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ツクヨミさんのレビュー一覧

投稿者:ツクヨミ

249 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本透明な夜の香り

2024/01/11 15:35

読後感がいい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

書店のバイトを辞めて、半ば引きこもり状態だった一香が、家事手伝いとして働き始めたのは、天才的な嗅覚を持つ調香師の朔の住む、森の中の古い洋館だった。

朔さんは匂いに敏感で、人の嘘の匂いまでわかってしまう。匂いにあふれた世界は、彼には生きにくい場所だ。そして一香にも、誰にも言えない、考えたくない過去があり…。

物語はとても静かに進行していく。文体が美しい。読み終わるのが惜しくなるほどだった。読んだ後も、しばらく余韻に浸ってた。
騒々しいものばかり読んでいたせいか、この本はとても心地よかった。

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こだわりの人

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『バタアシ金魚』の頃に読み始めた。その後、一作ごとに違うムードの作品を続々と発表し、その都度驚かされた。

そんな望月ミネタロウの作品群を、服や靴やバイクなどのこだわりを、こまーかく解説してくれていて、楽しい。もちちゃんの作品は深堀、深読みするに値する、と改めて思った。

世界的にも評価された『ちいさこべえ』なんて、この漫画読んで、原作小説読んだくらい。山本周五郎が好きになってしまった。

細かくこだわりたい人は読むべし!


余談ですが、自分の相方、顔や性格がカオルに似ていて、当時私は「ソノコくん」と友人によくからかわれていました。若い頃のもちちゃんの写真を見ると…悲しい程似ている。

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ノンバーバル

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ちょっとした仕草や、姿勢の意味を解説した本です。
両親と米国に移民してきた幼い頃から、ずっと観察研究してきたという、著者の熱意は凄いな、と感心します。

平凡に普通に暮らしている人には、「ああそうなんだ」かもしれませんが、演劇をやっている人とか、漫画やアニメの制作をしている人には凄く参考になるのではないか、と思います。

ただ立っているだけ、でも、そこには意味があるんですね。勉強になりました。

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やっぱり、綺麗だー

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「芸術新潮」がゲットできなかったので、表紙になった陽子の横顔の絵の制作過程が見られて、嬉しかったです。

私は書店で『人魚変生』をうっかり手にとってしまって以来のファンなのですが、あの本では吹き出しの中の文字も手書きで、それが絵と、こう、なんというか、いい感じになっていたのですが、この本ではアニメの設定画とかもあって、また山田先生の手書き文字と再会できて感動でした。

年賀状や暑中見舞いのイラスト、これ、なかなか見られないものです。山田先生からはがきもらえる人たちが羨ましい!

巻末に、「小説「装画・挿絵」のアート史」のコーナーがあり、自分も小学生の頃に兄の「火星シリーズ」の表紙や口絵に見とれていた方なので、なんだか同時代感があって、凄く面白かったです。

それにしても山田章博って人は凄いです。10代だった自分は、当時山田先生の自宅前に座り込んで、弟子にしてもらいたいとマジに思っていました。そのころの感動を思い出しました。イワオ社長も、山田先生がここまでなるとは思ってなかっただろうな。

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紙の本傷を愛せるか 増補新版

2023/12/12 13:57

澄んだ綺麗な水

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研究者であり、臨床もやっている、精神医学者のエッセイ。

どの章も長くないので、合間合間に少しずつ読んでいたら、いつの間にか読み終わっていた。冷たくておいしい天然水を飲んでいるようなのど越し。

でも語られているのは傷ついた心や、それによりそうことの難しさや、苦しみだ。

鬱屈している自分からすると、宮地先生の視野は、何とも透き通っていて、羨ましくなる。そういう方が、泥沼で藻掻く我々のために悩み考え、手を差し伸べてくれていると思うと、なんともありがたい気持ちになる。

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訳が分からくなってきたぞ

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教会の思惑。公安の思惑。わからない。
アサとヨルも、どう転んでゆくかわからない。
デンジの求めた幸せって…ポチタ、答えてくれよー。

早く続きが読みたいです。

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紙の本怪談人喰い墓場

2023/12/05 16:27

やばい場所ってあるのですね

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今回は、やや軽めのものが多かったですが、「人喰い墓場」は、ちょっとヘヴィでした。何というか忌み地みたいなものって、あるんですね。

