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empathさんのレビュー一覧

投稿者:empath

45 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本ひと

2021/07/27 18:41

殺伐とした時代に心がじんわり温かい気分になる作品

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

たまたま寄った本屋で見つけ、めっぽう遅読の私が珍しく一気読み。馴染みの地名が実名で登場し、商店に立つおじちゃん・おばちゃんの顔が浮かびました。
物語の舞台は商店街。人の温もりや優しさがベースにあるお話で、新型ウイルスに疲弊する時代だから尚更ですが、読み終わると心がじんわり温かい気分になりました。
こういう心の機微がわかる人がいるなら、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと感じます。
読了後は、肉屋さんのコロッケが食べたくなったり、あらかわ遊園に行きたくなったり、不器用な生き方しかできなくても頑張ろって思えたり、久しく会ってない友人にメールしたくなったりするのが不思議。
世間は今、街中の小さなお店の小さな灯りが消えてなくなることも珍しくありません。そんな今こそ、手にする価値がある作品です。

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電子書籍

電子書籍精神科医が教える聴く技術

2021/07/27 19:01

感情の流れと葛藤のプロセスを知ると深い傾聴が可能に。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本に出会えてよかった。
読む前と読んだ後で、確実に見える世界が変わる。

これまで河合隼雄先生の本を読んでもわからなかったカウンセリングの核心部分が、ロジカルに解明されているのが、本書の大きな魅力です。
これまでコーチングやファシリテーション、コミュニケーションや心理学の本は数多く読んできたつもりですが、そのどれとも違う極意が書かれています。

「聴く技術」を4つのステップに分けて考え、「感情の流れ6段階」とこれに併走する「葛藤の3段階」が解説されている点が素晴らしい。
仕事で人の話を聞く機会が多いのですが、感情の流れを知ることにより、もっとゆとりを持った傾聴ができるような気がします。

また、私自身、理想の自分と現実の自分のギャップに苦しむことがよくあるが、感情のメタ認知が進み、生きづらい時代に新しい海図を手にしたような清々しさ。

平板なコミュニケーションに、時間軸という新たな次元を得た感じ。より豊かなコミュニケーションの道が開けた、そんな印象です。

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電子書籍

幼少期の価値観や世界観に多大な影響を与えた方の本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1959年から31年間続いた長寿番組『兼高かおる世界の旅』。父が欠かさず見ていたこの番組を、「世界にはこんな人達がこんな暮らし方をしているのか!」と幼心にワクワクしていたのを懐かしく思います。報道ニュースとは全く異なり、身の丈サイズで伝わってくる世界の生身の情報に、どれだけ刺激や影響を受けたか計り知りません。
移動距離-地球180周分、取材した国-150。本書では、その番組制作を一人で何役もこなしてきた兼高かおるさんの生き様が綴られています。
その兼高さん、番組で海外を周った後、実は国内を旅していたことを本書で初めて知りました。
様々な国の様々な人々の暮らしをレポートしてきた彼女の言葉に、次のように書かれていたのが印象的です。

「やはり日本は美しい」

と。

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紙の本

紙の本チームマネジメント

2021/07/28 11:45

チームマネジメントの基礎となる本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

チームビルディングの分野で長く読まれている本。
共感できるのが、特に人間の持つ相矛盾する性質(自律と他律、自由と統制)やモチベーションといったメンバーの心理面を大事にしているところ。この点は他の類似書にはない優れた点です。
他はオーソドックスに基本的な内容なので、チームを相手に仕事する方は読んでおいた方が良さそうです。

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紙の本

本音を引き出すインタビューの心得

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

インタビューが苦手だったという著者が、1000人ちかい出会いと30回以上のお見合い(笑)で培ってきた経験から傾聴術のヒントをまとめた本。
著者の経験に納得することも多いですが、著者が見習ってきた先達(城山三郎、河合隼雄、遠藤周一)に学ぶことが多かったです。
読み終えて、「聞きたいこと」より「話したい気持ちを後押しすること」、「会話の流れ」を大事にしていきたいと感じました。

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電子書籍

電子書籍ネクスト・ソサエティ

2021/07/31 23:51

目から鱗の本でした。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「急激な変化と乱気流の時代にあっては、大きな流れそのものを機会としなければならない。その大きな流れは、ニュー・エコノミーではなく、ネクスト・ソサイエティの到来である。若年人口の減少、労働力人口の多様化、製造業の変身、企業とトップマネジメントの機能・構造・形態の変容である。この局面に応じた戦略なくして成功はありえない。」と語り、未来の事象の中で唯一予測可能なものが「人口」であることを本書の中で強調していました。

