フキゲン愛好家さんのレビュー一覧
投稿者:フキゲン愛好家
| 3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
2016/04/03 00:30
進化するのは、一人じゃない。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
自分はアニメから入ったクチなので、ただの確認のつもりだったのですが、映像とはまた違った躍動感と迫力に圧倒されました。
孤独のオウサマも、純真な怪物も、二人ともが進化し、互いを上へ上へと進ませる。
高みを目指す最初の一歩が、苦痛の先の初めて。
『純粋で、まっすぐで、単純で――――それゆえに、揺らがない。』そんな彼だからこそ、独裁者を変えられる。ただただ信じて、跳ぶことができる。
その"進化"が、飛べない烏に何を齎すのか‥‥第一巻は、まさにそんな、"予感"を感じざるをえなくさせるものでした。
今後の展開を大体知っていても、読まずにはいられない。そんな魅力に誰もが―少なくとも自分は―憑りつかれる。とても、惹きつけられる漫画です。
まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本 バターも生クリームも使わない、からだにやさしいお菓子レシピ
2016/06/07 10:28
毎朝のパンの代わりに、手でちぎったシフォンを。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
シフォンケーキというのはそもそも、バターも生クリームも使わないものですが、なかしまさんのこのレシピのすごいところは、白身と黄身のどちらも余らせることなく、もっちり、しっとり、ふんわりとさせる配合と工程にあります。
シフォンとは、英語で薄い絹織物という意味を持っています。つまりシフォンケーキとは"絹のようになめらかなケーキ"という意味であり、洋菓子店に並んでいるようなものは、それこそその語源の通りに、きめ細かくなめらかなケーキです。ですがこのレシピから生み出されるシフォンケーキたちは、冒頭でなかしまさんが書いていらっしゃるように、文字通り型にはまらない、おおらかで親しみのある、自分たちの毎日に自然と溶け込んでくる――本当に、"毎日のごはん"のようなケーキなのです。
自分は以前から、シフォンケーキやビスキュイ・ド・サボワなどの、メレンゲの力だけで膨らませる、しっとりとふわふわした焼き菓子を作ることがとても好きでした。けれどそれらのレシピの多くは、白身の配合が黄身よりも多かったり、実際に作ってみると思い描いていた完成像とはかけ離れた味であったりと、自分の理想とするものとはどこか違っていました。けれどなかしまさんのこの本は、自分のその完璧な理想像を追い求める思想だけがお菓子作りではないのだと教えてくれたのです。
―少しぐらい失敗したっていい。本場の正しいレシピでなくたっていい。型からもこもこと大きく膨らむ生地を見ているだけで、幸せな気分になれるのだ、と。
ライディング・フリーダム 嵐の中をかけぬけて
2016/04/03 01:25
すべての壁を、跳び越えて。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
時代と性別、そして周囲の環境すらも乗り越えて、ひたむきに夢を駆け抜けた少女の話。
自分は、彼女のように何よりも追い求めたい夢が――信念が、あるわけではないのですが、それでも心を激しく揺さぶられました。人とは、こんなにも必死になれるものなのかと、逆境をものともせず進み続けられる夢を抱くことができるのかという驚きと、感嘆が最後に残りました。
自分もいつか、彼女のように人生を捧げ懸けられる”夢”を抱くことができるかもしれないという展望を、未来に夢見ることができる――そんな素晴らしい作品です。
思春期の青少年にこそ、読んでもらいたい。そして、かけがえのない夢を見つける糧としてほしい。と。自分はそう思います。
| 3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
