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ぺりかんさんのレビュー一覧

投稿者:ぺりかん

11 件中 1 件~ 11 件を表示

しっかり作り込まれた 快作。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

初めて読む作家さん。twitter で美しい表紙を見かけて試し読み、あまり見ない設定と引き込まれる文章に惹かれ購入。思いがけず良作に巡りあえました!

凄かった。お話の練り上げの巧みさとちょっとしたフックを最後まで引っ張り続けられるのに、飽きる事なく一気に読んでしまった。最後に明かされる真実は謎解きの爽快さと破綻のない美しさ。でもご都合主義なきれいすぎる解決ではない。ぐっときました。
今のところ今年ナンバーワン。何度も読み返してる。

親友と思っていた幼馴染の貴洋に距離を置かれてしまった高一の由良。自分の魅力不足で切られたと心の中で決着をつけた矢先に、クラスで貴洋を巻き込んだほぼいじめの標的にされる。追い打ちをかけるようにひどい言葉を浴びせる貴洋に呼び出された放課後の川で由良は命を落としてしまう。
ここ読むのがしんどくて。何も落ち度のない由良がなぜ?と(涙 。高校生男子の残酷さに震えるのはBL のお約束とはいえ貴洋がなぜここまで由良を傷つけるのか。貴洋目線で読まねば納得いきません(ぷんぷん)

死後暮らすことになる猫の国でユラと名を改めた由良が生来持つ気質を発揮して努力し目標のために精進し仲間と共に戦う姿に目が離せないっ。迫力に圧倒。その仲間たちは煩悩に溢れ時にユーモラス。生前地味だった(自己申告)ユラがモテモテだったりも微笑ましい。

自己保身のために由良を死なせる結果になった貴洋が、どんな目にあって生きてきたか自身の口からは語られず、由良の優しい目線をとおして読者もそれに思いを馳せる。生前”普通であること”にこだわった貴洋が【由良の死】という取り返しのつかない罪に打ちのめされ、死後にすべてを投げ打つ努力を重ねる。時に間に合わず、自責の念に本心を打ち明けられず ただ由良の幸せを願う姿が後半やっと明かされる(涙
同性愛に悩み本来の自分と幼馴染を切り捨て窮屈に生きたであろう貴洋が 死後に幸せを手に入れる。BL の本質をこういう形で書き上げる作者さんに脱帽。他の作品も読まねば。

でもさぁ由良くんちょっと聖人君子過ぎ。そこもっと怒っていいよ!とか それユラのせいじゃないのに!とやきもきさせられました。

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切ない期限つきの恋人

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者買い。
出会いは高校の同級生。大学生の攻め・至と就職を控える受け・北斗 は期間限定の恋人同士。北斗が別れを告げる場面からストーリーは進む。明かされる期間限定の理由、容赦なく北斗を傷付ける至は男子高校生なら仕方なく思える自己中さを持っていて。そしてその場で傷ついたとこぼしそんな事をするようになった至を思いやる北斗。男前。

『23:45』でファンになった私は設定もふたりの関係性もまったく異なるこの作品にも大満足。
ふたりがきちんと男同士として描かれている事、変な駆け引きやモノローグがないから若いふたりに共感出来る事、ちょこちょこ差し込まれる会話の軽妙さ、そして決してじめっとせず心の内を見せられる、そんな緒花さんらしさが嬉しい。
発売日に購入したのでしばらく読み返しそう。楽しみ。

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全員ツライ。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作冒頭でいきなりな怒涛の展開、その後どうなる?と期待した今作5巻。みきおは2年経って弱音を吐かなくなった。仕事にも打ち込んでる。
その影には仙台くんの支えがあった。エモ〜

でも、仕事のつまずきをきっかけにジュリアはもう違う人生を歩いてるのに自分だけジュリアを忘れられないと落ち込む始末。マジでツライ。
なんだか4、5巻はみきおと同じように揺さぶられてしまった。みきおが傷つき、泣き、新しい恋に揺れる。
新キャラの仙台くんはみきおの元彼が”亡くなった”と勘違いしてて。元彼の代わりになれないかと猛アタック。彼が傷持ちの誠実な男だからジュリアがいなければ絶対うまくいくやろ!と思いつつ、でもジュリアがいるから無理ーって読んでる私も頭ぐちゃぐちゃになってしまった。
4巻では平和だったジュリアも『先輩がいないと死ぬ』が現実に。みきおも仙台もジュリアもツライ。誰一人として救いがないのに読後の満足感がめちゃめちゃ高い。
次巻が待ち遠しいよー 早よっ

