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ツクヨミさんのレビュー一覧

投稿者:ツクヨミ

239 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

もう一度最初から読みたくなる

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ファンブックですから、寄稿者の皆様の愛を強く感じました。自分以外にもこの世界を愛してやまない人達がいるってだけで、嬉しい一冊。

このシリーズ、ルートが幾つもあるというのに気付かされました。私は『図南の翼』読んでみて、ノリについて行けそうなら『魔性の子』を読んでみたら、と人に薦めていましたが。

校閲の仕事の大変さ、そういう裏方仕事について公式の場で語られるのは貴重ですね。改めて大変さが分かりました。
自分も出版関係の裏方仕事をしていたことがあるので、印刷物全てに「好きでやっている」裏方が居ることは分かってはいましたが。手を抜けないのですよー、好きだから!

短編集が出るという話がなかなか進んでいないようで、小野主上のお体のことが心配です。ファンは辛抱強く待っていますので、遠くない将来、喜ばせて頂けると信じています。驍宗さまをみんなが信じて待っていたように!

山田章博さま、あの金色の本をうっかり書店で手にして以来、ずっと敬愛しています。今後も美しい絵をよろしくお願いします。

私は『魔性の子』から読みだしたくちですが、今度は違うルートで読んでみようかなと思っています。ああ、楽しみだー!

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紙の本

紙の本黄金蝶を追って

2023/07/25 16:04

相川英輔を発見!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日曜日の次の日がまた日曜日だったら?

引っ越したばかりのマンションで、半透明の前の住人と同居しなきゃならなくなったら?

まるで生きているかのような絵を描ける魔法の鉛筆があったら?

どの話も意外性があって面白く、結末はバッドエンドじゃない。
ゲラで読んだんだけど、この作家はめっけもんです!

あとがきによれば、海外で結構翻訳されているそうで、いわば逆輸入って感じですか。
好きな作家が一人増えてしまった。

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紙の本

紙の本奇想版精神医学事典

2021/09/01 16:03

「奇想版」

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

事典と言いつつ、目的の項目を探すのには巻末の索引で見つけなきゃならないという、面倒くささがイイ。
「神」から始まって、最後は「言葉」。で、また「神」へと戻るという仕掛け。「初めに言葉ありき、神は言葉なりき」の逆ですね。
精神医学の専門用語から、小説や映画まで、春日先生の連想を追ってゆくのは楽しかったです。読んでいるうちに読みたい本が増えちゃって…絶版になってる中古の本を元値より高い値段で、うっかり購入してしまった。

書店員のウチの相方に聞いたら、文庫本は専門書コーナーには置かないそうなので、今回の文庫版は誤解されないと思います。大丈夫です、先生。

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紙の本

メメントモリ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

春日先生んちで、穂村弘さんが対談しているのを、近くで見ている猫の「ねごと」ちゃん。話している内容は「死について」なんだけど、ニコ・ニコルソンさんの漫画が和ませてくれる。
重そうなテーマだけれど、気持ちよく読めた。「そうだよねぇ」と頷く部分多々あり。
各章が短くて合間にちょっとずつ読んでいたらあっという間に読み終わっていた。

春日先生はレビューを気にしているらしいので…面白かったっすよ、先生!これからもたくさん書いてください。読みますから!「ねごと」ちゃんと仲良くお暮しください。

ブロック塀の表紙、縦書きのタイトルなのに何で「ネコ」だけ横書きなんだろう?と不思議に思っていたら、後書きで種明かしが…なるほどねって思いました。

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紙の本

和む

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

やっぱりイイです、ラッカム。繊細で美しい。それに暖かい…ん~、憧れます。自分にもこんな素敵な絵が描けたらって。
今気付いたんだけど、デザインは憧れの人ミルキィ・イソベさんだったんですね。ミルキィさん、これからも素敵なブックデザインお願いします!!

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紙の本

ついに完結!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

爆走する機関車での激闘!迫力満点でした!
登場人物一人ひとりが戦って戦って戦い抜く、最終巻に相応しい激戦でした。

あまり知らなかったアイヌについて、入り口になってくれました。日本側のアイヌへの迫害の歴史とかは省かれていましたが、入り口になったという、それだけでも価値のある作品だったのではないでしょうか?

