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wordandheartさんのレビュー一覧

投稿者:wordandheart

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

不安なときは楽天的になれ!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「愛国談義」とタイトルにあるが、中身は夏目漱石の話から始まり、新作の「風立ちぬ」の話、そこから発展して関東大震災や太平洋戦争へと続いてゆくが、話はこれらのテーマを行きつ戻りつして、取り止めがない。あちらこちらに面白い話がちりばめられている。どれか興味がある話があれば、「なるほど、なるほど」と思って読めば良い、そういう気楽さのある本だけれども、中身は濃い。
半藤さんはあとがきでこのように書いている。
「いまの日本の政治は期末利益優先の株式会社の論理で国家を運営している。わたくしにはそうとしか見えません。とにかく目先の利益が大事であって、組織そのものの永続は目的ではない。自然環境や医療や教育や自活の方策など、国民再生産の重要課題などは後回しで、その日暮しで、国民の眼くらましとなる利益のあがる政策最優先です。」
本当にそうだと思う。今の日本は行先が定かではない、その不安を誤魔化すように毎日毎日景気動向の話で盛り上がっている。でも肝心の行き先は誰にもわからない、そのことを正視するがこわくて、『一億総活躍社会』なんて言葉が出てくるのだろう。
第2部の終わりの方に”「持たざる国」の将来のこと”という章で、宮崎さんが「健康で働く気があれば大丈夫。それしかないだろう」「不安がるのが流行っているけれど、流行に乗っても愚かなる大衆になるだけだからやめなさい」「不安なときは楽天的になって、みんなが楽天的なときは不安になれ」と言っているのが面白い。「「この生き方が正しい」なんて、そんなこと決めないで、いろいろでいい。困るときは、みんなで困るしかないんです。オタオタするなら、みんなで一緒にオタオタするしかない。」とにかく生きろ!と言われているようで、なんだかよくわからないけれど、ふっと笑ってしまう。そしてふっと肩の力が抜けたところで、さぁもう少し頑張ってみるか、と思える言葉だ。
ただ「今日本で着るものも食うものも自分ではつくっていませんね。そのことは、あんまり大丈夫じゃないなぁ」「しかもいまの日本人には、この国には資源がないという発想がない」ともいっている。「持たざる国」であるという発想がない。それではどうすればいいのか・・・?この後宮崎さん半藤さんなりの意見がもちろん書かれているが、それこそ「この生き方が正しい」なんて決めないで、それぞれがオタオタと生きればいい、そういうことなのだろう。

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紙の本

「憲法改正」の真実

紙の本「憲法改正」の真実

2017/01/15 13:57

立憲主義を護る

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

護憲派の泰斗と改憲派の重鎮、二人の憲法学者が自民党の改憲論を切る。護憲派で憲法学界の権威と言われる樋口陽一と、かつては自民党のブレインであった改憲派の小林節ががこの対談を通して一致して今の憲法改正案に反対を唱えている。長年9条改正をめぐって意見を異にしてきたこの二人がなぜ二人して反対するのか。それはこの憲法案が立憲主義を破壊し、法治国家の原則をなくし、専制政治の状態に近づいているから。そもそも「憲法は国民を縛るものではない。国家権力を管理するための最高法規である」という憲法の基本を蔑ろにしているから。そのことをわかりやすく語っている。そして何よりもこの二人が共闘して語らねばならない状況こそが、今の時代の危うさを物語っている。

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紙の本

アメリカの鏡・日本 完全版

紙の本アメリカの鏡・日本 完全版

2018/08/27 23:20

鏡の前に立つ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本が終戦から間もない1948年に出版されていることは驚きだ。ペリーが来航して開国以来、日本は欧米、特にアメリカの背中を追いかけて近代化を成し遂げてきた。しかし何処で間違えたのか、やがて欧米と敵対し太平洋戦争へと突入していく。その日本の姿をアメリカを写す鏡であり、欧米がアジアで拡大させた植民地支配とパワーポリティックスの結果であると著者は看破する。戦勝国に「正義」がなかったのであれば、正義はどこにあるべきであったのか。北朝鮮の核をめぐる問題の行方が見えない東北アジアの行く末を考える上でも、考えるべき課題である。

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紙の本

リセットする力 「自然と心が強くなる」考え方46

酒井宏樹の活躍には訳がある

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

元Jリーグ柏レイソルの酒井宏樹選手がヨーロッパに渡り、フランスの名門マルセイユで活躍している。いつも「ニコニコ」していて優しそうで、どちらかといえばメンタルが強くは見えない彼がフランスリーグではあのネイマールとあいまみえ、互角に戦っている。厳しい戦いの中で勝ち得たものは「リセットする力」だという。「メンタルの弱さ」や「自信のなさ」をどうやって克服したのか。サッカーを知らなくても、同じ悩みを持つ人には「そうか」と頷ける言葉がいくつも記されている。一番心に残ったのは、こんなフレーズ。
”ミスをした仲間を否定しないのと同じように、自分がミスをしても否定しないことが意外と重要です。「ミスをしてしまったから自分はもうダメだ」と投げ出さずに、「ミスの原因を把握して次に活かす」と切り替える。”
「くらべない」「気にしない」「ひきづらない」を実践すれば、心が強くなる。そう言って背中を押してくれる本です。

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