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私の好きなひと

2017/11/16 04:35

甘々ではない。でもすごく愛にあふれていた。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者買いです。
甘々なラブストーリーではありません。言外の示唆や丁寧な心理描写が巧みで夢中で文字を追いかけました。
大学生のみずほの気になる相手・先輩はお兄さんの言うとおりの変な奴。でも惹かれて。それを自覚した時は手遅れで。次第に明らかになる先輩の抱える闇と葛藤がふたりを思いがけない事実に向き合わせる。
脇のキャラも魅力的でみずほの初恋のキラキラ、先輩の隠しきれない想いとともに愛にあふれた物語にしてくれる。
みずほみたいにお嬢様然としつつ砕けたところもある芯の強いヒロインって好き。先輩もあんなに自分に厳しいのに言動は荒っぽいし自己中、なのに魅力的。表紙のイラスト像で読むから尚更ステキ。
ラストシーンはふたりの強さと恋の行方に心からおめでとうと言いたくなりました。
表紙のイラストが大好き。どなたの絵なのか知りたいです。
西ナナヲさんの本を読み漁り始めたばかりですが、これもすごくオススメです。

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本編ファンにはたまらない仕上がり

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の活動再開を待っていましたっ
本編で気持ちが通じ合ったふたりがちょっとずつすれ違うあれこれを芽衣目線で描かれています。
本編を書かれてからずいぶん経っているとは思えないほど違和感なくすっとその世界に入れました。
今回もかのこさんの周到な演出と説得力のある心理描写にしびれます。芽衣の同僚の”善意のおせっかい”が前半と後半でまったく違う結果を生むとか、こういう仕掛け大好き。
性描写では徹底的に追い込まれる芽衣に同調して読んでいるこちらもどきどき。そして!本編で藤澤くんが宣言していたことがこの続編できっちり現実のものになる、もー本編ファンにはたまらないです。続編を描いてくださってありがとう。
読後に本編を読み返すと「芽衣、成長したねー」としみじみ。
SとMの心理を恋愛感情から描く女性向け小説、すごくオススメ。

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きみが終着駅(1)

2018/01/16 14:38

繰り返し読みたい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一般に眉をひそめられる事(未婚の母、同性愛、ロリファッションなど)を丸ごと受け入れ変わらず接する大学生の沙樹。ある意味傍観者だった沙樹に男性の恋人が出来たら?
同性愛者である事に傷つく事で『マトモな人間』を装い気持ちを『正常化させる』生き方をするエリートサラリーマンの幸村さん。そこにこだわるあまり沙樹=同性愛の恋人を否定して『正常化』を図ろうとする。離れてしまう。

いやぁ、読み終えた途端に伏線や隠された真意を確かめたくなってすぐ読み返してしてしまったよー。何度読んでも心が震える。
あと、ちょっとした一コマにせつなさや違う展開になりそうなシチュエーションが散りばめられててどきっとする。何度も読みたくなる。作者買いけってーい。

BL的萌えとは違う意味で心の振れ幅に翻弄される本です。オススメ。

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男同士だから成就した愛

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『猫の王国』のイラストを担当された yoco さんから辿ってこちらの作品を手にしました。つ、続き物?とビビりつつもレビューを読んで決心 全3作を購入。残念ながら電子書籍版には挿絵は入っておりませんでした(涙
それでも表紙の統一された世界観とその繊細な描写には大満足です。
特に1巻の酷薄な表情のエド、美し過ぎる。

傑作(断言)。3冊読んで確信しました。
BL だから一般向けにならないの?もったいない。是非たくさんの人にオススメしたい。

内容は 短編2つに続編となる長編、そしてやっとラブラブなその後のふたりの短編。最後のバレンタインの短編で私もエドと一緒に震えた 十三年越しのサプライズ。礼のエドに対する思いは揺るがないんだなぁ。

長編は前2作でふたりがやっと思いを通じ合わせたその後のお話。そもそもエドに日本に帰された立場の礼はイギリスに渡るの?じゃお仕事は?とウキウキ読み出したら、今作でもふたりは苦悩の連続(驚
グラームズの人々の悪意は健在。っていうか、礼に対する憎悪が増してる。それに礼がさらされるたびに、礼のお父さんはお母さんを傷つけない為に手放したという思いが強まる。彼が将来自分と同じ立場になる幼いエドに語った「愛するものをまっとうに愛そうとすると相手を傷つける」という言葉が3作を通して貫かれる裏テーマだったのだと(涙

礼の父は恋人=女性に『傷つけるけどそばにいて』とは言えなかったのかなーそれゆえのシングルマザーだったのか思うと、BL=男同士だからエドは何年も孤独に耐え力を身につけたのだろうし、礼にも「それでも俺を選んでくれ」と言えたのだと思う。何もかもを手にした王がなりふり構わず その愛を手に入れるために膝を折る(号泣
男女のお話じゃありえないくらい容赦無くふたりを痛めつけるし、イギリス貴族階級なんぼのもんじゃい!とちゃぶ台ひっくり返したくなる位 心を揺さぶられる。すごく引き込まれてヘトヘトになっても3冊読み通してしまったよ(ため息

