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Kenさんのレビュー一覧

投稿者:Ken

30 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本脳の闇

2023/05/10 11:20

脳はやっかいで興味深い

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

脳はその大きさに比べて、酸素や栄養素を大量に消費する燃費の悪い臓器だと筆者はおっしゃる。臓器と言われれば、そうかとも思うが臓器とは思っていなかった。栄養を大量に必要とするとういことは、脳の活動は大変のようで、どうも脳の下す判断は怠惰とういかいい加減というか、確かに興味深い臓器だ。会ったこともないタレントの不倫に憤慨する正義中毒の項は特に面白い。またご自身のことを赤裸々に語る筆者にも関心を持った。ほかの著書も読んでみようと思った。

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紙の本

うきよしょうじ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「新酒番船」「出絞と花かんざし」に続く佐伯泰英の一冊読み切りシリーズの第三段。町火消い組の新入り昇吉は、老舗料理茶屋「うきよしょうじ」の姉妹を知る。半年前の火付けで両親と店を失った姉妹は、店を再建できずにいて、それはいまだ火付けの下手人が捕まらないからかあるいは下手人に狙われているからか?い組の若頭に命じられ昇吉は下手人を探索することになる。探索の過程で昇吉や姉妹が若々しくそして力強く成長していく。いつもながらの圧倒的なヒーローの活躍はなくても読みごたえのある大三段でした。ちなみに「うきよこうじ」かなと最初思ってましたが、「うきよしょうじ」は店名でした。

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紙の本

紙の本世界はなぜ地獄になるのか

2023/11/22 16:24

キャンセルカルチャーという「大衆の狂気」

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

whiteとBlackの人種や性差やLGBTQIA+の性的指向などによらず、だれもが自分らしく生きられる社会は素晴らしいが、そうした社会の実現を目指す社会正義の運動はキャンセルカルチャーという異形のものへと変貌してきている。SNSでは今日も罵詈雑言の応酬がはびこっている。我々はユートピアとディストピアが一体となったユーディストピアをどう生き延びるかを論じた一冊。LGBTQIA+のいろいろな定義というか態様があって、とても理解不能であった。また「北朝鮮は本当に狂っていた。でもアメリカほどではなかった」というのも「日本の若い女性がなぜAV女優になりたがるのか」いうのも実に興味深い。本書の暫定的な結論として、ユートピアとディストピアが一体となったユーディストピアから抜け出す法とはなく、できるのはただ、この世界の仕組みを正しく理解し、うまく適応するだけ。暫定的というので一安心した。地雷を踏むことなく、平穏な人生を歩んで行こうと思った。

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紙の本

紙の本奔れ、空也

2023/05/25 19:52

武者修行完結

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宇治宿外れのめし屋で京の袋物問屋の隠居又兵衛と知り合いとなった空也は、室生寺に向かうという又兵衛一行と同行することになる。途中、剣術好きの又兵衛は柳生新陰流正木坂道場へ空也を連れて行き、師範と一夜勝負をなして稽古に加わることとなる。しかし次第に道場のありように違和感を抱く。一方空也との勝負を望む佐伯彦次郎はひそかに空也の動きを探り、空也が大台ケ原を最後の修行の地と定めたことを知り、大台ケ原に先行する。空也は室生寺に到着後、この地で修行することに決め、3週間の修行を行う。そして最後の修行の地大台ケ原と向かう。そして、空也と彦次郎の勝負。空也は己の身を斬らして彦次郎に勝ちを得る。傷ついた空也だったが、なんとか姥捨の郷にたどり着き、霧子・眉月と再会を果たす。回復した空也らは今津屋用命の弁才船で江戸へと向かう。そして空也は眉月にともに過ごそうと告げる。これで空也十番勝負完結。

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紙の本

紙の本2040年の日本

2023/03/16 15:20

日本って大丈夫かな?

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野口先生には以前講演会の講師をお願いしたことがございました。聴衆の皆さんに大変好評だったように記憶しています。さて、2040年の日本はどうなっているか?データに基づいた鋭い分析に感服しましたが、読み進むとだんだん嫌になってきてしまった。現実問題として日本の経済成長はゼロないし若干のプラスにしかならないのに、政府は2%成長を見込み、これに基づいて予算を始めとして、諸々計画されている。政府は将来のリスクを覆い隠すために2%成長にしているのではないか?国会議員は自分が当選することが最優先で日本の将来のことなど考えもしない。少子化対策も遅きに失したのではないか?日本って先進国でも何でもないかもしれない。先生の予測が当たらないことを祈るしかない。

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紙の本

紙の本任俠楽団

2022/08/09 19:27

今回はオーケストラの再建?

