mad_scientistさんのレビュー一覧
投稿者:mad_scientist
| 2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
クォークとジャガー たゆみなく進化する複雑系
2017/09/04 22:30
レビューとして機能する内容を書こうとしてみました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
各人の,主に脳が持つ,各人の世界のモデルを形成するのに,単純さと複雑さについてのマレイ・ゲルマンの議論は価値があると思える.ゲルマンの議論を参考にすると,より明解なモデルを各人の脳に形成できるだろう.ただ,ゲルマンの議論を理解できない脳には無理だ.
素粒子のミクロ世界とそれがたくさん集まったマクロ世界を量子論からぶれないで説明しようとした部分も,正しく理解できない脳には,何それ?でおしまい.一貫している事,というのは科学的・哲学的思考には需要な要素なのだけれど.でたらめなプラグマティズム(そういうのはプラグマティズムとは言えないのだが)で,都合よければそれで良し,とするやからには無駄な議論だろう.そのような存在では在りたくないと謙虚であるヒトは多くを学べるだろう.
複雑適応系であるヒトを考察した環境保全の課題や社会の在りようについての言及は著作された時間的制約があるが(つまり古いはずなのだが)2017年時点でも有用すぎるぐらいの偉大なマンネリズム(一定の技法や形式を反復慣用し、固定した型にはまって独創性や新鮮さを失うようになる傾向。広辞苑第六版より引用)と言える内容だろう.
蛙の消滅 蛙のゴム靴初期形
2016/03/03 12:23
救いの無いリアリズム
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
蛙達の名前はダジャレになっています。これは、自称知識人達の軽薄な活動の日々を戯画化したものと思って良いでしょう。鳥獣戯画の蛙とウサギの相撲なんかも思い出されると一興ですよね。’てんとうむし’(転倒無視?)の生態や英語名についても調べると宮沢賢治の深い皮肉を読み解く事ができるかもしれません。
文学作品自体は時間的普遍性があるように思われるのですが、画は現在を設定した作画者の恣意性があります。火力発電所が描かれてもいます。(原子力で無いのは都会の近くだからです。)
最終稿である「蛙のゴム靴」では、悔い改めの救いがありますが、救いの手を差し伸べたのは誰か、という事をよぉく考えて読み味わってください。
「虔十公園林」においても、’公園化’に導いたのは、虔十が生きて死んだ村に住んでいる普通の人達ではなく、その村から出てアメリカの大学の偉い教授となった若い博士=いわゆる権威ある者である事を忘れてはならないのです。
| 2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
