金柑露さんのレビュー一覧
投稿者:金柑露
電子書籍獣医者正宗捕物帳 2
2021/05/23 23:19
ホームズがお好きなら…
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
シャーロックホームズがお好きであれば是非読まれる事をおすすめ。今回も正宗親分大活躍。
戸板炎上、ら印、印素多…今のSNSをうまく漢字に。木製の○IBOや、○SIMO等、新たに出てきて面白かったです。島流しでもボーダーの囚人服。
1話1話終わる毎のおまけマンガ元ネタ紹介もあるのでシャーロックホームズの話がわからない人も大丈夫。
赤鼻連盟の話がよかった。
人種差別について正宗親分が語る場面。佐助があと100年もすりゃ毛色の違いなんざ気にしねぇいい世の中になってますって…のセリフ、哀しいかな今もあるけれど、、桝暮家さんに幸あれ。終わり方も良かった。
まだらの紐=真鱈の干物…よく思いつくなぁ。そしてまだ続きそう。今度は何の話を漢字変換して出てくるか楽しみです。
電子書籍なまいきざかり。(21)
2021/05/22 15:09
由希の泥酔姿
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由希ちゃんマジ酒に弱い。殿くんの言う通りになってるっていうかもっと酷い笑
成瀬の元カノ登場で成瀬とのすれ違いの喧嘩なんていつぶりか…心配する友達思いの風香、そして由希が落ち込んだ時の優しい静くん。静ちゃんファンは一途過ぎて切なくなりますね。元カノも誰も嫌な人は出ないしコトが起きても完結するから毎回楽しく読めます。年下だけど成瀬によって救われて変わっていく由希ちゃん、次巻は甘々らしい。。
電子書籍なまいきざかり。(19)
2020/07/22 07:17
話のテンポが良い
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成瀬の誕生日の話、本当にイエスノー枕持ってきた宇佐美さん、リーグ戦、由希の誕生日、、今回は圷先輩とナツミさんの新たな展開、静ちゃんの切ない片恋心にお姉さん、おかん?目線で見ちゃう宇佐美さん、そして20歳になった由希の初めてのお酒と一気に話が季節とともに変わるのですが、いつもの通り話のテンポが心地よく、面白い。
みんなそれぞれキャラ立ちしてるし、読んでいて楽しいです。
初めてのお酒で酔ったら本音を話す由希に、成瀬も読者もおなじ気持ちで、うざ可愛すぎると感じたと思う。
必死に大人のふりしていた由希も成瀬と付き合ってだいぶ変わってきましたね。
あとがきで酔っ払い由希とコツメカワウソ描くの楽しかったと書かれている通り、動物が上手く描かれていたのでやっぱりね。と思いました。
2019/12/15 22:01
面白かった
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松田青子さんの本は初めて読みました。
おばちゃん、おもろいわー。パワーあるわ。
普通に幽霊のおばちゃんと会話してて笑える。おばちゃんは幽霊なっても生きてる時と変わらずパワフル!そして話がそう続くんだ!?と読み始めると止まらない面白さがある。
どれも良いのだけど、「悋気しい」だけはこういう女性がいたので少し怖かった。でも汀さんの口調なのかな?終わりの方は思わずにやにや。
「みがきをかける」「おばちゃんたちのいるところ」←これは1番笑った。
「クズハの一生」「楽しそう」「エノキの一生」「菊枝の青春」「下りない」が好きだ。おばちゃんたちをスカウトする謎のリーマン?汀さんが気になって仕方ないけど、お線香作る会社のぞいてみたい。
一度読んで見てほしい。スッキリとします。
2017/11/25 22:19
来年、すぐに
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なんと来年2日目に…!っていう情報が早くもわかってしまいました。専門の方々は知っていることだとは思いますが、月は何となく見て今日は綺麗だな〜くらいの私には興奮する情報でした。相変わらず見やすくて、表紙、扉絵の版画イラストも可愛らしく、表紙の紙質も好みです。装丁が良いってことです。