その人口予測を強力な道具に、日本経済に関する誤った思い込みを払拭しようと活動しているのが、『デフレの正体』の著者/藻谷浩介さん。藻谷さんの話を聞くと必ず思い出すのが、ドラッカー氏のこの本です。

本書は、日本人に向けた特別なメッセージも書かれ、類稀なる先見性と刺激に満ちた内容で、読者を飽きさせません。

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紙の本

営業力とは人間力

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

さすが田坂宏志さんの本。同じく「企画力」も素晴らしかったが、個人的にはこちらの作品こそ多くの人に薦めたい。何故ならこの本に書かれた営業力とは、すなわち人間力に他ならないから。
商談という対話において、顧客の心の流れを感じとる、そして顧客の心の流れに対処するという極意が述べられているとおり、この本もまた読者の心の流れを読み、その流れを一つひとつ対処しながら進む語り口は実践で培われただけに説得力をもってこちらに届いてくる。
特に営業経験、人生経験の豊富な人ほど心に響くに違いない。

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紙の本

成功にふさわしい人になるために

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

久々のヒットです。
本書は全米プロバスケットボールの名監督が書いた自己啓発書ですが、よくありがちな内容かと思いきや、冒頭の見出しにヤラレました。

「はじめに」の書き出しは、次のように始まります。

”「成功に値する人」になろう。”
元英国首相のチャーチルの言葉を引用から導入に入るのですが、頭を後ろからガツンとやられた気分で、身が引き締まりました。

本を読むと必ず、心にの響いた頁の隅を折るのですが、10箇所以上折ることになりました。
仕事に留まらず、人とのコミュニケーションのあらゆる場面で即役に立つことが書かれているので、お薦めです。

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紙の本

紙の本無趣味のすすめ 拡大決定版

2021/07/31 23:05

経営者との対話から得たもの

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「カンブリア宮殿」のMCで作家の村上龍氏が、これまで重ねてきた経営者との対話は、自身の作家としての活動を通じて切実に感じたきた「仕事とは何か?」「働く/生きる/サバイバルとはどういうことか?」を問うエッセイ。
タイトルに違和感があったものの、共感できる部分や身が引き締まる部分も多く、とても刺激的。また読み返したい一冊。

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電子書籍

電子書籍スイッチ!

2021/07/28 11:30

象と象使いと道筋に例えたビジネス書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「なぜ正しい戦略が上手くいかないのか?」
この難しい問いにも、「象」「象使い」「道筋」という3つにフォーカスを当て、シンプルに答えてくれる良書。
セーブ・ザ・チルドレンがベトナムで行った栄養不足児の根絶活動の事例が登場し、NPO関係者にも非常にわかりやすいと感じました、
ビジネスではよく「仕組み(システム)」が大事と言われるけれど、仕組みだけではダメで、その仕組みにスイッチを入れる仕掛け(スイッチ)も必要だと思います。非常に興味深い内容です。

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紙の本

何が人と組織のパフォーマンスを左右するのか?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、日本が直面する大きな課題に向き合い、現場・現実・現物から学び活かそうという貪欲な実学者には、教訓溢れる生きた教材です。
研修テクニックをまとめたビジネス書でもなく、事例集でもありません。プロセスと成果の両面から、何が人と組織のパフォーマンスを左右するのか、教訓や示唆に富む内容となっています。
人材育成は、「重要だが緊急ではない」ため、あと回しにされがちですが、その人材育成の分野において第一線で活躍する人達が真っ向勝負した画期的な試みであり、普通に考えれば公開を躊躇する赤裸々な内容だけに、非常に貴重な活動記録になっています。

新国立競技場のゴタゴタで明らかになったように、一民間企業の建設プロジェクトだったら紛糾しないものも、そこに税金が投入され、公益性を帯びた途端、プロジェクトは一気に複雑化するもの。ステークホルダーが急増し、建て前と本音が飛び交います。
課題先進国ニッポンが取り組む地方創生は、そのかたまりのようなもの。前例踏襲ではなく、限られた期間と資源で最高のパフォーマンスを引き出すためにも、人と組織のエンパワーメントは不可欠ですし、非営利活動は営利活動以上に難しいマネジメント技術が必要となります。ビジネスでは綱に正解のない課題への挑戦の連続。その意味で、地域は人材育成の最高の舞台装置だと感じます。