なんか紙書籍ではスピンオフが出ているけれど数年後のお話?と見送るつもりだったけど… この作者さんならっ。電子版おまちしています。

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ドール愛 故の普遍的な愛の形

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作「ショートケーキのー」で心揺さぶられすぎて続編の本作を入手してもなかなか読む勇気が出ず。そろそろ年も明けるしなーとやっと手にするも、読み始めたら止まらない。一気に読了 気づいたら夜が明けてた。涙と眠さで目がツライ。

両思いになった後のふたりに涙止まらず。
前作で優しさの塊だった阿部ちんはやっぱり筋の通ったいい男だった。ドール熱が故にドールたちを肯定し対等に接する阿部ちん、人間に翻弄され続けたふたりのドールもマスターへの忠誠とは違う絆=愛情を自覚する。ここ前作の南里くんに通じるの、彼もドールに心があると確信していた。作中でドール後進国の日本は現在に通じる融通の効かなさでがっかりだ。

前作でふたりはドールとして生きる道を選んだのに対し、今作はドールが人間に寄り添う形で「天寿を全うした」。愛する人の死後すべてを美しく整え美優を彷彿とさせる「ドールらしい最期」を迎えた高嶺。けれどそれは人として理想の死のひとつではないか。震える。そして泣いた。

今回のキーマン 芝が前作で描かれていたリョウのお相手では?うわーっ気になるぅ。是非こちらもスピンオフお願いしますっ

凪良さんが描こうとしたものに確実に触れた気持ちになれるとても優しい読後感 オススメです。

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人為に翻弄されたふたりの 愛の物語

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

遺伝子操作や記憶の消去で作り上げられた執事と、長い時をかけて彼を探したイギリス人青年の『愛の物語』。

でもね、最初は全然そんな気配ないの。横暴なイギリス貴族の青年 サイが 盲目的に主人に従う若き日本人執事 己裕を侮蔑するわ、社会的に(お金の力で)堂々と主人から奪うわ、挙句レイプ紛いな行為の強要。ハード過ぎる!表紙のじっとりとしたエロスはどこに?

実はそんなふたりには思いがけない過去が。己裕に課せられた思惑と絶望的な境遇。そして己の出自から来る二重の記憶に苦しんだサイの何年もの孤独な戦いが明らかに。グッときます。

やっと思いが通じあっても、己裕に執着する元主人や同じV種型執事の暴走でふたりは恋人ではなくなってしまう(涙
アクション、ミステリー、SF、恋愛、人間ドラマ。特に後半の鍵を握るアクションシーンは大迫力!ハラハラドキドキ どうなるのーっ!(いろんな意味で
そんな盛りだくさんな要素が男同士の恋愛=BL というベースにきちんと成り立っている 奇跡のようなお話。そして愛に溢れたハッピーエンド。

イラストの笠井さんの描く挿絵がまた扇情的で。特にサイはただでさえ魅力的なキャラなのにこの絵の彼がこんな意地悪したり、愛をささやいたり… ステキ。
現代のお話でありながら非日常な世界観のBL 小説。エロ過ぎる表紙に臆する事なく是非読んで欲しいっ オススメです。

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しっとり大人の恋愛 + アブノーマル

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表紙のイラストのイメージどおり、大人なふたりの恋愛物語。
すっかり社畜生活が板についた女性会社員が、疲弊した毎日を癒すための『非日常的なアイテム』を手にいれる過程が違和感なく描かれていて、すっとその世界に入り込めます。
イジワルな同僚も横槍を入れる元カノもゲームのような恋の駆け引きも出てこないので安心して読めました。
不器用なふたりの心のゆらぎにハラハラしつつ、読み終えるとふっと心が軽くなる。一方、エロ描写はぐっとなまめかしい。繰り返し読みたくなるお話です。
やまがたさとみさんの挿絵は儚げで、漂う色香がお話にぴったり。主人公の美しさと不安定さがにじみ出ていてお話を盛り上げています。

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5時から9時まで 16

2020/04/23 23:16

作者さんの描く気がない作品は不幸

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

連載当初『日本版SATC』なんて謳い文句が誌面を飾り、潤子さんがあっちふらふらこっちふらふらを楽しんでたけど、作者さんが病に倒れたあたりから暗雲が。とうとう最終巻ですが『取り急ぎまとめました!どうでしょう?』って感じ。ゼクシィと潤子さんはあれだけ時間をかけて描いただけあってそれなりの着地点ですが、寧々ちゃんたちそれはないんじゃない?天音くんは修行先のお寺を描写で匂わせたからバックれたままでいいでしょって事?何より百絵&アーサー組には期待値が上がってただけにこんなオチ?もう疑問符の嵐。

作者さんに描く気がないと作品はこうなるのかーとがっかり。
今後は中断している作品の続きを期待しているけど、作者さんのお身体も心配。お大事に。大好きです。

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