wankyoさんのレビュー一覧
投稿者:wankyo
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2024/06/28 14:31
本物の投資家
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最近、読んだ本の中では、文句なしに一番いい。こういう人が本当の投資家だと思う。職業ファンドマネージャですら、サラリーマン気質の人が大多数であり、投資のセンス、能力、何一つない人が多い。それを職業にしているのだから、一応、プロなのであろうが、素人にも負ける人をよく見る。清原さんはそれらとは一線を画しているし、キャリアも素晴らしいし、投資哲学もブレない。数少ない本物。
世の中には投資アドバイザーなる人もいるようだが、本当に投資ができるなら、人にアドバイスする前にまず自分でやるはずであり、それをやらない(できない)なら、インチキと思って間違いはない。
熔ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録
2017/05/08 22:21
なぜそんなに負けることができるのか
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井川さんは賭博好きだとおっしゃる。東大も出ているのだから頭はいいのだろう。それなのになぜ、丁半バクチのバカラでそんなに負けれるのか。バカラの控除率は2.3%。そして丁半バクチ。100回やったら50回は買って当たり前。資金管理が駄目だったのだろうが、それにしてもセンスがなさ過ぎる。もしくはカジノでイカサマ行為にあっていたのだろうか。どちらにしても、この人馬鹿だと思う。この程度の資金管理もできないのなら、ビジネスなんか絶対に無理。東大で何を習ったのか知らないが、もっと実学を学ぶべき。親の威光の及ばないもっと厳しい会社で修行すべきだったと思う。今から起業でも何でもして自分だけの力で金を稼いでみるといい。まず失敗するであろう。彼にできるのはせいぜい知名度を利用したメルマガのようなビジネスだけではなかろうか。
野村證券第2事業法人部
2017/03/26 22:10
筆者は何が欲しかったのか
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前半の野村時代の筆者の活躍の部分は誰もが書いている通り非常におもしろい。この本の価値はこの部分だけにある。筆者は営業でがんばっていたが、お金は持っていなかったようだ。当時の野村なら抜群の営業成績を残せば外資には及ばないまでも相応の報酬は得ていたはず。野村を辞めて「外資に行けば、5億か10億は稼げる」と言っているくだりがあるが、それならそこに行ってまず5億でも稼いでくればいいのにと思った。なぜ5億を捨ててしょうもない会社を起業したのか理解に苦しむ。私の知る限り、証券マンは外資で働けるうちはそうする。起業なんて、外資をお払い箱になってから。「データベースマーケティングをやりたくて」野村を辞めたというのもうそ臭い。表向きの理由をでっちあげたに過ぎない。結局、筆者は活躍の割に蓄財できず、その分を取り戻そうとするあまり、事件を引き寄せてしまったのではなかろうかと推測する。筆者は金にはこだわらないという言い方をしているが、それもうそ臭い。
後半の起業してからの部分は全く読む価値などない。筆者の仕事ぶりも冴えないし、野村時代とうって変わって堕落が激しい。全く身のない仕事ぶりで、こんなので稼げるほど世の中甘くない。結局事件に巻き込まれて一生を棒にふることとなる。今さら強がってももうこれで終わりだ。筆者は個のスキルは飛びぬけていても、マネジメントには向かない。起業には向かなかったと思う。外資でどこまでできるか挑戦して欲しかった。
外資系金融の終わり 年収5000万円トレーダーの悩ましき日々
2016/12/30 22:04
今改めて読むと時代錯誤していて笑える
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この本が書かれたのが2012年か。今思うともう隔世の感がある。この本の内容はリーマンショック前までの話である。
その頃の外資系金融の世界をほぼ網羅しているが、ちょっと古い話であり、実態を盛って描いている。リーマン後、投資銀行は急激に変貌していたのだ。
2012年はもうプロップトレーダーなんてほとんど存在していなかったと思う。プロップトレードに多額の金をつぎ込むビジネスなんかとっくに崩壊していた。
ついでにいうと、トレーダーが威張っていたのも、もっと昔の話。2012年なら、プログラムトレード、アルゴ全盛で、トレーダーなんてオペレータに過ぎなかった。
投資銀行のマーケット部門は装置産業であり、ITの方が重要でプログラミングすらできないトレーダーなんて無用の長物だったはず。
アルゴトレード、HFTの前にトレーダーなんて全く無力であった。それが真実。
2024/06/28 14:46
ギタリストの新しいかたちかもしれない
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ツェッペリンが凄いのは良く知っている。しかし、晩年は必ずしも満足のいくパフォーマンスができなかったのではなかろうか。特にジミーペイジの演奏は、往年が凄かっただけに、晩年、見るに忍びないもので寂しくなった記憶がある。しかし、全盛期の彼らの熱量を超えるバンドなど他に知らないし、今でも一番見てみたいバンドである事に変わりなはい。
著者はその凄いライブを現代に蘇らせ、当時のライブを観れなかった層にも、もし、実際に当時ライブに行ったらこんな感じだったのかもしれないと、タイムスリップさせてくれる。彼以上に、正確に、リスペクトをもってコピーしている人を知らない。本を読んでも、彼の思いがそのまま閉じ込められていた。
しんがり 山一證券最後の12人
2017/01/15 15:29
証券会社であっても相場には勝てないのは常識
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山一が潰れたのは、飛ばしによる簿外債務のためであるが、利回り保証をするという行為は「自分たちは証券のプロだから相場で何とか利益を出せる」という思い込みから来ている。本来ならこんな素人以下の奴は証券業に居てはならない人間であるが、この驕りの感覚を持つ奴が会社の中枢に居たとしたら、潰れるのは必然であろう。ニギリで営業成績を高めた奴が出世するなんて、どこまでイカレているんだ。
法人部門は証券会社の中枢であり、最も重要な部門であるのは明らかであるが、そこにこんな「ニギリでしか客をとれない」低レベルの人たちしかおらず、それが見過ごされる組織であったなら、もうどうしようもない。潰れるのは必然であったのではないかと思う。
プライベートバンカー カネ守りと新富裕層
2016/12/30 18:33
プライベートバンカーの実態がリアルに描かれている
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シンガポールのプライベートバンカーになる主人公がリアルに描かれている。ボスに雇ってもらったのだが、実際に勤務し始めてからは必ずしもそのボスが自分の味方であるとは限らない。働き始めてから初めてボスの実態がわかってくるというのは外資系金融ではよくある話である。ボスは自分の部下を雇う時に色々考えているのだ。結局、その人を上手に利用できるかどうかで決断している。優秀なのは当たり前で、優秀でも自分の存在を脅かすような奴なら雇わない。
この本でも主人公とボスの対立が生々しく描かれているところに引き込まれた。
結構、話が飛ぶところもあるので、もっとじっくりこの関係を描いていき上下巻の構成くらいにしても良かったと思う。
来年からはもう5年縛りのルールは10年に改正されてしまう。プライベートバンカーの置かれている状況も一変しているに違いない。どんどん法律が変わるので、租税回避(あくまで合法的なもの)の方法もそれに対応せねばならないのだ。
最新版が読みたい。主人公の今が知りたい。著者には是非追跡取材をしていただいて、続編をお願いしたい。
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