ポテトさんのレビュー一覧
投稿者：ポテト
| 6 件中 1 件～ 6 件を表示 |
電子書籍夜明けの縁をさ迷う人々
2016/12/29 13:01
好きな本
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
小川洋子先生の短編集の中でも、かなり好きな本です。教授宅の留守番のインパクトが強い。どれもうっすら物悲しいけど、パラソルチョコレートは優しさが滲んでいてあたたかい気持ちに。
2016/12/29 13:14
何度も繰り返し読んでいます
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
南条あやさんに共感できるかどうかは別として(この本に出会った当初、私は精神科に通院しており、心を病んでいました。その時は「わかる…」とだけ思いましたが、病気が治った現在、あやさんよりもお父さん等大人の立場から読むこともできるようになると、やはりあやさんの考え方には賛否が分かれます)、何度も何度も繰り返し読んでいる本です。
辛く苦しい気持ちを抱えているはずなのに、文章はあくまでポップ。読みやすい。
私はあやさんよりやや年下にあたり、当時のネット環境がわかる世代なので、懐かしくも思い…。当時はホームページ状で日記を掲載したり、掲示板が繁栄していましたね。
一つマイナスなのは、この本に掲載されている日記は、一部を抜粋したものだということです。載ってなかった分の日記はネットで読みました。
2016/12/26 08:19
ぐいぐい引き込まれる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
モバゲー内で連載されていた携帯小説の書籍化です。あまり携帯小説は好きではなかったのですが、モバゲーで目にして読み始めたこの作品…当時とてもハマっていました。久々に読みたくなって購入。主人公のレイナが何をしでかすかわからないハラハラ感が良く、一気に読んでしまう作品。とある理由で叩かれることも多かった作品ですが、私には思い出深い作品です。携帯小説なので横書き表記です。
電子書籍ホテル・アイリス
2016/12/20 23:20
じっとりとした読み心地
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
小川洋子先生の、温度や空気や匂いを感じられるような描写が好きです。この一冊も、丁寧な描写が堪能でき、良かったです。
2016/12/16 21:46
小川洋子の世界観に合ってる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
原作は購入済みですが、一度しか読んでいなかったので、新鮮な気持ちで読みました。キャピキャピしていない美しい絵柄で、小川洋子先生の世界観に合っています。大家さんが可愛く、ミステリアスな雰囲気もあるのに人懐こい女の子に描かれていて魅力的。不思議なお店の並ぶアーケードの性質は、小川洋子先生の作品に慣れていないと、ちょっと分かりにくいかもしれないですね…是非原作も読んでみてほしいです。
電子書籍ボディ・レンタル
2016/12/16 10:19
官能的で哲学的？
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
自身の体を金銭でレンタルするビジネスをしている主人公マヤと、客やマヤの友人との関わり合いを描いています。ドライな感じのマヤの思考に興味が持てる、もしくは共感できるかがポイントかも…。昔、佐藤亜有子先生の作品で好きなものがあり、それと勘違いして購入しました。(多分、私が欲しかったのは首輪という本だったようです…)長編だからなのか？雰囲気が少し異なるような。マヤはこれからどうなるんだろう、とぐいぐい引き込まれて読んだのに、なんとなくラストはあっけない。考察するのが好きな人は好みかもしれません。
| 6 件中 1 件～ 6 件を表示 |