最後に祐木さんのノートが出てきたから、次は例の件の続きになるのでしょうか?
楽しみにまっています。体お大事に。

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紙の本祝福

2023/12/05 16:18

ことばが主役

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短編の連作、なのですが、読み進むうちに、関連が見えてくる。
ことばが人間を選び、ことばに選ばれてしまったひとたちの物語が、連鎖してゆく。
人は滅びるが、ことばはまた次の人へと降りてゆく…。

「わたしは満ち足りているけど、不要なものがひとつある。それは自分の心。」…こういうことを書ける高原さんは凄い。ゾクゾクします。

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入門書だったのね

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ホラーがジャンル分けされてるー、
これはホラーアンソロジーの新しい切り口かもしれないです。
全部書下ろしなのが、古参には嬉しい。

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紙の本自殺帳

2023/12/05 16:02

沁みる

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「不謹慎」と言いつつ、医師として、普通の人より多くの自殺を見てきたからこその、深い洞察が感じられました。
刊行まで時間がかかった、というのも頷けます。
7つの型に分けて考察されていますが、実際は複合的なものが多いのでしょうね。

先生の今後についてもあとがきで触れられていて…それでいいかも、と読者である自分は思いました。

今回も装丁がカッコいいですね。

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紙の本落語少年サダキチ ご

2023/11/17 23:28

三味線!

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落語の上手さでは、すっかり周囲に認められているサダキチくん。
泥棒騒動で、ワープした江戸時代でエライ酷いめにもあいました。

で、三味線ですー!
苦労はしたけど、その甲斐はあったんではないでしょうか?負けを認めるのも勇気です。
何気に、楽器屋の親父が凄い(笑)

これからもサダキチの活躍を楽しみにしています。

毎回、朝倉世界一さんのイラストも楽しみです。かわいい!

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紙の本怪談群書 墜落人形

2023/11/17 23:18

久々の雨宮淳司!

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実話怪談作家さんには、それぞれスタイルがありますね。新耳のお二人は、スタンダードな感じでしょうか。
で、私は雨宮淳司のスタイルが、読みやすくて結構好きです。短編小説を読んでいるみたいな感覚に近い。
でも、内容はかなりエグイ!

前作からしばらく時間がかかったようですが、その分読み応えがあります。
タイトルになってる『墜落人形』なんて、身もふたもない怖さです。

もうすぐ医療のお仕事の方は、終わるのかしら?そしたら、実話怪談以外の、小説にもチャレンジしてもらいたいですね。読者の勝手なわがままですが。
今後も期待しています。

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ファブルVSルーマー編、完結

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怪我人続出でやばかったけど、さすが兄さんです。
あんな顔して、凄く深い読み。だから生き延びてこられたんですね。

意外な黒幕。
ルーマーのリーダーのほんとの心情。
残酷な敗者たちの結末。

アキラ兄さんは家に帰り、ヨウコ姉さんはタコちゃんのところに戻り、クロちゃんは組に帰り、アザミとユーカリは…。

アニメ化されるとか。楽しみです。
第三部はあるのか?

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世界中の人に読んでもらいたい

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たぶん、これがエレンの望んだ結末。
始祖ユミルからエレンを取り戻したミカサは、サロメのよう。

地鳴らしは終わったけれど、世界はまだ続いてゆくわけで…きっとヒストリアは苦労するのだろうなぁ。

これで完結なわけだけど、全体を俯瞰するに、相手を理解しようとしないことが罪だ、と言っているような気がする。アルミンが何度も「話しあえば」と言ってたように。みんながアルミンのように考えることができたらいいのに。

今も(漫画の中ではなく)現実の世界で戦争が起きている。話し合おう、と言いたい。許しあえなくとも、話し合えれば、何かが、未来があるのではないかと。

本当にこの長い物語は、大切なことを訴えていると思いました。

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ハンジさん あなたは巨人と同じくらい、素晴らしい

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いよいよ、みんながエレンに追いつきます。

相変わらず地上の人々は争っているけれど

地鳴らしを止めることができるのでしょうか?
時間が行ったり来たりして、やや混乱しますが、未来の記憶が見えるエレンは、ずっとこうだったのでしょう。苦しかったに違いない。

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