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ペンギンさんのレビュー一覧

投稿者:ペンギン

772 件中 1 件~ 15 件を表示

天使

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間とは違う常識感覚を持つ天使。主人公を喜ばせようと、思ったことを単刀直入に言う姿がかわいい。主人公は生きる希望を失っていたのに、行動が慎重。単純で楽観的な天使との掛け合いがおもしろい。

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残された時間が限りあることは誰もが同じ

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人が死ぬのは、大変なことだ。生きることも楽ではないが、死に至る過程というのは、本人も、周りの人にも、しんどい。心をかき乱すものがたくさんある。大きな決断を何度も迫られる。そして、最終的な結果は誰にも避けられない。

現代社会で死は忌み嫌われ、不当に悲惨な扱いを受けているが、誰もがもっといい形で死を迎えられるずだ。という著者の強い自信を感じた。著者自身が外科医として、ある時は患者の家族としての体験を通じて、試行錯誤しながらもそれは実現できると言っている。

健康な人にも読んで欲しい一冊。人生の優先順位は本当は死ぬ間際になってから考えることじゃないはずだ。

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天然石オタク

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

マニアックな知識に終始することなく、宝石の不思議さや奥深さを堪能できました。アクセサリーを輝かせるのは、人の心なんですね。欲や虚栄心、人を大切にする気持ち、人間の光と陰に笑いをまじえた大好きな作品です。

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紙の本ナムル100

2017/04/13 18:53

ナムル!ナムル!ナムル!

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

韓国料理店でよく見かける「ナムル」。野菜をメインに、塩とごま油をベースにした「たれ」で和えるおかずだ。

この本では、主に、使う食材と、調理法、たれの「組み合わせ」を提案している。葉野菜でも、根菜でも、肉でも、魚介でも、生でも、ゆでても、炒めても、いろいろなナムルがある。いっそのこと、なんでもいいんじゃないかと思える。

どのレシピにも洒落たお皿にのった完成写真がついている。このうち一つが家の食卓にあったら、素敵な毎日になるかもしれないし、弁当でも使えそう。ワキを固めるネタ帳にどうぞ。

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紙の本アレフ

2018/09/21 11:46

迷宮

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「アステリオーンの家」と「二人の王と二つの迷宮」がいいです。両方とも迷宮をテーマにした作品です。他にも迷宮がテーマになった作品「アベンハカン・エル・ボハリー、おのが迷宮に死す」「アレフ」があるのですが、より構成がシンプルな最初の二つの方が好きです。

一度迷い込んだら決して出られない真の迷宮は存在しないけれど、あらゆるものが象徴的な迷宮になりうる、そんなことをこの本に教えられたような気がするのです。象徴的な迷宮とは、物理的に考えれば出られないわけではないのに、なぜか生きて出られないものであり、死体と財宝が見つかるところであり、人を遠ざける一方で引き寄せる何かなのです。

この本を読んでから、いろいろなものが迷宮に見えます。例えば、地下鉄。毎日通勤で利用するときは迷宮とは思いませんが、ある意味で迷宮なのです。家の中なら冷蔵庫。中の食品がしばしば死んだ状態で見つかるという意味で迷宮です。あるいは服にとってのタンス。個々の本の表紙が異界への扉ならば、図書館も象徴的な迷宮です。街の中、会社の中、社会全体も迷宮とみなせます。

文学の世界という迷宮。ボルヘスは迷宮の怪物なのか、それとも作品という財宝の創造者なのか、私自身には見極めるだけの力が無いのが悔やまれます。

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紙の本水野仁輔カレーの教科書

2017/04/12 20:30

マニアなカレー

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

よくもまあここまで、と思った。日本人とカレーの出会いから、インド人のカレー作りに対する考え方、調理学的な分析まで、著者のカレーへの並々ならぬ思いを感じる一冊である。特筆したいのが、本書で紹介されているカレー作りの「ゴールデンルール」である。あらゆるカレーに通用する、ひとつのルールにまとめられている。こだわりの作り方がひしめくカレーの世界で、基本となる一つのルールという考え方がシンプルで美しい。

私個人としても、珍しい(ほかの料理には使えないような)材料を使い、とことん手間をかけてつくる一皿はお呼びではない。ありきたりな材料をベースに、特別な道具を必要とせず、限られた時間内に完成し、その時々の冷蔵庫の都合に合わせて柔軟に食材を受け入れてくれる料理を望んでいる。ゴールデンルールのカレーはそんな要望にかなう料理である。日本のカレーよ、ジャガイモと人参とカレールーという思い込みの鎖を断ち切り、もっと自由になろう。ルールさえしっかりしていれば、自由な世界へ飛びたてる。