第一に読んで欲しいのは、シティプロモーションや地方創生に絡む行政関係者。
金太郎飴のように紋切り型の地方創生計画が量産される中、地域経営という観点で、地元の人材をどう育てるか、その時に民間の外圧とスピード感の力は今後もっと必要だし、収穫も大きいです。

第二に、民間企業の中で人材育成に関わる人。
この研修の背景となった問題意識のように、変化の激しい社会で生き残るには、イノベーションが不可欠。狭い業界で悩むよりも、次元の違うフィールドからヒントを得ることは多いと思います。仕事の対価は、顧客への解と快からもたらことを考えると、より難しい課題への挑戦は仕事の本質を考える上で重要です。

第三に、NPOの関係者。
上下関係がないフラットな組織で人を動かすにはどうすべきか、非営利活動ならではのプロジェクトの難しさがあるし、優先順位が必ずしも高くないメンバーで構成したチームがどのような変遷を辿るのか、6チームの経験から学ぶことはたくさんあります。

第四に、フィールドワークを行う大学の研究者。
地域活性をテーマとするゼミも増え、学生達が調査して発表する機会が増えてますが、本当に地域の為になるような成果はなかなか出ません。そこを理解した上で、何ができるのか、どこを目指すのかを考える際に、恰好の教材と思います。

学術的なレポートは別途つくられると思いますが、研修開発の外にいる著者(しかも梅原さんの本や神山町を書いた篠原さん)の目線でこの記録を残した意義は大きいです。

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紙の本

非常事態を乗り越える新しい組織論

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

副題の「”新”組織論」に偽りなく、現時点で最先端をゆく組織論と感じました。
本書は、著者が立ち上げた「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を、改めて論理的に振り返った組織マネジメント論です。マネジメント分野で最も高度で難しいとされる非営利活動のボランティアマネジメントに関するヒントが多数盛り込まれており、すぐに役立つ内容になっています。
組織論の本は、自分の専門だけに、数多く読みましたが、これまでの組織論の常識を覆す要素が複数ありました。プロジェクト型業務が増加する中、非営利活動の実践者に留まらず、営利活動のビジネスパーソンにも是非お薦めしたい一冊です。

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紙の本

紙の本勅使河原蒼風花伝書

2021/07/27 19:22

クールジャパンの王道を貫く日本人必読の書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本いけばなの本当の価値を、研ぎ澄まされた言葉で余すところなく語る、芸道を極めた者だけが書ける現代の花伝書。
よくないものはハッキリとダメと言い切り、尖っていて凄みがある。芸術ではなく、生き様を丸ごと含む芸道というところに、精進に終わりはないとの覚悟を感じる。
いけばなにとどまらず、日本の芸道の特徴を言い表していて妙。クールジャパンの王道を貫く日本人必読の書。

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紙の本

結果を出すために必要な自分と周囲の活かし方がわかるお薦め本

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本書を見つけた時、ズバリ、今の自分に足りないものはコレだと思いました。スポーツに例えられることで、非常にわかりやすく書かれていて、とても共感しました。

物事が思い通りにいかない時ほど、自分独りのチカラで何とかしようと思いがち。でも実際は、独りではどうにもならないことも多いし、独りでできることでも、時には他の人と一緒に取り組んだ方がいいこともある。その時に、パフォーマンスを最大化するには、どのような心構えで周囲とコミュニケーションをとったらよいかが、サッカーの点取り屋、ストライカーの視点から、自分の能力を活かしながら、チームとしても結果を出す道に繋がるのかが実体験を踏まえて、具体的に書かれています。
上手くいかなくなった時に、繰り返し読みたい本です。

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紙の本

ストーリー戦略の要諦と具体的なエピソードがわかる良書

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ストーリーの名著と言えば、楠木健さんの『ストーリーとしての競争戦略』を思い浮かべる人は多いでしょう。本書はその十年以上前に書かれた本ながら、ストーリーを語る要諦について著者の経験を惜しみなく記した名著。

ストーリーのポイントをコンパクトにまとめつつ、それぞれが具体的なエピソードを伴って、本書の中でまさしく実践されているので、何より説得力があります。

本書全体がストーリーそのもの。
思わず大きく頷きながら、ページをめくっている自分に気づくはず。読んだその場から実践に役立つ、素晴らしい本です。

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