サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 南野雪花さんのレビュー一覧

南野雪花さんのレビュー一覧

投稿者:南野雪花

8 件中 1 件~ 8 件を表示

電子書籍

電子書籍彼女は、白いゼラニウムを

2018/10/31 13:48

ダメンス3人集

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この作者、ダメンズの描写が非常に巧みなのですが、今作はすごいですね。
主要3キャラのダメさが際立っていますね。
なんだかんだと理屈を付けて、かっこいいことを言っても、結局最優先は自分のこと。
すばらしい。
まさに人間の姿です。
さて、まずこの物語を楽しむためには、一種独特な世界観を理解する必要があります。
なんでも、アメリカ産の特殊な世界観らしいですね。
読んでいて、変な世界だなぁと思いました。
その変な世界に振り回され、翻弄される人間たち。
といっても、社会派と言うわけではありません。冒頭で述べたように、あくまでも個人レベルです。
ミステリの要素も取り込みながら進んでゆく物語。先の展開が読めない謎。
そして人間ドラマ。
高水準の作品です。
そして、ダメンズです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

電子書籍不死人の見る夢

2018/07/06 21:59

死なないのか。死ねないのか

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いつも買っている作者さんの一作。
相変わらず筆致は安定しているし、魅せる文章でぐいぐいと引き込む。
こう、耽美的な話を書いたら、ちょっと右に出るものはいないよなぁ、と。
あとうじうじした男性を描いても天下一品。
好きならとっとと自分のものにしちゃえYO とか思いながら読み進めるんだよなぁ。
じれじれというか。
互いに好きあってるのは明白なのに、なかなか一歩踏み出せない。
そういう恋愛ものが好きな人にはオススメっ

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

あなたの描きたい物語を、おしえてください

5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世間では日常系ミステリというのが流行しているそうですね。
喫茶店などを舞台に、客とマスターが他愛もないおしゃべりをしながら、べつに解かなくても問題ないような謎を解いてゆく。
この話も、そういう類のものだろうと読み始めたのですが、まったく違っていました。
それは真摯な問いかけ。
書き手に対しては、あなたはそれを本当に描きたいと思って書いているのか、と。
読み手に対しては、あなたはどんな物語を読みたいのか、と。
流行っているから書く。
流行っているから読む。
書き手として、読み手として、本当にそれで良いのか、と。
とてもとても青臭い理想論です。
だからこそ響きます。
心を抉ります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

優しい嘘から始まる幸せな恋物語

6人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

なんと心の温かくなる物語でしょう。
最初はヒーロー役がなんかオレサマっぽくてうーむとなったのですが、読み進むうちにどんどん魅力的になっていきました。
この筆致は素晴らしい。
流れるような、同時に語りかけるような。
とても良質な物語だと、率直に思いました。
むしろえっちシーンいらないくらいだったよっ

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

電子書籍恋ぞつもりて

2017/08/18 21:03

切ない愛の物語

5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

言葉が足りないのか、思いが足りないのか。いつだって恋の匙加減は誰にも判らないものですね。
そんな心の機微を、切々と描き出した作品です。
この切なさは読んだ人にしか判らないっ
普段はBLを読まない私ですが、これは引き込まれました。
久保田利伸の切ないラブソングのような恋物語、酔いしれてみませんか?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

電子書籍桜鬼の宴 白拍子は恋を舞う

2017/03/24 16:59

心優しき愚か者たちの物語

5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

平安の世を舞台とした、舞と鬼のストーリーです。
序盤、難しい単語が並んで戸惑いますが、ぐいぐいと作品世界に引き込んでくれます。
しっとりと、もの悲しく。
そしてなにより、登場人物たちの健気さといったらっ
何回主人公を蹴っ飛ばしてやりたくなったかわからないよっ
主人公よりも、ヒロインに幸福になって欲しい物語でしたっ
あと、母上が誰なのか気になりますっ
すげえ気になりますっ

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

紡績に詳しくなったよ!

5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

男女の仲ってのは難しいもんです。永遠に解けない方程式ってなもんで、性別が違うだけで相互理解がものすごいこんなんだとゆー 互いに求め合うのに交わらない。まるでカッシーニ間隙ですね。
この物語も、そんな互いを理解できない姫と王子の物語です。
男女の考え方の違い、国益、産業である紡績なんかもからめて、じつに趣深い一品に仕上がりましたね。
壁ドンされたら腹パンで返す。
すばらしいっ
魅力的なキャラクターたちと、実直に知識。
とても良い塩梅に描かれています。
まさかこれ系の作品で、性以外の知識量が増えるとは思わなかったよっ

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

電子書籍ゴブリンスレイヤー 5巻

2018/10/31 21:58

なるほど、話題になるだけのことはある

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ようするにD&Dっぽい世界観ってことですね。
あれも、ほとんどレベル1で死んじゃうから、2になればそれなりの腕ってことですから。
それを踏まえて、このダークさいいですなぁ。
ザコ敵だからこそ初心者しか相手にせず、だからこそ被害が増えていく。
うん。すごい練られてる。
ただ、ゴブリンって人間の女性を性欲の対象として見たっけなあ? と思いながら読んでいました。
それはオークじゃねえかな、と。
すぐ増えて、子供程度の知能があって、素手で服を破れるくらいの力もあって、武器や罠を使うことができて、毒を用いて、言語があって、集団で行動する。
そしてそれが町や村の近くに出没する。
じつは国が動くべき事態じゃね?
冒険者なんていう無頼漢に任せてる場合じゃないじゃろ。武装組織レベルじゃろ。
なーんて思ったりもしました。
演出上、仕方ないことではありますがね。
そのくらいの脅威なんだけど国は動かない、ってのもひとつテーマでしょうし。
ともあれ、非常に興味深く読ませていただきました。
次も楽しみです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

8 件中 1 件~ 8 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。