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紙の本まど・みちお詩集

2018/05/14 19:47

当たり前の不思議

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まどみちおが小さい時の記憶について語るエッセイにこの人の独特な世界観を垣間見たような気がする。忘れがちな当たり前のことに生涯にわたって関心を持ち続けるところがとても素敵だった。

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先が見えない

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公が上手なのか、下手なのか。才能があるのか、なくいのか。周りの反応がまちまちでよくわからない。どんなに好きでも、どんなに練習しても。先に何があるかわからない。フィクションだけど、わからない感じが現実っぽくて、おもしろい。

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茶産地

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

入れ方の説明が丁寧で写真の掲載も多いです。ハーブティーの紹介もあります。一番の特徴は、世界の紅茶産地について、気候や歴史、味の特徴をを紹介しているところです。ダージリンは農園ごとの説明があります。「紅茶」ではなく、「どこどこのなになに」で選びたい人におすすめです。

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日本について

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本に関係する言及がたくさんあります。特に少子化は日本の最大の課題と言っています。中でも、「子供という存在は、そもそも無秩序なものです。そして、外国人、移民も、社会にある種の無秩序をもたらします。日本人は日本が存続し続けるために、こうした一定の無秩序、混乱、完璧でないことを受け入れる必要がある。」という言葉に、日本に対する深い理解を感じました。ぜひ読んでみてください。

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電子書籍Papa told me【期間限定無料】 1

2016/12/16 08:49

自由で創造的な父子家庭

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

子供扱いされるより、お父さんの共同生活者になりたいと思っている知世ちゃんは、小学生でも立派な大人。自由で創造的な父子家庭を目指して、親戚や近所の人がもたらす世間の圧力にも屈さず自分たちの世界を守っている姿がなんだかうらやましい。ちょっと変わった家庭環境にある人だって、幸せな生活ができると私を励ましてくれる作品です。

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電子書籍ワールドトリガー 24

2022/06/07 15:30

組織における評価について

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この巻では、組織の中で評価されるとはどういうことなのか克明に描かれている。誰が、どんなふうに見ているか。それを考慮する重要性!この作品を読むと、作者は大きな企業で働いた経験のある人なんじゃないかっていつも思う。

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電子書籍ワンダンス(1)

2021/07/03 13:39

基礎

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

全体的に静かなトーンで展開されるところが好きです。あと、基礎を大事にしている感じ、すごくいいと思います。残酷な現実問題として、どんなスポーツでも、芸術活動でも、実力は膨大な基礎練習なくしては発揮されませんから。

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紙の本七つの夜

2021/01/14 20:17

文学の豊かさ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本のとても気に入っているくだりを以下に引用する。
「(前略)・・・もし、(文学作品を)楽しめないのなら、読むのをやめなさい。義務としての読書などという考えは、馬鹿げた考えなのだから。義務としての幸福について話をする方がずっと増しだ。詩とは感じ取るものだと私は思う。だからもし君たちが詩を感じ取れないのなら、美しいと感じられないのなら、もし小説が、それからどうなったのかを知りたいという気持ちにさせてくれないのなら、作者は君たちのために書いたのではない。それを脇に置きなさい。文学というのはとても豊かなもので、君たちの興味を引くのにふさわしい作者もいれば、今はふさわしくなく、君たちが将来読むであろう作者もいるのだから。」

文学の持つ、人を感動させる力に深い信頼を寄せていたことがわかる。それを文学の豊かさと言っている。つまらない作品に出会っても、それは作品や作者が悪いわけではない。今が”そのとき”でなかっただけといことだ。美や感動を求めてうろつく狩場はとても豊かなので、獲物が絶えることはない。

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電子書籍無能の鷹 プチキス(1)

2020/11/30 14:22

寛容

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

鷹野さんの、上司や同僚からの悪い評価に飄々としているところがカッコいい。けなされても怒ったりしないし、落ち込んだりしないし、自分自身と周りに対して寛容な感じがする。自分の周りを見回しても、他人の評価にいっぱいいっぱいで、自分にも他人にも余裕がない人は小さい人がいっぱいいる。かっこ悪い。

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