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うむうむさんのレビュー一覧

投稿者:うむうむ

722 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

芸術のように美しい図譜

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前半が、奈良県宇陀市大宇陀にある森野旧薬園と、森野家に伝わる植物図譜の紹介。
後半が、江戸時代の代表的な植物図譜の中から、薬草を中心に紹介。
写真の無かった時代に、手描きで植物を写し取った図譜は、芸術のように美しいと思います。本の装丁もいい感じです。

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紙の本

見やすく使いやすい色名事典

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は、数年おきに少しずつ改訂し、カバーデザインを新調して出版されています。
植物や風景などの写真とともに色名を紹介する本とは一線を画する本です。1ページを2段に分けて、1ページ2色ずつ、色見本と解説文で紹介されています。色見本は面積が広く、ページの端まであるので、色合わせにも便利です。全色同じ長さの文章で、色名の由来や蘊蓄的なことが解説されています。
整然と整理されたレイアウトで、見やすく使いやすい本です。色に興味がある人は、資料として持っていても損はない本だと思います。

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紙の本

『いろいろ色のはじまり』

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

かつて自然の物から作りだされていた顔料や染料の色を再現し、その色の歴史や特徴を解説しています。 色についての知識が得られ、大人が読んでもとても為になる本だと思います。 絵本としては文字多めですが、写真も豊富でスラスラ読めました。

巻末に付いている、昔の方法で64の色を再現した「幻の色たちポスター」も素敵です。

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紙の本

それぞれの仕事の成り立ちや意義がよく分かり、為になる

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昭和の仕事とありますが、紹介されているのは戦前から昭和30年代頃までの仕事(高度経済成長期に消えて行った仕事)がほとんどです。それぞれの仕事の成り立ちや意義がよく分かり、為になります。

巻末の「文庫版あとがき」に、合理化・効率化の流れにコロナ禍の状況も加わり、タッチパネル化、リモート化、AI化が加速して、益々人と人とが接する仕事が消えていくことを危惧する内容が記されていますが、私も、同様のことを日頃強く感じており、まさにその通りだと思います。

親本の2016刊・原書房版に対して、いくらか加筆修正されているようですので、文庫版の方を購入しました(まだ原書房版も書店にありましたが)。一方で、原書房版(115種の仕事を掲載)からは「おんぼう(おんぼ)」の項目が削除されて114種になっています。「パンパン」項目の文から「パン助」の語句が削除されています。原書房版にある巻末の五十音順索引は無くなっています。

タイトルとイラストの見開きページにページ数表記が無いので、目次から目当てのページを開く時に少々不便です。

※P153「瓦師」に「名古屋の三州瓦」とありますが、三州瓦の産地は三州(三河)の高浜市なので、「愛知の三州瓦」すべきだと思います。(初版第一刷)

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紙の本

60年前の風景を全てカラーで見られる貴重な本

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

60年前の風景を全てカラーで見られる貴重な本だと思います。8割が鉄道のある風景、2割が鉄道以外の風景といったところでしょうか。私は特に鉄道ファンではありませんが、鉄道と一緒に写っている当時の風景が素晴らしいと思います。キャプションも当時の様子・風情をよく伝えています。
ただ、縦長の新書版サイズに横長の写真を配しているので、写真がちょっと小さい感は否めませんし、ノドの部分で写真の端が隠れているのも気になります。
3~4千円になってもよいので、もう少し大判で、発色の良いアート紙を使った本ならばなお良かったと思います。貴重な写真集ですので、先に大判を出して、数年後に普及版(文庫版)でも良かったのではないでしょうか。
とはいえど、本の内容には満足しています。

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紙の本

『コンクリートってなに?』

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

セメントやコンクリートの製法、特性、工法などが分かりやすく解説された絵本です。大人なのに、セメントと生コンとコンクリートの違いすらよく知りませんでしたし、ミキサー車をアジテータ車ということも初めて知りました。大人でもタメになる絵本だと思います。

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紙の本

ツマミ読みするだけでも楽しめる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

第一篇 新聞語解説、第二篇 実用熟語成句便覧、第三篇 実用文字便覧、第四篇 続新聞語解説 の構成です。 このうち、第一篇と第四篇が時事用語や流行語の解説ですが、カタカナ語が多いことに驚きます。 近年よく使われるようになったカタカナ語もあります。 当時の新聞は、インテリ向けでカタカナ語を乱発していたのでしょうか。

略したカタカナ語に「る」を付けて動詞として用いた語もあり、現代と変わらないように感じました。 随所にあるユーモアやウィットに富んだ解説(「おめでたい」や「サンタクローズ」など )も面白いですね。

大正時代の版をそのまま使っているので、漢字が旧字体の上に印刷が鮮明でなくちょっと読みづらいですが、興味のある項目だけちょいちょいとツマミ読みするだけでも楽しめると思います。

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紙の本

紙の本牧野富太郎植物画集

2023/06/14 19:41

牧野富太郎の植物画集を欲しい人には手頃で良い本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

A4サイズで厚さ5mmほどの薄い本です(中身は64ページほど)。 高知県立牧野植物園の牧野文庫に収蔵されている植物図の中から、牧野博士が命名した植物を中心に選定した植物画集です。

