スミレさんのレビュー一覧
投稿者:スミレ
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朝が来る
2016/07/06 16:15
とても感動しました!
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子供を育てられる環境にありながら子供に恵まれない女性と、子供を育てられないのに子供をさずかってしまった女性、二人の目線の物語。
佐都子の章では、不妊治療のつらさ、養子をもらおうと決意するまでの経緯に胸が締め付けられるようで、何度も涙しました。
とても素敵なラストシーンで、読んで良かったと心から思える作品でした。
透明カメレオン
2016/07/27 17:22
笑えて泣ける作品です
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ラジオ・パーソナリティーの恭太郎と、バー「if」の常連客たち、そして突然現れた恵という女性。
わけがわからず読み進め、事件が解決し、いろいろな全ての真相が明かされると、驚きと感動で涙が止まらない、そんなストーリーでした。
ユニークとしか思えない話の裏に、こんな哀しみが隠されているとは思わなかったので、不意打ちを喰らったような衝撃です。
道尾さんの作品は、「ノエル」に続き2作目。
もっとたくさん読んでみたいです。
沈まぬ太陽 3 御巣鷹山篇
2016/07/17 23:52
想像を絶する状況に胸が締め付けられる思いでした
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海外僻地をたらい回しにされ10年、恩地は帰国を許される。
そして起きる「世界最大・最悪」の墜落事故。
遺体の一部でも持って帰ろうと必死に棺を開ける遺族、どんな部分も家族のもとへ返そうと必死に検死をする医師や看護師、それそれの思いに胸を打たれました。
30分もの長きにわたり死の恐怖にさらされた乗客たちの思いは、想像を絶するものだろう。
ボイスレコーダーに残された機長の最後の言葉、「もうダメかもわからんな」には、乗客を救えないことへの悔しさと無念が伝わりました。
次は「会議室篇」です。
天空の蜂
2016/05/03 23:42
たった1日の600ページ
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原発を舞台とした、たった1日の出来事がこの600ページに書かれています。
福島での原発事故を予期したような内容に感服。
子供の救出シーンはハラハラしました。
現実問題となってしまった今、「面白かった」という言葉では片付けることが出来ませんが、読んで良かったです。
ジャッジメント
2016/07/08 14:47
非現実的な話
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現実感の全く感じられない、それでいて、心揺さぶられる話でした。
こんな復讐法などあり得ない。
でも、もし復讐法が制定され、自分が被害者遺族という立場に立たされたら、私は復讐法を選ぶだろうか?
「絶対に選ばない」と今は言えるが、最愛の人を失った人の気持ちは、当事者にしか分からないだろう。
とても複雑な気持ちで読み終えました。
沈まぬ太陽 2 アフリカ篇 下
2016/06/23 12:41
テヘランからアフリカへ…
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カラチ、テヘランを経て、更なる不当な人事異動により、未踏の地アフリカ勤務を命じられた恩地。
オフィスさえない場所に単身投げ出され、それでも自分の居場所を作り上げた恩地の執念ともいえる行動力の強さに感服しました。
不当人事を訴える法廷で勝訴。
帰国が決まって本当に良かった。
次は、いよいよ「御巣鷹山篇」です!
スコールの夜
2016/06/15 23:33
ラストに感動
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女性初の管理職となった東大出のエリート銀行員が主人公。
女性ならでは、エリートならではの苦悩が描かれていて、共感できるところもあり、楽しめました。
ラストのカンボジアの章では、胸を打たれました。
スコールの上には青空が広がっている、希望あるラストで良かったです。
沈まぬ太陽 1 アフリカ篇 上
2016/06/10 14:12
不当な人事に立腹
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航空会社勤務の恩地は、労働組合の委員長を努め、それが原因で海外勤務を命じられる。
今作は、労働組合委員長としての働きと、懲罰人事により異動させられたカラチという国での生活が描かれています。
恩地の正義感の強さ、責任感の強さにはとても好感がもてます。それが仇となりどんどん悪い立場に追いやられることに悔しさを感じました。
WOWOWでのドラマ化を機に読みましたが、意外に読みやすく、次作が楽しみです。
解
2016/05/31 13:46
男の友情が素敵、ですが…
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新聞記者を経て人気作家となった鷹西と、起業家を経て政治家となった大江。
二人の友情がとても素敵でした。
だからこそ、簡単に疑ってしまうこと、「口を塞ごう」と考えてしまうことには、とても違和感を感じました。
ラストで迎えた直接対決はあっけないもので、肩透かし感があります。
この二人の友情がこれからどうなるのか、とても気になります。
衆
2016/05/26 12:53
モヤモヤの残る読後感…
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学生運動の最中に、一人の高校生が命を落とした。
その死の真相を明らかにしようと、当時学生運動に参加していた鹿野が、40年経って奔走する。
学生運動について、知識も興味も全くありませんでしたが、面白く読めました。
突きつけられた事実には驚愕でしたが、真相が明らかになったわけではないのでモヤモヤの残る読後感です。
鹿野と、市議であり被害者遺族でもある石川との両目線で展開される中、いつの間にか主人公が入れ代わっていた感じが面白かったです。
暗転
2016/05/18 14:15
実際の事故がモチーフ?
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実際の事故がモチーフになっているとしたら不謹慎かもしれませんが、面白く読めました。
被害者である記者、被害者の婚約者、捜査する刑事、事故を起こした鉄道会社の社員、と、章ごとに視点が変わる展開の仕方も新鮮で、それぞれの気持ちに共感できました。
保身の為に誰かに責任を押し付けようとする会社上層部のやり方には怒りを感じますが、前向きに感じられる終わり方で良かったです。
共鳴
2016/05/06 17:52
メッセージ性の強い作品
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自分が心を閉ざしていては、相手も心を開かない。
言葉を交わすことは大切だと気付かされました。
ビッグ4
2016/07/02 18:38
短編を繋げた長編
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ポアロシリーズ第4弾です。
ポアロと相棒のヘイスティングスのまわりで次々と事件が起こり、その影には「ビック4」とよばれる組織が存在する。
訳者の後書きを読み、短編を繋げて1つの長編にしたようで、なるほど~と思いました。
次々と人が殺され、犯罪組織の連中まで全員死体となってしまうのには、ちょっと残忍さを感じました。
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