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今回もおじきからオーケストラの再建の話が持ち込まれる。代貸は断りたいが、親分が受ける以上ノーとは言えない。コンサルティング会社ということでオーケストラへ。再建ではなくて、楽団内のトラブルを解決し、間近に迫るコンサートを開催することが求められる。トラブルは古参と若手の対立とのこと。そんな中新しい常任指揮者が急遽来日し、リハーサルをやることになる。練習場へ向かう常任指揮者が何者かに襲われ、所轄は事故で幕引きしようとするが、被害者が事件を主張し、捜査一課の刑事が出張って来る。クラブルと事件の解決との利害が一致し、代貸日村と阿岐本組長は警察を手伝うことになる。最初古参のクラリネット奏者が疑われ、かつジャズバンドにも参加しているとのことでジャズの練習を見に行く。阿岐本はジャズが懐かしく、常任指揮者はジャズを気に入る。古参のクラリネット奏者の演奏を見て被疑者から除かれ、阿岐本と刑事は犯人の目星をつける。常任指揮者に師事したことのある前音楽監督が自分の不遇から若手の楽団員を焚き付けて対立を煽ったり、襲撃が判明し、今回も何とか解決を見る。楽団のステージマネージャー片岡さんが日村達をヤクザとわかっても態度が変わらず、また笑うとかわいいと言う阿岐本。日村とお似合いじゃねーか?日村にいい話が生まれるか次号に期待。

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紙の本

紙の本捨てない生きかた

2022/04/27 13:23

確かにそういう生き方も

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自分自身が高齢者の仲間入りをして、身の周りをきれいにしようと思っていました。しかしながら、筆者の言うように、他人様から見たらガラクタかもしれませんが、それぞれに思い出があり、確かに「記憶」を呼び覚ます装置です。人生100年時代、モノを依代にして生きて、後半生は豊かな回想を楽しむ黄金の時代たりうるか?もしかしたら、捨てない生き方もあるかもしれないと考えさせられる一冊でした。

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紙の本

紙の本探花

2022/03/12 18:37

ハンモックナンバー

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タイトルの「探花」は、殺人事件が起きた横須賀の公園の紫のバラを探すことからきているかと思いきや、なんと入庁時の成績通称ハンモックナンバー、中国の科挙にちなんだもので三番が探花で竜崎が三番、因みに二番が伊丹、そして一番が福岡県警から神奈川県警警務部長に異動となった八島。いつもながら事件の背景から横須賀の米軍基地に行って、司令官に捜査協力要請をしたり、米軍特別捜査官を特捜本部に参加させたり、八島を通して国会議員に面会したりで見事事件を解決。刑事部長になっても特捜に詰めて、現場が好きなのかなあと思います。何か竜崎の姿勢が好きなんですよね。

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紙の本

紙の本一夜の夢

2021/07/28 18:14

周五郎 照降町を去る

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周五郎の兄が改革派により殺害され、周五郎は実家に戻り、藩主と話し「病死」としてもらう。佳乃は周五郎が照降町から去ってしまうのではないかと気が気でなく、二人は一夜を共にして、一夜の夢とした。照降町も徐々に復興し、中村座で大火の中梅の木を守った佳乃と周五郎の活躍が興行される。藩主も芝居見物の中、佳乃が「照降町に修行に来ていた周五郎が修行を終えて戻るんです」と藩主に言う。この発言が印象に残る。この四部作は従来の佐伯の色合いとはちょっと異なる作品だが、堪能させてもらった。

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紙の本

長屋に隠された秘密が気になる

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神田明神下にある一口長屋に妻子持ちの美濃浪人が流れ着いた。このどこかとぼけた浪人小此木善次郎は実は陰流苗木の剣の達人。小此木は神道流青柳道場に稽古を願い、門弟と立ち合い勝ちを得て客分師範となる。また長屋の大屋米問屋越後屋に挨拶に行き、剣の腕を買われて、表高家に大番頭と主に借金の取り立てに行き、見事600両の取り立てに貢献した。その後越後屋主人から主人も知らない長屋の隠された秘密を探るよう密命を帯びる。全三巻のシリーズ。次号の展開に期待大。