植物画はA4サイズに大きく掲載されており、紙の変色や汚れ、シミなどを取り除かれていますのでとても綺麗です。解説はいたって簡潔で、あくまで絵を鑑賞する画集です。牧野富太郎博士の植物画集を欲しい人には手頃で良い本だと思います。
刊行は1999年ですが、NHKの朝ドラ『らんまん』効果もあってか、購入したのは2023年4月の第12刷でした。

(本棚の薄いスペースに何度か出し入れしただけで、両隣の本と擦れたためか、表紙の紙の端っこから表面の薄い透明ビニールみたいなのが剥がれてきました。扱いは少し慎重にした方が良いかもしれません)

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紙の本

書体デザイナーとしての並々ならぬ情熱

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

Windowsで時々UDデジタル教科書体を使っていますが、UDデジタル教科書体実現に向けての苦労と奇跡の過程がよく分かりました。 書体デザイナーとしての並々ならぬ情熱がひしひしと伝わってきて、一気に読み切ることができました。 溝引きや烏口を使った時代の話も懐かしかったです。

近年は、線の細いライトな印象の書体を使っている本も増えているように思いますが、そういう書体は老眼が進んできた身には読み辛くなってきました。 一般書籍でも、UDデジタル教科書体のような読みやすいフォントを使用したものが増えて欲しいと思います(この本はもちろんUD書体が使用されています)。

ところで、この本は基本的に白い紙を使っていますが、コラムには淡いグレーの紙が使われています。 私には淡いグレーの紙の方が文字を判読しやすかったのですが、その理由も本を読む中でちゃんと分かりました。 とても良い本だと思います。

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紙の本

名鉄を概要を知るのに良い本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いつも名鉄を利用しているので、この本を購入しました。
現役で活躍する車両、懐かしいパノラマカーや岐阜市内線、名鉄の歴史、各線の解説、全駅のデータなどが簡潔にまとめられています。写真も豊富です。
(鉄道マニアには物足りないかもしれませんが)名鉄の概要を知るのには、良い本だと思います。

※弥富駅のみ1日あたり乗降人員数が記載されていないので、出版社に問い合わせたこところ、弥富駅は乗降人員数非公開で不明とのことでした。

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紙の本

紙の本戦前尖端語辞典

2021/03/30 15:02

通して読むと当時の時勢がよく分かる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大正8年〜昭和15年までの約30の流行語辞典に載っている先端語(新語流行語)を抽出し、生活、学生、外来語、思想、女学生、文化、医療、社会、隠語に分類して辞書的に解説した本です。
カタカナ語(外来語)由来の語や短縮語(省略語)が多い点は近年と変わらないようです。近年の新語流行語が軽いノリの語が多いのに比べ、思想や皮肉が込められたインテリで洒脱な語が多い印象を受けます。
平山亜佐子さんの解説にも少々古風な表現が取り入れられており、山田参助さんのイラストもこの本の内容によくマッチしていて楽しい。辞典として項目をつまみ食い的に読むだけでは勿体ない、最初から通して読むと当時の時勢がよく分かり為になります。

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紙の本

紙の本ツバメのひみつ

2020/06/20 20:11

ツバメの生態が読みやすい文章でよく分かる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

実家にツバメの巣台があり、ほぼ毎年ツバメが来て産卵し、ヒナを育てて巣立ちさせます。そうしたツバメの生態が読みやすい文章でよく分かりました。イケメンパパとダサいパパの違いとか、浮気とか親違いの子とか、人間にもあるようなことがツバメにもあるようで、興味深く読めました。
つい先日、実家のツバメが巣立ちましたが、もう一回来てほしい。来てくれたら、よく観察してみたいと思います。

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紙の本

紙の本ハエトリグモハンドブック

2017/08/08 17:43

クモのビジュアル本としても魅力あり

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ハエトリグモにこんなにも種類があるとは知りませんでした。
特にハエトリグモに興味があったわけではありませんが、書店で手に取って見て、一目で気に入りました。一つの事物に焦点を絞って専門的に深堀りした本は、魅力があります。
全て白い背景で撮影された写真も、図鑑らしくて綺麗です。クモのビジュアル本としても魅力があると思います。

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紙の本

京阪神のお店が、いい味わい

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

京阪神エルマガジン社の本なので京阪神のお店が中心です。東京の大手出版社の出すこの手の本は、たいがい東京の有名店が中心なので、京阪神の店中心のこの本は新鮮に感じます。
どの店の商品も、ほんと美味しそう。「立ったままの方がラクですねん」と立ったまま取材に応じたご主人の写真など、東京とは違う雰囲気が醸し出されていて、いい味です。

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紙の本

『世界の納豆をめぐる探検』

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

長年世界を巡っていた作者の高野秀行さんは、ネットにほとんど情報が無い世界の納豆に注目して、各国の納豆を自分の足で探検して回ったのだそうです。伝統的な納豆を作るのはネットとは無縁の高齢者だからネット情報が出回らないし、ネットでは納豆独特の香りも伝わらない・・・なるほど。

日本の納豆の話(作り方や起源)から始まり、アジア(ミャンマー、ネパール、中国、韓国)とアフリカ(ナイジェリア、ブルキナファソ)の納豆が紹介されています。納豆は日本独特の食べ物じゃなかったんだ、と初めて知りました。いずれの国の納豆も美味しそうで、食べてみたくなります。
最後の締めの文にも納豆愛があふれていて、子供だけでなく、納豆好きの大人も楽しめる絵本だと思います。

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