ゆっきさんのレビュー一覧
投稿者:ゆっき
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電子書籍NHK「100分de名著」ブックス アインシュタイン 相対性理論
2017/11/14 14:34
科学…夢か現実か
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超難解と言われる、かの相対性理論を少しでものぞいてみたくて購入しました。わかりやすーく噛み砕いて解説して下さっていて、楽しめる本だと思います。もちろん、この一冊で全てがバッチリわかるわけは無く、読んだ後にさらに気になることも出てきます。でも、それこそがこの本の役割でしょう。1人では開けられない重い重い扉を、少しだけ開けるお手伝いをそっと手伝ってくれる本。その後、さらに足を踏み入れて追求するもよし、自分なりにあれこれ考えたり想像を続けたりもよし。科学的だけど、夢を与えてくれる本だと感じました。
2016/03/01 08:55
勇気づけてくれる一冊
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著者の河合隼雄さんは、日本人として初めて、スイスのユング研究所でユング派分析家の資格を取得し、日本の分析心理学の普及に大きく貢献した方。長年、文化庁長官を務められ、また日本に「箱庭療法」を広めた方としても有名です。
さすが、それだけの経験と知識に裏打ちされた言葉には、大変な重みがあります。
講演内容をそのまま本にしたスタイルなので、関西弁混じりのおじさんがフツーに雑談するのを聞く感覚でスルスルと読めますが、その中に、さりげないけれどものすごい重みのあることがワンサと書いてある。
心の問題を抱えるクライアントに、カウンセラーはどのように向き合っているのか。
河合先生ぐらいの大物にも、「こんな時にはこうすればよい」という単純なノウハウは、実はないようです。
心がものすごく「しんどい」状態のクライアントを、「正解」がない中で、見守りながら、カウンセラーはカウンセラーなりに精いっぱい、真剣に、考え抜き、悩む・・・その一番厄介で面倒くさいところから「逃げない」のだそうです。
カウンセラーを志望する人には、その道の重大な意義と険しさを教えてくれる一方で、
「カウンセラー対クライアント」の枠を超えた人と人との関係、「社会」でのあらゆる人間関係や、自分自身との向き合い方にもヒントを与えてくれると同時に、
こんなにも、人間と関わることに誠実で、真剣で、「逃げない」人達がいるのだということに、勇気がもらえる一冊だと思います。
じっくり噛みしめながら読み返しています。
紙の本もっとエコ・ラッピング 思わず誰かにプレゼントしたくなる
2017/11/14 14:21
癒してくれる本
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「エコ・ラッピング 身近な素材で、あたらしい包み方」の続編。初巻もステキだったけど、今回のも全く期待を裏切らず。新たなデザインやアイディアもたっぷりです。「エコ」と聞いて、子供の工作的ラッピングとか、ちょっとチープな感じを想像していたら…見事に裏切られるはず。普段はビジネス書や哲学書ばかり読む私ですが、店頭でたまたま手に取った正林さんのラッピング本には感動させられました。誰かに何かを贈る時じゃなくてもたまに開いて眺めています。癒されます。
2017/11/14 14:13
見ているだけで・・・
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「エコ」の背表紙を見て、子供の工作的なラッピングかなぁ?とあまり期待せずに手に取りましたら…まっ・・・っったくそんなことなく!ちょっとした素材、時には廃材を、とっても上手にとってもオシャレに、でも押しつけがましくなく、ステキなラッピングに変身させる正林さんはすごい!見ているだけで「ステキ~」と目がハートになってしまい、癒されます。まさに、誰かに何かをプレゼントしたくなってしまう本です。
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