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紙の本

紙の本二枚の絵

2023/09/17 13:16

桜子長崎へ、異国へ

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桜子は突然理由は聞かずに江戸を離れてほしいと言われ、釈然としないまま親しい人々に別れも告げず、小隆太とともに神奈川湊から交易船でいずこかへ出航する。カピタンが船長を務める交易船でその娘の杏奈と出会う。どうも交易船は長崎に向かうと判明。途中海賊船の襲撃にも二人して大活躍で撃退する。長崎では初めての食べ物で異国を感じる。そんな中長崎会所の道場で棒術を指導しながら、稽古に励む。そして出島に行く機会を得て、プロイセンの医師から二枚の絵「花びらを纏った娘」「チョキ舟を漕ぐ父と娘」を見せられる。そこには三歳の桜子と亡き父広吉がいた。この絵は無名の若き絵師が江戸にいった折描いたようだった。それから二人は大掛かりな交易で異国へと旅立つ。途中オランダへと誘われるが、長崎に帰ることにした。桜子の江戸からの避難はどうも薩摩藩絡みのようだったが、障害は回避され、江戸へ戻ることにする。江戸では果たしてどうなるのか最終巻に期待。

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紙の本

紙の本ぼけの壁

2023/02/19 10:46

老人性うつのほうが恐い

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認知症は現代医学では完全には予防ないし治療することはできないと筆者は言う。認知症よりも老人性うつのほうが恐ろしいとおっしゃる。そしてうつ症は死に至る病と言う。老人性うつは、適切に治療すれば、かなりの確率で治る病気のようですが、認知症と症状が似ていて、周囲のひとは気づきにくい。実際接しているひとは難しいんでしょうが、うつには共感を示すことがクスリになるようです。最後に脳の健康寿命を延ばすリメディを示している。睡眠・有酸素運動・歯(よく噛むこと)・好きなものを食べる・社会的交流等々。もうちょっとで70になります、有酸素運動等を心がけて、脳の健康寿命を伸ばしたいと感じた。

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紙の本

紙の本百歳までにしたいこと

2023/01/19 17:47

共感

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90歳の曽野さん。「百歳までにしたいこと」のタイトルをみて購入した。いつも通りの整理魔で部屋を徹底的に片付けて空間を作って、死んだときに、周囲が清々しく思ってくれたら、それも一つの大成功とのこと。まさにその通りと思いつつ、でも自分自身はなかなか片付けられない。本等々増える一方です。私も日頃思うんですが、電車に乗って座ると、向かいの席の全員がスマホを見ている。中には電子書籍の方がいらっしゃるかもしれませんが、昔は読書か新聞だった。曽野さんの危機感に共感。またアフリカで「よく、勉強しなさい。」「いつも正直でありなさい。」「勤勉に働きなさい。」「それだけで、あなたたちの国も必ず日本のようになれます。」と言葉を贈ると言われる。ただ、この根本三原則が、今三つも失われつつあるのではないか?日本人は深刻な危機を感じなければならない事態に立ち至っているのではないか?日本人大丈夫か?本当に共感です。

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紙の本

紙の本風に訊け

2022/05/26 11:31

空也成長した?

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数年にわたり修行した西国に別れを告げ、長州萩へ。訪れた町道場で藩主派と家老派とのお家騒動に知る。かつて自分がかかわった萩藩の長崎会所の船への襲撃事件。会所が撃退して萩藩に賠償を請求していることを思い出し、家老派の専断だと判断し、藩主派に力添えをする。藩主派が勝ちを得る。江戸眉月への手紙を見て眉月が「空也は変わったような…」おこんも同じように感じる。さらに速水へ初めての手紙で初めて政治にかかわった。空也は成長したような?江戸への帰還いや姥捨の郷へ戻るのも間近いか?次号も楽しみです。

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紙の本

八代目誕生

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幹次郎と麻が京から吉原に戻り、幹次郎は四郎兵衛亡き後会所頭取に就き、八代目が誕生。裏同心はどうなるのかと思っていたら、裏同心と頭取の二役を担うことになる。そんな中またまた幕閣が絡む騒動がおきるが裏同心としてみごとに始末。今後の吉原の改革はどうなるのか、成長した女裏同心澄乃の活躍は、次号に期待

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