しろおさんのレビュー一覧
投稿者:しろお
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2016/05/23 21:24
表紙!
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読み終わってから表紙を見ると、ぐっときます。
表紙の色も含めて計算を感じます。
最初は、「何でえんさん?」「えんさんが活躍するのかな?」何て大方予想しながら読みましたが…
えんさん!!!読後、改めて表紙を見てため息が出ました。
続きが気になります。
紙の本死神の精度
2016/05/23 21:16
面白い
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この世界では、病死、自殺以外の人の死は死神によって決められているらしい。しかもたった1週間の調査で。そんなに短い間で決めるなんて何様だ!と思うけれど、そうか、死神も神様だった。でも、神様なのに調査(仕事)をしているとは、何だか人みたいな神様だ。
そんな神様、死神と数人の男女とのそれぞれの物語。
死神は人の死に意味はないと言うし、人があれこれ悩むことを疑問に思う。そう言われると確かにそうかも、人はおかしなことに思い悩んでいるなとは思うけれど、そう簡単には割り切れない機微があるのが人生なのか?それは神様には分からない、人だからこそ分かることなのかもしれない…
なんて考えさせられたり、させられなかったりする一冊。
とにかく、一つ一つの物語が面白い。面白くて温かい。
紙の本コンカツ?
2016/05/23 20:54
その後が気になる!
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29歳。微妙?な年齢の主人公、智香とその同居人達(同じくアラサー)の婚活・恋愛模様を書いた物語。
主人公が抱く結婚への疑問や四苦八苦、恋が始まる時のときめきやがっかりする気持ちとか、同じ年代の女性は特に共感できると思う。
ただ、主人公の物分かりの良さにちょっともやもや。憤慨しそうな出来事もあっさり受容しているのは、智香のキャラクターなのか年相応の寛容さなのか…
それでも最後は、恋がしたくなるような、ちょっと未来が明るく思える、後味の良い一冊だと思う。
紙の本PK
2016/05/22 21:25
これが、こうなります
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????・・・!
この物語を読んだ時の私の頭の中を記号で表すとこんな感じだった。
物語全体を自分なりにまとめると
「これが、こうなります」。
毎度ながら伊坂ワールドに引き込まれる一冊。
紙の本和菓子のアン
2016/05/18 21:25
新しい楽しみ
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元々あんこが大好きで、気が付けば饅頭、大福、どら焼きなどなど毎日手に取ってました。スーパーで。
この本を読んで反省。自分は和菓子について何一つ分かっていなかったことを思い知りました。読後翌日、仕事帰りに遠回りをして近所の和菓子屋さんへ。物語にも登場する「水無月」を発見し、気持ちが高揚しました。
この小説を読んでいなかったら水無月を買おうと思うことも、ひいてはわざわざ仕事帰りの疲れた体で遠回りをすることもなかったと思います。何かの背景、歴史、物語を知るって面白い。これまでの自分の世界が少し広がった気がします。
毎日の生活の中で、ちょっとした楽しみを見つける方法を教えてくれる小説だと思います。
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