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ヤマキヨさんのレビュー一覧

投稿者:ヤマキヨ

258 件中 1 件~ 15 件を表示
置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

2017/04/15 23:46

「座右の銘」がいっぱい

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

置かれた場所でさきなさい。タイトルだけだと、現状に文句を言わずにがんばれ、というお説教のようにも思えました。しかし、「置かれた・・・」の後にはこんなことも書かれています。
どうしても咲けない時があります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんなときには無理に咲かなくてもいい。その代わりに、にを下へ下へとおろして・・・
ただ強く生きろと説くのではなく、人の弱さ、しんどさも認めた上で語られる言葉が心にしみました。

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52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラたち

2023/11/20 23:47

一気読みで寝不足

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

就寝前に読み始めたのが間違いでした。どうしても途中で止められずに一気読み。
私自身は本作で描かれているような状況にはいません。だから安穏と日々を送っていて、街中で発せられている52ヘルツの声を聞き漏らしているのかもしれません。またその一方で、私も52ヘルツのクジラで、私の声は周りに人に本当は届いていないのかもとも。

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祝祭と予感

祝祭と予感

2022/06/18 14:24

続編はありません

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は「蜜蜂と遠雷」のスピンオフであって、続編ではありません。本編はきっちり完結しているので、続編ではないことに逆に安心(?)して読みました。本編で書く人物の輪郭がはっきりしていましたが、彼(彼女)ならこんなことするよね、と自然と書くエピソードになじめました。個人的には課題曲の「春と修羅」に関わるエピソードが胸にしみました。
スピンオフ作品だけでなく、巻末のエッセーも興味深く読み、取り上げられた楽曲を聴いてみたくなりました。

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蜜蜂と遠雷 上

蜜蜂と遠雷 上

2019/10/19 20:45

一気読み注意

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

忙しいときには決して手に取ってはいけない本です。寝る前に手に取ってしまい、気がつけば空が白々・・・。ピアノコンクールの予選から本選を描いている「だけ」なのに、読み出したら止まりません。静かな夜だから、本作中の演奏・ピアノの音色の描写をいろいろ思い描いて没入してしまいます。(ピアノを弾いたこともないのに・・・)

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不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

2018/05/01 11:39

不屈の信念

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「不死身の・・・」というタイトルに、敵弾をくぐり抜けた空の勇士を取り上げたものとも思った。しかし、『特攻兵』と『不死身』は矛盾する。身を賭してこその特攻兵である。そんな「特攻」にあらがい、生き残って何度でも敵機、敵艦を撃破してこそ兵士の務めを果たせるという信念を貫いた特攻兵の生き様に感銘を受けた。限りある兵器と貴重な若者の命とを投入する消耗戦としてしまった特攻が倫理面だけでなく、戦術面でもいかに無謀であったのかを、本書で教えられた気がします。

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アフガニスタンの診療所から

アフガニスタンの診療所から

2020/03/23 09:52

現代の木鐸

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大きな夢を抱いた現実主義者。本書を読んで抱いた中村氏のイメージです。西洋式の上から目線援助に与することなく、現地主義を徹底。時を経てアフガニスタンに根付いたのはどちらかを見れば、中村氏の示した視点の重みがよくわかります。
先に「西洋式」と書きましたが、日本もすっかり西洋スタイル。本書を読んで、中国の一帯一路への対抗など、現在の日本の支援も、理念より実益が勝ちすぎているように思えてきました。
中村氏は後進国を発展途上国と言い換えるなら、先進国も発展過剰国と言い換えよとも書いています。発展過剰国の将来は明るいのかと問いかけているようです。

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教養は児童書で学べ

教養は児童書で学べ

2018/06/22 11:59

血となり肉となる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

出口氏の読書量や、世界史への造詣の深さは以前から伺っていましたが、児童書にも詳しいとは。本書で使われる「教養」は、大人の教養とは少し違った意味があるように思います。人として成長する基盤を強固にしてくれる知識、態度、意欲などを指しているのでしょう。それらを教え込むのではなく、読書を通じて自然と血肉としていける児童書の役割を再認識しました。

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サラバ! 上

サラバ! 上

2017/11/16 18:47

歩君はとってもいい子

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公歩は圷家の中で、唯一バランス感覚を持った常識人。母はミーイズム、父は寡黙なアスリートで、姉はエキセントリックなトラブルメーカー。こんな家族の中にいたら、空気を読んで目立たぬようによい子を演じるキャラになっていくのだろう。
しかし、上巻後半に登場した親友ヤコブとの交友から何やら、そんな読み方は表面をなぞっているだけの気配が。
とりあえず上巻だけ購入したのですが、続きが気になり下巻まで購入して一気読みしてしまいました。最後まで読んでみて、「そういうことだったんだね」

