ヒトコさんのレビュー一覧
投稿者:ヒトコ
2018/06/28 20:06
悩みはわかるが許せない
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
仕事をせずに家にいる頃、エホバの人が度々ピンポンして来るので辟易していた。
小さい子を連れて来るのは仕方ないと思っていたが、
一度中学生位のお子さんにピンポンさせて来た女性がいたので、
文句を言ってしまった事があったが、親子ではなかったのかもとこの本を読んで思った。
どちらにしても、親には信教の自由があるかもしれないが、
子どもは別人格だろうと思った。その時の怒りが沸々と蘇った。
そして小さい子への虐待まであるとは悲しい。
結婚し子どもを持ってから悩みを持つ気持ちはよくわかるが、
著者のお母さん、他の道はなかったのかな。
著者が、同じ思いを共有できる伴侶を得て抜け出せたは、本当によかった。
2018/06/28 01:13
人間の幸福って何だろう
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「ショートケーキ〜」のスピンオフ。
前作はタイトルの可愛らしさからは想像出来なかったストーリーだったが、
読後タイトルの意味に重みを感じた。今作はそう来たか!、という感じ。
前作は二人の幸せを願いながらの、その選択に多少の疑問も残ったが、
今作と合わせて読むことで、幸せな人生の選択と覚悟により納得がいった。
【期間限定価格】わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か
2016/11/27 22:59
みんなちがって、たいへんだ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
いま日本社会全体が「異文化理解能力」と「日本型協調圧力」のダブルバインドにあっている。場に合わせて察する力を要求される一方で、日本では説明しなくてもわかってもらえる事柄を、その虚しさに耐えて説明する能力が要求される。「伝えたい」という気持ちは「伝わらない」という経験からしか来ないのではないか。まさに「みんなちがって、みんないい」んだけど「みんなちがって、たいへんだ」ってこと。短期間に集団でイメージを共有しコンテクストを擦りあわせるノウハウを持っている演劇の有用性、説得力があると思った。
2016/11/03 17:13
ただのミステリーじゃなかった
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
進学や恋愛問題がらみで疎遠になってしまったけれど、幼馴染の親友だったはずの女友達。
彼女が起こした事件とその後の失踪。その行方を探すうち、明らかになって行く彼女や自分に対する周囲の感情。羨望と軽蔑、嫉妬と保身。女友達の面倒くささという思い当たる節の色々。母娘関係の難しさもしかり。けれどそこには、信頼や愛情もあるのか。
無機質なタイトル、その意味にじわーっと感じるものがあった。
サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 下
2018/05/31 13:28
我々は何を望むのか
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絶滅を免れ地球上で唯一の人類となったサピエンスが、
今日まで辿った歴史と未来への警鐘。
農業革命によって同じ生物である動植物を所有物としたサピエンスは、
それらを思い通りに飼育する事を願い、豊穣の神を創造した。
科学革命は、疑問を解明したいという業による無知の革命であり、
それは倫理を超え不死の探求へも向かいうる。
核さえ生んだ今、領土を巡る武力紛争は国家に不利益でしかなく、
富は領土ではなく技術者たちの頭の中にある。
今後、世界平和は実現するのか。幸福とは何なのか。
それは我々が「何を望むのか」にかかっている。
2024/11/14 15:55
待望の電子書籍化!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
10年前に本書と続編「姑獲鳥と牛鬼」を図書館で借りてからこのシリーズにハマっている。
参巻以降は紙本購入で読んでいたが、この度ようやく電子書籍化されたので2巻同時購入!
平安時代が舞台で物の怪モノ、読み始めは今昔物語みたいと思っていたが、ちょっと趣が違った。
ばけもの好む中将宜能と共に、仕方なく物の怪事件の謎に挑む右兵衛佐宗孝。
宗孝と異母姉たちの物語か面白い。そして気弱そうな宗孝の今後の成長も楽しみ。
度々出てくる伊勢物語、あらためて読み直したくなった。
君たちはどう生きるか
2018/05/27 11:11
時代を超えて問われる問題
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書店平積みを横目で見て、タイトルのストレートさで手に取る気になれなかったが、「別冊100分 de 名著」池上さんの解説で興味を持って読んでみた。
アドラー関連本や、「本当の大人になるための心理学」と一脈通じる所がある。80年前の児童書だが、今大人にも読まれる理由が解る。
父親を早くに喪った主人公の旧制中学生コペル君と、その成長を見守る若いのに見識が高い叔父さんとの交流という形式で、コペル君の周りで起こる出来事とそれに対する思いや悩みが語られる。コペル君、そして読者の君たちは、どうしたいと判断して、どう生きるのか、と問いかけられる。
中高生のお子さんのいる方、親子で読んでみるのもいいかも。
くじけないで 文庫版
2016/11/24 16:39
くすりと笑え、じわっと心にしみる。
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90代から息子さんの勧めで詩を書き始めたというトヨさん。いつも周囲の人々への感謝の気持ちを抱いて、それを励みにしている生き方が詩に紡がれる。白寿を迎えてなお父母を想う娘であり、還暦を過ぎた息子を心配する母でもある。亡き夫にあの世で会うのを楽しみに、でも「早くお迎えに来て」とは言わないトヨさん。その日々を大切に前向きに生きる姿とたくまぬユーモアに、こちらが励まされる。八千草薫さんの映画を観たので、詩が八千草さんの声で響いて来る様だった。
2024/11/23 19:26
古着屋さんの後は、訳アリ書生さん登場
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物語の題材となる不可思議なお話の元ネタは、不定期に届く手紙。
「あらあらかしこ」とはそういう事だったのね。
作家の家に書生として住み込む深山くんと家猫の櫨染さん、
二人(ひとりと一匹かな)の出自が気になる。
2024/11/16 07:17
決戦の地、今昔
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青野原(現関ヶ原)の戦い、ここは古来より東西の戦の要衝だったのですね。
小笠原さんとの再戦、時行は敵から色々と学びます。
2024/11/16 07:16
少年と子ども達の闘い
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北畠顕家vs斯波家長、時行より年長とは言っても二人とも若い。
現代の大学生・高校生・小学生として描かれた場面で改めてその若さに驚く。
更に若い新田徳寿丸。両軍の総大将である足利尊氏の息子と後醍醐天皇の皇子も子ども…。
この騒乱にはどれだけの子どもが大将格で参加しているのだ!
そして次なる騒乱を戦う事になる足利直冬少年も登場。
2024/11/15 20:52
あの台詞はどう描かれるのか!
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原作者あとがきに「コミックリメイク」とあったが、
単なるコミカライズではなく、原作とは違う設定にする事で絵になる展開が見られた。
千織の死が海難事故になった事で、原作より復讐という動機に納得が出来た。
そしてその真相の辛さ虚しさがより際立ったように思う。
2024/11/15 20:49
そしてまた次の被害者が…。
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ついに大詰め。三人になって足跡の謎、ふたりになって隠し部屋の謎…。
千織の亡くなった海難事故の事…。
原作を読んでいても、いや読んでいるからこそ、
どう描かれるのか気になって先を読みたくなる。
2024/11/15 20:45
原作ファンもビジュアルで楽しめる
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村青司とダリア。彼はあの宴の意味をどこかで信じていたのだろうか…。
いや、十角館が最初に書かれたんだった。
