あっちゃんさんのレビュー一覧
投稿者:あっちゃん

ナミヤ雑貨店の奇蹟
2019/07/08 00:08
なんか最後はほっこり
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
東野ファンタジーにやられました。読み終わった後に涙は流れないのだけど、何か大事なものを忘れていて、でも思い出したような。。。私にも起きて欲しいな、こんな奇蹟…でもあり得ないから東野作品なんですよね。

1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作
2020/07/09 21:48
イラッとした心に10分のプレゼント
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
タイトルの通り寝る前のほんの10分に…と思いつつ一日中読んでしまうため一日で一気に読めてしみます。悪い人が誰も出てこないので全編安心して楽しく読めます。家族愛だったりファンタジーだったり、実際にこんな事ありそう…あったらいいなと思う事だったり。読み終わると確かにそれぞれ10分のご褒美をもらえた気分。
2020/06/05 20:33
一気に読める面白さ
11人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
コンビニ店員ってこうゆう人達なんだぁ…とただただ感心してしまう。いつも笑顔で元気よく挨拶してくれる店員さんも実はこの主人公のように単にストイックを超えた人なのかも…と思ってしまった。「コンビニ人間」という標題にも納得の一冊!!

それでも、日本人は「戦争」を選んだ
2017/03/31 21:25
大人が読んでも○。
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
加藤陽子先生の名前も、推薦者の半田一利先生の名前も聞いた事ある程度ではありますが、発行されてから気になっていた一冊。。。ついに文庫版になり、たまたま丸善・日本橋店でポイントが5倍になる時期だったので狙って購入。
そんな「崇高な理由」ですが読んでみると、ぐいぐい引き込まれる。。。中高生対象の講演会をまとめているので、非常に読みやすく、わかりやすく、対話方式になっている部分も多く、戦争に向かう日本や諸外国の事情などが見えてきます。
とにかく読んで欲しい本です。

でっか字東京詳細便利地図 23区+多摩 2版
2020/06/02 21:00
とても見やすく仕事にも最適
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
地図と言えば昭文社。初めて訪問するお宅でも住所検索が付いてるので迷うことは殆どありません。このクオリティで\1,050-(税抜き)はリーズナブル。持ち歩きにも便利。

海の見える理髪店
2019/09/23 11:07
爽やかなでも重みのある話
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ネタバレになりますが、「海の見える理髪店」は最後の方で一寸したサスペンスっぽいところがあったり、「いつか来た道」母子(おやこ)の確執の末…、「遠くから来た手紙」はSFファンタジーとは又違った味があり、「空は今日もスカイ」は悩める小学生のこの先が気になり、「時のない時計」は本当にタイトルそのままで時計が刻んできた亡き父の生き様が垣間見え、「成人式」は娘を亡くした両親が式に参加すると決心~決して暗く終わらない力強さを貰うような…6編とも「家族」が共通しています、色んな形で。

旅猫リポート
2017/04/24 19:52
一緒に旅した気分で
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
初の有川浩作品です。猫好きなのと、自身が猫飼う事が出来ないので、野良ニャンが主役になるには共感…同調…う~ん、自分も野良猫の立場で観ちゃうんです。
最後の旅…というところで予測は出来ますが、悲しい別れはあるのだけど、なぜか心がほっこりします。
温かい気持ちを求めたくなったら是非。。。
思春期の子供たちに読んでほしいな。。。

楽園のカンヴァス
2017/02/23 20:24
美術好きには○
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ミステリーの分野ではないですね。。。読みながらわくわく出来るのは、私自身が大の絵画ファン!!特に(ミーハーなので)普通に印象派やゴッホ&ゴーギャン、アンリ・マティスやルオーも好き!!但し、あまり美術鑑賞が趣味でない方には、チョイときついかも。。。

花の鎖
2016/12/30 23:59
花で繋がる血脈
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
タイトルにはそう書きましたが、実は私の通う建築学科に関する話だったりする。
三世代にまたがって、話が順序よく進み、最後には現在に繋がる。まさに時空を超えた小説といっても過言ではないでしょう。
1回目の読みでは「あぁそうか」と。でも何故か2回目にも行きたくなるのが「湊作品」。
とにかく面白い。

置かれた場所で咲きなさい
2017/05/27 08:54
私にも蕾があったんだ
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
タイトル通りのことを思い出させてくれる渡辺先生の言葉。置かれたところで咲く事の意味、そして『2%の余地』の中では『信頼は98%残りは相手が間違った時の許し』。
許しの心って大事です。。。
どんな心理学の本よりも、渡辺先生の言葉の方が救われるな。。。

仙台で夏目漱石を読む 仙台文学館ゼミナール講義記録 我輩は猫である 草枕 三四郎 それから 門
2017/03/28 12:21
改めて漱石を読もう!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
単にブックツリーでポイントが5倍&東北を応援したい気持ち&たまたま対象の漱石作品を全て読破済み…こんな理由で買っちゃいましたが、とてもいいんです!!(文庫の終わりに記載されている)解説の先生の話とは違う観点からの表現や、小説の構成のみならず、そのときの細かい時代背景がわかりやすく、小森先生は話されてます。
もう一度漱石を読もう!!

ゴッホのあしあと
2020/12/01 18:55
たゆたえども沈まずを読んだ方は是非
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
読んでもらいたいですね。「たゆたえども…」を読んでいたので原田マハさんのゴッホに対する思いとかもより強く感じます。ゴッホは「狂気のうちに死す」というのが私にも定番だったけどどうもそれは見方を変えた方が良い、という気持ちになりました。そうでないとあんな素晴らしい絵は描けないですよね。

クスノキの番人
2020/07/08 20:28
やさしい気持ちになれる一冊
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
主人公の怜斗に一寸いらっとしたり優美の企みに少しはらはらしながら最後は心温まる本。久々に後味の良い東野作品。こんな神木あったらいいなと思ってしまう。

サロメ
2020/06/04 21:25
正にマハワールド
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「フィクションです」と断りを入れつつも、それは分かってるんだけど史実として読んでしまう。読んでいく内に現実の話と思えてしまうのは原田マハさんの密かな力。