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くーたんさんのレビュー一覧

投稿者:くーたん

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テレビ関係者必見!日本初のテレビドラマは昭和15年だった!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本のテレビは戦後に始まったと思っていたが、なんと昭和15年にはテレビドラマを2本も放映し、日本橋の三越や高島屋の軒先にテレビを10台も並べて、何万人もの人々が視聴していたとは夢にも思わなかった。すでに年間40日以上の実験放送をこなし、バレエやコーラス、落語に手品など色んな演目を放映していたらしい。
今年はリオ五輪だが、戦前のテレビも昭和15年に予定された東京五輪にあわせて、急速に開発されていった。血を吐くような努力にも拘わらず、日中戦争によって五輪は幻と消えたが、テレビ開発は続き、昭和16年12月の真珠湾攻撃の日の朝まで実験放送は続いた。当時の日本のテレビは実用化寸前のところまで来ていた。
当時のテレビカメラは性能が悪く、異常に強い光を当てないと映らなかった。だから日本初のテレビドラマ「夕げ前」でも出演した俳優(岩下志麻の父・野々村潔)の髪の毛が炎上し、衣服も焦げたという。役者が死んでしまうので制限時間は15分以内、ドラマに出すはずのスキ焼きの肉が煮え切らないことが分かり、慌ててドラマ内容を変更するなど、ドタバタの舞台裏だったそうだ。
筆者いわく、「照明の熱は当時のテレビ関係者の熱だ」と言い切っているが、その気持ちはわかる。いまのテレビは当時の彼らの努力の上にあるのだ、ということを知っておいて損はない!

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