脱糞王・白石、最後にやってくれました(笑)。
面白い漫画をありがとう、という気持ちです。

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紙の本

紙の本谷崎マンガ 変態アンソロジー

2021/10/27 22:15

このオジサンは変態です。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

若かりし頃、「古典として読んでおかねばならぬ」と思って読んだ『痴人の愛』が難読だったため、以来この文豪には手を出さなかったのだが…。
面白いじゃないですか!
自分が歳を取ったってのもあるのかな?老いても尚消えることのないフェティシズムに、共感はしないけど、「ジジイ、元気だな」と微笑みたくなる気持ち。
山口晃氏の初めての漫画、いささか読みにくかったですが、何しろウサギ耳のジジイが可愛くて(笑)、多少スケベでも許してあげたくなる。
あと、古屋兎丸氏の『少年』もエロくてよかったです。
…かといって、再度谷崎文学に挑戦する気概はないですけど。「ああ、こういう読み方もあったのだな」と、小説の奥深さを感じました。
更にもうちょっと歳取ったら、谷崎の文体なんかを好きになったりするかもしれませんし、小説を読むのは楽しいことだなと思いました。それを表現できただけでも、子のアンソロジーは価値があったと思います。

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紙の本

杉浦日向子ぉー!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

80年代前半。懐かしや。
改めて杉浦日向子の夭折が悔やまれる。映画やドラマで何度も映像化されている吉良邸討ち入りも、この方に描かせるとこうなるのか!と今更ながら感動致しました。あれ、ペンじゃなくて筆で描いてるよね?凄い!

あの頃は本当に雑誌の種類が多くて、少年漫画も青年漫画も少女漫画も「ニューウェーブ」と呼ばれた方々も、あっちこっちで描いてらしたので、この本に収録されている作品の中には既読のものも(我が家の宝物になっているものも)ありましたが、読んでいなかった作品もたくさんあって、でもやっぱし「あの頃」なんだなって思いました。
大変楽しく読ませていただきました。チョイスの仕方にも味わいがありました。高野文子ぉ!『絶対完全剃刀』も、ひさうちミッチーやのあれやこれやも我が家の家宝です。田舎に住んでいたワシはわざわざ東京に出向いて花輪和一買ったりして…あ、丸尾末広が入ってなかったな。花輪君と丸尾君ですよ(笑)。他にもあの人やこの人や…ま、シリーズの続きに期待します。

ところで、最近この手の昔漫画のアンソロジーがあちこちから出ていて、まぁそれは嬉しいのですが…あの当時は若かった読者が歳取ってるの分かってくだされ。購買ターゲットはワシらくらいの年代のジジババでしょう?老眼なんですよぅ!裸眼で字が読めないんです(( ノД`)シクシク…)
出版社の方がこれを読んでくださるか分かりませんが、判型をもっと大きく、雑誌サイズくらいにしてもらえませんか?嵩張りはしますし、コストも高くなるでしょうけど(価格も高くなるの覚悟です)、作品の魅力、描線の魅力を伝えるという意味でも、当時の雑誌掲載サイズの方がいいと思うんですよ。
そういや大友克洋の『AKIRA』の単行本はあの当時でも雑誌サイズでしたよね。あの細かい描き込みを味わうにはあのサイズが必要だった訳です(実際の原稿はもっと大きい訳だし)。漫画はストーリーだけじゃなく、絵の魅力もあってはじめて後世に残したい良い作品になるのではないでしょか?
まぁ一読者の我儘なお願いです。でも、俺以外にもそう思ってる人居るんじゃないのかな?是非ご一考を…。

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紙の本

紙の本サロメ

2021/04/16 15:58

ファムファタル

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

オーブリー・ビアズリーはアカデミックな美術教育を受けていなかった。しかし彼の絵の才能は作品を一目見ればわかる。ただ切っ掛けさえあれば。そんな彼をあたかも恋人のごとく愛している姉は、弟の作品を高名な画家に見せるためなら、有力者に身を売ることも厭わない女優。彼女も女優として成功したいと思っていたが、自分には弟程の天性の才能がないことにも気づいていた。
そして天才ビアズリーと、当時時代の寵児であったオスカーワイルドが邂逅する。世界が一気に動き出す。
『サロメ』を出版する。もちろんビアズリーの挿画入りで。世間は衝撃を受ける。成功は目の前。しかし…。
ビアズリー姉弟とワイルドとの捻じれた感情が、サロメとヨカナーンと重なって行く。
読み始めると一気に引き込まれます。
銀の盆の上の生首は、誰のものか…。