月のそばにある星なども図解でわかるので季節ごとの空がわかりやすくて良いですし、内容が濃くなってきているこの本は毎年楽しみです。
紙の本3月のライオン 13 March comes in like a lion (YOUNG ANIMAL COMICS)
2017/10/01 08:12
二階堂物語
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あかりさんの孤独とせつなさ、林田先生、島田さんの三角関係…?が静かに始まり(林田先生は悶々としてましたが)島田さんとあかりさんに期待してたけどそんな簡単にはいきませんね。最終話の香子と後藤さんの話も切なかった。
そして、本当すごかった。二階堂の気迫と熱気、それに引き込まれた感じ。倒れるまでを一気に読んでた。勢いのある巻でした。それぞれの棋士の目線からの話もよかった。滑川さん面白すぎ。あと、田中さんは前巻からまだスミスの心に語りかけてるのね。
なんとなくだけど、絵柄が変わった?っていうところが…ところどころ。気にしすぎですかね。
紙の本スウィート・ヒアアフター
2017/08/06 06:54
好きな本
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なぜこんなにもばななさんの言葉はスッと心に入るのか、本当に不思議。
読み終わってもう一度読みたくなる本だった。どの文章もその情景が浮かんでくるし、必ず読んでいて胸を締め付けられるような場面があって涙がこみ上げてくる。若い頃だったら死についてなど深く考えなかったかもしれない。歳を重ねてから読んで、親しい人の死や遺された人のことを思ったり、これからのことを考えたり、思い出したり(お盆も近いし)余計に心に沁み入ったのか。小夜子さんを見守る周りの人たちの話もよかった。
文庫版のあとがきに京都を舞台にした訳が書かれていたが、私が幼い頃から感じていた京都の日中間と夕闇から夜にかけての空気感についての思いがまるで同じで、おまけがついていたかの様にうれしく思いました。
文庫版で厚みもいつもより薄いのに、中身が濃くて、ばななワールドの言葉に魅了されます。
紙の本皿の中に、イタリア
2017/01/18 00:02
イタリアにいる気分
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内田洋子さんの本はこれが初めてでしたが、、イタリア、イタリア人、イタリア料理ともに奥深いと思うエッセイ本でした。
風景が広がる文章で大変読みやすく、港での三兄弟のやりとりなど人との会話や騒音、魚の匂いまでを感じました。読んだ後はイタリア料理…とにかくトマトやチーズを食べたくなり、もっと読んでみたいと内田さんの他の本を2、3冊新たに購入しました。おすすめです。
紙の本あらあらかしこ 1 (FLOWER COMICS SPECIAL)
2023/10/19 01:22
面白い
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新作ですね。
この作家さんの独特な世界観。大好き。
転ぶと猫になる坂…興味あるなぁ。作家さん、猫描くの上手ですね。書生さんが見ちゃう、猫同士の会話の猫の後ろ姿、可愛い…。ふるぎぬやがおわってしまって寂しかったので、また楽しみが増えました。
2023/02/13 23:07
黒髪逸臣いい…
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8巻にして、雪ちゃんの苗字をお母さんLINEで知るとは…
1巻毎に毎回泣かされるし、逸臣さんの人との接し方に壁はなし!の姿にちょっと憧れる。
雪ちゃん偉い。ちゃんとしっかり芯があって、思いを伝えられて、ご両親も信用してるから気持ちよく送り出せるんでしょうね。
お母さんにはちゃんと声を出して一緒にいたいと伝えたのですね。遺伝とか考えたら避けては通れない問題も確かにあるけれど、お兄ちゃんも幸せになってもらいたい。そしてエマと心ちゃん。進むようで進まない…と思いましたが、ゆる〜く進ん
でいましたね。エマ悩み過ぎ。そして飲み過ぎ。
それにしても逸臣さん、ドイツ風チーズケーキも作れるの?できないことはないのでは…!?
次巻も楽しみです!
