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俳句タイソンさんのレビュー一覧

投稿者:俳句タイソン

2 件中 1 件~ 2 件を表示

文芸思想と作品評価の落差

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

従来古典俳諧と、子規以降の近代俳句には決定的断絶を見る文芸史観が一般的だが、実は人間の考える事は大して歩していないというか、江戸時代から現代までを貫く大きな文芸史観を痛感させられる、文学史的には革命的な一書。
が、本書から読み取れる史観を、個々の作品にフィードバックさせた際、意外に平凡な見解しか出てこない。即ち、個々の作品評価としては、従来の評価の域から、革命的に脱出は出来ていないのである。返す返すも、文学史的には極めて多大な意義のある一書なのだが、個々の作品の独創性を明確にするには、やはり別の方法が要求されてくるのではないだろうか。

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紙の本深見けん二俳句集成

2016/04/20 19:39

客観写生の功罪

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

客観写生を誠実実践した作者の、篤実な成果。巻末のホトトギス史の概観も資料的価値が高い。一方、戦後主要俳人の諸作と比較すると、アクのなさというか、平板で食い足りない句も少なくない。客観写生の精神だけで現代俳句を割り切ろうとすると、大きな限界に突き当たる事も痛感させられる一書。

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