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ゆうとさんのレビュー一覧

投稿者:ゆうと

21 件中 1 件~ 15 件を表示

本を守ろうとすると猫の話

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世の中に物申す、そんな本だと思いながら読み進めました。本について書いてありますが、今のギスギスした優しくない世の中に涙している作者が滲み出ているように感じて読み進めました。「解説にかえて」を読んで、やはりそうだったんだと、とても共感しました。
「人を思う心」の大切さ。「感謝」と「ありがとう」が何度も出て来ます。内容の中に出てくる難しい本はほとんど読んだことがありませんでした。
でも、時間がかかっても手に取り読んでみたいと思いました。この本ももう一度初めから読んでみます。
良い本をありがとうございました。

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圧巻

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

羽州ぼろ鳶組本編を全部読み次のが出るまでの繋ぎで読みました。番外編のような物だろうとあまり期待をしていませんでしたが、本編に繋がる部分が多々出てきて、本編がより深いものになりもう一度本編を読み返したいと思いました。
松永源吾と勘九郎の、関係。父親の何とも言えない底光する矜持。たくさんの零が心に刺さりました。

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アポロンの嘲笑

2023/02/07 17:26

一気読み

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

すごく盛りだくさんで、身につまされた小説でした。いじめ、虐待、震災、原発、役人の本質、政府と言う黒い社会、報道の暴力。
特に原発については、地震が起こらなくてもこんなに大変な仕事を二次、三次下請けにまわしていることにおどろきました。除染についても、今現在の処理についても本当に、ひどい扱いであることはよくききます。
そんなに怖い原発。それが喉元過ぎれば、今の総理大臣は新しいものを作るとのこと。この本を読んでもらいたい。原発で一度働いてもらいたいと心から思いました。
そして、原発がこんなに怖い武器になることも国はどう考えているのかと、、沢山のことを考えさせられた本でした。

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ロールキャベツ

2025/05/29 13:39

ほっこり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

森沢さんの本をもう何冊も読破しています。この本もやはり最後がとてもほっこりする作品で、名言がいっぱいです。生まれ変わるなら生きているうちに。確かになどと、明るい気持ちがいっぱいです。少し話しがそれますが、本の中に出てくる不動産やの石村社長は「おいしくて泣くとき」の石村くんではないかと勝手に思っております。おいしくて泣くときの内容も本当に素敵だったのですが、石村くんがどうなったかずっと気にかけていました。もし、そうならよかったと。森沢さんの本には過去に読んだ本の登場人物や場所がよく出てくるのが私はとても好きです。

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スマイルメイカー

2025/01/09 09:39

スマイル大切

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タクシーに乗りたくなりました。最後の最後まで、気を抜けないストーリー、一気に読んでしまいました。人と人の触れ合い、縁、関わりを大切に書いていらっしゃる横関さんの著書。この本も横関ワールド満載でハラハラしながらも、心がほっこり。どの人も人生があり、誰もが主人公。人生で経験してきたことが積み重なって、そしてその間のすれ違った人、出会った人との関わりが自分を作っていくことを改めて感じました。ピエロの本にもありましたが、縁ってとても重要ですね。

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ピエロがいる街

2025/01/09 09:25

最高

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2度も読みました。一度目はハラハラドキドキしながら、予想外のどんでん返しにワクワクが止まらないまま最後まで読み進み、心からこの本と出会えてよかったなぁと、終わりました。ただ、終わってしまうのが残念で、すぐにもう一度読みました。今度は、内容を知った上で、隅々まで細かく仕掛けられた人と人の繋がりをしっかり感じ、2度読んでよかったと思いました。きっと、またもう一度読むと自信があります。
横関大さんの大ファンになりました。ほっこりする良い本今後も期待します。ありがとうございました。

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別の主役たち

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本編で登場した松永源吾と関わった人たちそれぞれが主役になっての短編。全ての登場人物が好きになりました。誰でも生きていれば立派な主人公であるとよく言われますがまさにその通りだと思いました。本編の次も早く読みたいですが、こちらの本の次回作を期待しています。
良い本をありがとうございます。

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一気に読破

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

上下一気に読みました。もちろん、1巻から全部読みました。本当に面白くどの登場人物にも会ってみたいと思って読んでいます。ひょっとしてこれで終わりなのではと、心配しながら読みましたが、後書きで今後も続くように記載されていて、ひとまず安心。慎太郎や藍助、慶司がどのように育っていくかとても楽しみです。
1〜11巻で江戸弁の掛け合いだけでなく、京都弁、大阪弁の掛け合いがたくさん出てきてとても面白くそこも大好きです。
今後も期待してます。早く次回作が出ることを願ってます。