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紙の本

ファブルVSルーマー編、完結

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

怪我人続出でやばかったけど、さすが兄さんです。
あんな顔して、凄く深い読み。だから生き延びてこられたんですね。

意外な黒幕。
ルーマーのリーダーのほんとの心情。
残酷な敗者たちの結末。

アキラ兄さんは家に帰り、ヨウコ姉さんはタコちゃんのところに戻り、クロちゃんは組に帰り、アザミとユーカリは…。

アニメ化されるとか。楽しみです。
第三部はあるのか?

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紙の本

紙の本秘密の花園

2023/02/02 23:06

やがて春が来る

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小学校の図書室にあったけれど、読みませんでした。「小公子」の作者だし、いい子の話かと思っていました。

大人になってから英語にの苦手意識を克服しようと、レベルリーダーで呼んで、この話に魅了され、やっと日本語に翻訳された本に出合えました。

家族を失ったメアリは、「小公子」の主人公のようないい子ではありません。
わがままで傲慢で癇癪もちで、不器量で…全然可愛くない。
季節は冬です。くらい空、冷たい風。
でも春は来るのです。枯れたように見える樹木、地面に、春の兆しはまっている。

これは児童文学というジャンルに入る小説なのかもしれませんが、むしろ喪失の悲しみを知っている大人の方が心に沁みるのではないでしょうか?

私は癇癪起こしたコリンに、同じくらい癇癪持ちのメアリがぶつかっていく場面が大好きです。二人は似た者同士、だから分かり合えるんだと思いました。

大切な人を失った経験のある大人の方が、この物語共感できるでしょう。

これは再生の物語です。

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紙の本

紙の本丹吉

2022/07/24 14:33

小さな幸せ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小さな弁天山のプチ弁天の力で封印を解かれた、化け狸丹吉。毎日参拝に来ていたとち子を助けようと、得意の術で頑張ります。
神様がいて、化け物がいて、人間たちがいて。それぞれが繋がっているんだね。

ちょっと腰の引けた実話怪談の松村進吉の初長編小説は、どこかほのぼのとして暖かい。スケベな中年オヤジみたいな丹吉が、何だかかっこよく見える。
進吉君、ユンボ運転できるし、小説も面白いじゃないですか!これからも応援したくなります。

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紙の本

怪物になってしまった人達

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昔一時期この手のシリアルキラーものをやたら読んでいたけれど、気が付けばしばらく読んでいなかった。平山夢明の名前に引っ張られて読んでみたら…むくむくと昔の自分が蘇ってきました。あの頃抱いていた疑問「彼らと自分とどこが違うのか?」は、今もはっきりとは分からない。知らなければならない気がする…。

超有名人も収録されていますが、比較的最近の、知らなかったケースを読めてためになった。メディアの発達で、殺人事件の形も変わってきているようです。

ルーカスとサリバン先生の比較、沁みます。

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紙の本

次で終わっちゃうー!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

五稜郭での戦い、ますます激しさを増します。
登場人物それぞれの思いがぶつかり合います。
読みごたえがあります。絵も迫力です。
どんなラストが待っているのか、今からワクワクしています。

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紙の本

ヴィクトリアン・ミステリ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

名探偵は霊媒師のアリス。助手の「シェ…」(彼女はファーストネームで呼ばれるのが嫌い)は、どちらかというと武闘派。
この二人が数々の難事件(というよりオカルト事件?)に挑む。
時代設定が19世紀っていうのが楽しい。降霊会が当たり前のように出てくるし、諸星氏にしては衣装がドレスばかりっていうのも珍しくて、凄く楽しんで描いている感じがする(単に当方がヴィクトリアン好きなだけか)。
描き方によってはホラーな内容ですが、栞と紙魚子みたいな二人だと何だか楽し気でさわやかです。

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