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サイレント・ブレス 看取りのカルテ

サイレント・ブレス 看取りのカルテ

2021/04/30 21:46

一番のミステリーは・・・

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

サングラスでスキンヘッドの男や、忽然と消えた遺体に、言葉を発しない身元不明の少女・・・。各エピソードには、見取りや安らかな最期といったメインテーマとともに、判然としないミステリー的なトピックも加えられています。もちろん最後には状況が明かされテーマとともに収斂していくのですが、重くなりがちな本書のようなテーマにささやかな軽みも添えてくれているように思います。
もちろん本書最大のミステリーは、決して唯一の正解が見つかることはないであろう、いかに安らかに死を受容するのか、そして最後を迎えられるのかでしょうか。各エピソードごとに異なる終わりの迎え方があってもいいのだと教えてくれています。でも一方で、どの答えがいいのか、結局自ら選ぶしかないぞと迫っているようにも思えます。

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大名倒産 下

大名倒産 下

2022/12/19 20:11

悪役は誰?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

上巻では既得権益を守ってお家の計画倒産を図る守旧派VSそうはさせじと奮闘する改革派という印象で読み進みました。ところが、そう単純ではないようで、計画倒産までに貯め込む金は目的があって、私腹を肥やすためではない可能性が。お家を守り、進化の行く末を案じているのは一体誰なのか。

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傲慢と善良

傲慢と善良

2022/12/19 20:05

真実の真実

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

結婚間近の婚約者真実(まみ)が忽然と姿を消してしまった。消えた婚約者を探して知人や関係者を訪ねていくうちに、次第に明らかになってくる真実(まみ)の真実(真実)の姿。
婚活を軸に描かれる親や周囲の人々の旧弊や、当人たちが受けるプレッシャーや困惑などなど、一面ではとても重いストーリー。婚活の重圧を超えた先にある結末の選択肢として
1:結婚が破談になる
2:お互いを再認識してよりを戻す
3:それぞれまたは一方が新しいパートナーに出会う
などを想像しながら読み進んだのですが、果たしてこの結末は破局かハッピーエンドか。

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星と龍

星と龍

2022/11/13 17:47

未完が気になる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

葉室麟氏の絶筆となったのが本作だと知らずに購入。楠木正成の生き様や理想、後醍醐天皇をはじめとする登場人物たちの権謀術数など、読みどころがいっぱい。ミカンと知らなかったので、最後に現れた「(未完)」の二文字にも衝撃。この後の展開が気になって、気になって。

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OTOMO THE COMPLETE WORKS 8

OTOMO THE COMPLETE WORKS 8

2022/08/11 13:20

大友作品と言えば

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私の中で大友さんの作品を挙げろと言われたら、この「童夢」と、まもなくこの全集で刊行予定の「Fire Ball」です。単行本で読んで以来、久しぶりの本書「童夢」ですが、時を経ても全く古びる感じのない絵だと改めて感じました。
COMPLETE WORKSという全集のタイトルに納得の、単行本の時にはなかったカラーページや扉絵なども加えられて、納得の一冊です。

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討ち入りたくない内蔵助

討ち入りたくない内蔵助

2022/01/14 17:39

人物造形がいい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大河ドラマでは時々、新解釈で歴史上の人物が描かれて話題(議論)になることがあります。本書の大石内蔵助の人物造形も意表もついたもの。意外ではあるけれど、読み進むと、これこそが内蔵助の、ぶっちゃけた本音ではないかと思えてきます。
お家再興か、主君の無念を晴らす仇討か、より忠臣としての務めを果たすのはどちらか。即刻吉良の首級を挙げるべし!と息巻く下級武士たちをなだめすかして、お家最高の道を探る内蔵助がいかに仇討に舵を切るのか。その展開には筋が通っていて、人物造形は意表をついていても、ただ荒唐無稽なものではないことに感心しました。

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元彼の遺言状

元彼の遺言状

2022/01/07 16:34

恋も仕事も・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

気持ちよく読み終えたミステリーでした。これは主人公の人物設定の成功も大きいと思います。あとがきを読んでその意を強くしました。
主人公は大手の弁護士事務所の第一線で実績を上げる女性弁護士。ちょっと前なら、”恋もキャリアも頑張る「欲張りな」・・・”とか、”恋か仕事かで悩む・・・”などのような、フレーズがついたでしょうか。そんな二択を軽々と越えていく姿が爽快。
その一方で、元カノへのこだわりとか仕事のプライドとか、男性描写に関しては、アップデートされていない気がしました。ただし、これは女性は令和バージョンにアップデートしつつあるけど、男って生き物はいつまで、昭和・平成を引きずっているのか!?ということなのかもしれません。

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