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神様のカルテ0

2021/01/01 02:09

ありがとう! 一気読みしました

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神様のカルテ3冊読み大ファンになって、0を楽しみに読みました。
神様のカルテについての意味を語る大狸先生の言葉や、人が本をいっぱい読む意味について語る國枝さんの言葉は、何度も繰り返し読みました。
最後の章で、生きることと死ぬことの選択肢がある人はいいよ。の言葉はとても深いです。
コロナがないときでも、きっと救急の医療現場はこんなに大変なのが、現実なのだろうと思いました。
今、コロナ禍の中、医療現場の大変さを思い心が痛みます。
私に出来ること、医療現場に患者を増やさないこと。コロナにかからない努力、うつさない努力。
医療現場の方々すべてのスタッフに心から感謝します。
このシリーズを読んで、なお、尊敬の思いでいっぱいです。
ありがとうございます。

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影踏み

2019/12/02 14:44

ユニークな発想!

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横山さんの話は、暗そうなんだけれど最後まで読むと、あったかくなるんだよね。
この小説もそこに期待して読みました。
期待通り!双子の兄弟の会話も、なかなか面白いし、かなり冷たい感じの主人公が人情に流されて泥棒を重ねていくところが、微笑ましい。
法律が必ずしも正ではない、そんな風に感じた一冊でした。読んでよかった!

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県庁おもてなし課

2018/12/27 22:39

高知に住みた〜い!

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初めから終わりまで、まったくそのとおり。と、うなずきぱなしで、最後まで、一気に完読。
お役所仕事、一般の会社ではそんなやり方では潰れるよ。時間を金銭に換算するべき。
縦割りで、稟議書の社会がお役所。民間の速度と時速が違う。
市民に寄り添うことなく、批判やモンスターの声への対処ばかり。本当に同感。拍手喝さい。それを、一人の役所の職員が、観光大使からの意見に、役所と民間の違いに目覚め、おもてなし課の職員を巻き込んで、高知に必要なものは何かを探し奮闘。
高知に住みたいと心から思う本でした。
住民を一番に考えて役所が動いてくれる。
県も国も、バラバラで何も向上しない、隠蔽ばかりのひとりよがりのお役人に、一矢報いたのでは。
流石、有川さん。役所のお偉いさんに読んでもらいたいですね。
損得ではなく、長い目で見て、良い意見を聴く耳を持つ上司が、いない世の中では、若者の働く意欲が失せますね。
沢山のことを考えさせられました。

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キッチンコロシアム

2018/09/01 23:11

料理をしてみたくなった

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田中さんの本に魅せられて、ラストレシピに次いで3冊目。
料理の描写が、文字で書かれているのに、匂いも色も、温度も伝わってくる。スゴイ!食べたい!作ってみたい!
捨てる物だけで人に感動を与える料理をホームレスの少年が作るところは、感動!わたしの、料理感を変えました。
ストーリーも予想以上。わたしの好きな話でした。
次は、本の中に何度も出てくる魯山人を描いた田中さんの「愛を乞う皿」を読みます。

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寝ぼけ署長

2017/04/29 14:38

権力者へ物申す、期待の小説

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高校で山本周五郎著と出会い、ずっと変わることなく今も何度も読み返す作家です。山本周五郎さんのはほとんどが時代物。そのなかで、異色の小説で、人情にあつい、町の人に慕われる署長の話です。中の一文をどうしてもご紹介したいです。「法律の最も大きい欠点の一つは、悪用を拒否する原則のないことだ。法律の知識の有る者は、知識のない者を好むままに操縦する。…」国サイドの人に、ぜひ読んでほしい一冊です。

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関西人て泣き笑いがうまいな!

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塩田さんの本は、関西弁の面白さと、関西人の人情の表し方が絶妙で思わず一人で、わろたり泣いたり。せやけど関西と違うひとにこの何とも言われへん、言葉で毒付いて心で好きを表したところが分かってもらえるかな?
内容は、音楽が文字に乗って聞こえてくるようで、すごいと思った。最後は、泣ける。ユーチューブで聞きたくなるぐらいすごい迫力を感じた。
罪の声や将棋の話も面白かったけど、一番、一気に読んだ。

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虚像の砦

2017/04/04 22:34

拍手喝采!

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情報が溢れている今の社会への警鐘のような気がした。アメリカの大統領選挙やユーロ離脱を高みの見物をしていてネットの恐さを痛感した。報道の操作はあると思う。主人公達のように真実を伝えるために大きな障害が、国であるいうことは、恐ろしいことであると思った。
情報の中で何が正しく、何が嘘なのかをしっかり判断できる自分でなければと改めて感じた。政府の闇。痛快でした。長いモノに巻かれない会社人間である主人公たちにエールを贈ります。

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