 1991年のソ連消滅に係わり、「マルクス主義が死んだという命題は、空虚なものにすぎない」という一文は、私には印象的であった。

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下流老人 正 一億総老後崩壊の衝撃

2017/05/19 11:33

百年安心はどうした?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「下流老人」。この本を読めば決して他人事ではないことをいやでも気づかさせられる。
筆者は、生活困窮者支援活動者だけあって説得力がある。
思えば2004年の年金大改正のとき、政府は「百年安心」の年金制度を主張していたのを、私は忘れていない。年金受給年齢になり、年金は減るばかり。これは「国家的詐欺」といってもいいくらいだ。
 昔、労働省と厚生省が統合され、労働者派遣法が改正され原則自由になり、労働者を保護すべき法制度が事実上解体の方向にむかい、非正規労働者が増大し、貧富の差が二極化している。これでは、安倍首相のいう美しいニッポンもだめになるのではないか。問題は山積している。

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