jafさんのレビュー一覧
投稿者:jaf
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アフタヌーン 2016年5月号 [2016年3月25日発売]
2016/05/24 20:27
質も量もすごいボリューム
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
萩尾望都の読み切りが目的で。どうして『由良の門を』というタイトルなんだろう、と思っていたら「寄生獣」のスピンオフだったのですね。萩尾望都の筆致だとあまりグロくならないのでどう描くんだろう、と思っていましたが、流血もあるし話は寄生獣と明らかにつながっているのに見事に萩尾ワールドでした!シリーズ「ここでないどこか」の現代を舞台にした物語を思い起こさせるような内容でした。ファンの方は是非ご一読を!(萩尾先生に敬意を表してあえて敬称を付けないでおります)
他にも安彦良和の伝奇もの(歴史もの?)とか宝石の国等々、盛り沢山!作家さんの質とページ量ともに大満足でした。
2018/03/07 22:41
必然性がイマイチ…
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主人公の女の子が"開国間もない日本で"、"女性の身で"、"外国人に"、"パン作りの弟子に"なる、という設定はとても面白いと思います。当時の日本の風習なども興味深く描かれていました。ただ齋藤一を出す意味ってあるのかしら…?無骨な武士を登場させることでコメディーやサスペンス的な要素を盛り込みたかったのは分かるけど架空の人切り(昔のジャンプみたいに)でもよかったのでは?そちらの方が物語が軽くなって気軽に楽しめる作品になったのでは、と思います。史実の人が出てくるとどうしても整合性とか意味とか考えながら読んでしまう。"史実"を描きたいようには見えないので必然性がない限り歴史上の人物は多用しない方がいいのではないか、と思いました。
結論:主人公の女の子に注目して読めれば面白い。あとこの時代について先入観とか予備知識がない人なら楽しめる、と思う。
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