2022/08/15 14:10
裏切らないしょーちん
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まさかしょーちん!?とようやく新展開か!?と動き出したと思ったら!良かった〜。さすが百合江さんを裏切らないしょーちん。
毎度見ても志のぶの小さい頃の姿可愛い。しょーちん変わらないけど笑2人の気持ちを知っててなのか、恋愛に対しては小5の顕定と志のぶちゃんをからかう鷹さんも面白い。
乃和と緋村さんの話はそんな多くなくても良かったけど、またもや危ない橋を渡る鷹さんと顕定と虎徹と志のぶ…。よく身近で北上一家失踪事件に関わりそうな人出てくるもんだなと思いつつ、そうでなきゃ話は進まないか。
園山元刑事がなぜあんなに恐怖を抱いているのか。早く知りたい!
百合江さんがハマってるアイドルがBSKIバスストップ北口って、作者、、毎回犯人わかってるのに、ストーリー進んでないじゃんと思いながらも面白くて読んでしまう!
文具・雑貨EHONS 一筆箋 せなけいこ 「めがねうさぎ」 (EHONSオリジナル)
2022/05/20 00:52
落水紙が良い
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せなけいこさんの絵本に思い入れがある方に贈り物としてお渡ししたらとても喜ばれました。
古川紙工さんの落水紙が、せなけいこさんのほんわかした絵とぴったりで優しい一筆箋。封筒もあります。
2022/03/13 00:41
良き新刊
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キュン超してギュンと心を掴まれる、何でしょう、なんかすごく上手い!すごく恋愛慣れてなくて不器用な桜志とか、遊び人だけどずっとずーっとエマを一途に思う心ちゃん、逸臣さんにずっと片想いしてたエマちゃんや脇役だけど、王道の恋愛モノですが、とても丁寧に描いてくれてる。今回は読んでいて苦手な桜志もちょっと見直すというか、切ない3人の恋心を垣間見れて、読者納得の今回の巻。聴覚障がい者の方のこともたくさん勉強されているのでしょうね。
逸臣さんと雪ちゃんのキュンも多かったし良い巻でした。雪ちゃんじゃ逸臣さんんんん!は読者も思うよね。それにしても心ちゃんの色気よ。作者は心ちゃん推し!?逸臣さんのお父さんも素敵インテリ眼鏡…。次回も楽しみです。
紙の本鬼の壺
2021/09/23 17:56
るい、嫁にいく?
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読み始めた時に、九十九字屋の面々と紹介イラストがついたのに驚きました。
猫のナツさん可愛い。
るいを見初めた大店の若旦那の縁談により、るいと冬吾夫々に自分の気持ちに正直になる時が…?ナツも気付いてるのに、遅いぞ。ぬりかべのおとっつぁんひっくるめて貰ってくれる人って言ったら冬吾しかいないじゃない?
相変わらず口は悪いけど娘思いのおとっつぁんですね。冬吾がお義父さんとは呼ばないとは思うけど。
大店の守り神のおサヨ様、可愛らしいです。
前の月の鉢の「仇討ち」の骸骨原田様といい、憎めないキャラの妖多いんですよね〜。
「鬼の壺」は周音目線からの文章が面白かったです。妖は嫌いだ!といいつつも、ナツさんとうまく退治して、冬吾を探して活躍。
本当に怖いのは妖でも幽霊でもなく、生身の人間…?
少々アニメっぽくなつてきたかなぁと思いつつも、この方の文章、サラリと読めるので、好みの本です。
さて、冬吾とるいちゃんのこれからがますます楽しみです。というか、ほぼ周音とナツさん、読者にもバレバレですけどね。
2020/12/21 12:49
上手い!キュン増しだった
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安定感あるマンガって本当面白いなと思います。最近のマンガって家族無視で進むの多いけれど、由希の家族、成瀬の家族両側も描くし、それがキャラそれぞれ際立ってて面白くて。今回は、静くんの兄弟!これはまたファン増えそうな…!読者のツボをよく心得てる。
そしてまた酔っ払いデレ由希のセリフで成瀬大暴走!最近の由希は可愛いなぁ。
それぞれのキャラの話も楽しいし、今回最後のシーンは初めの阿部っちと成瀬に戻るわけ?これ!と思ったんですけど違うかな?とにかく毎回展開が面白くてたまりません。