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しょうちゃんさんのレビュー一覧

投稿者:しょうちゃん

273 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

優しい死神の飼い方

紙の本優しい死神の飼い方

2017/05/05 09:10

ファンタジー系の推理小説!

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公の死神(犬)の性格は、『吾輩は猫である』に似ている…と思いきや、ガンバって気取っているけれど、犬の本能に逆らえずにヨダレをたらしたり、平然としているつもりなのに尻尾を振りまくっていたり、偉そうなことを言いながら尻尾を丸めてしまったり…
そんな姿がとってもかわいい。
章が進むにつれて、そんなかわいい要素がどんどん出てくる。

あらすじだけ見ていたら「感動もの」「ファンタジーもの」と思ってましたが、けっこうしっかりとしたミステリー要素があり、一つ一つのたいしたことがない些細な出来事や台詞が、最後にはすべて繋がって「ああ、あれは伏線だったのか!」と驚きます。
推理ものが好きな人も楽しめる作品だと思います。

とくに、正体がバレてからが面白い。
4章から最終章までは、ほぼノンストップで読みふけってしまいました。
感動要素もあり、がっつりした推理もありで、最後まで楽しめる作品です。

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紙の本

虚構推理

紙の本虚構推理

2017/05/30 14:51

泣けたり癒されたりはしないけど、くどくどとした面白さがクセになる

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

帯には「泣ける癒し系ホラー」とありましたが…泣けはしなかったかな。
ただ、とても面白かったです。

「真実」とわかっていることを「ウソ」として否定し、その「ウソ」を「真実」に練り上げる…。
この事実のすり替えが、読んでいる側も納得できましたし、「そう来たか!」と思わず唸ってしまったり…。
怪異モノは世の中にあふれていますし、怪異に見せかけた現象を科学的・論理的に否定する推理小説もありますが、怪異側に生きている登場人物たちがそれを否定する様子はあざやかでした。
主人公のくどくどした話し方は、当初はなじみませんでしたが、ウソを論理的に組み立てていくときには、その話し方だからこそ違和感なく読めました。

この物語は、一応これで完結のようですが、ラストに含みをもたせているので「もしかすると、また続巻が…?」とワクワクしています。
ただ、この小説と同じぐらいの面白さ(完成度)の作品、あるいはそれ以上の説得力のあるクオリティーをもたせる作品を生み出すのは、主人公並みに作者さんは頭を使いそうですね。

癒されること、泣けることはありませんが、推理モノとして見ても、怪異モノとして見ても楽しめる内容でした。
(カマイタチの件はちょっと驚きでした…。私の中の常識も揺らいだ気がします…笑)

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紙の本

三途の川で落しもの

紙の本三途の川で落しもの

2017/06/20 21:13

哲学的な問答に考えさせられるファンタジー

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これ、表紙がもっと今時だったら、小中学生もすぐに読んでくれそうなのに…!
…と、もったいなく思うぐらい、楽しかったです。
(さすがに脱衣婆などは、もっと詳しく説明しないと今時のコはわからないと思いますが…。それこそ、主人公のようにエヴァと間違えそう…笑)

お侍さんとゴロツキとのトリオでの活躍も楽しい。
頼りになりそうでならないお侍さん、トラブルメーカーのゴロツキ…
それに振り回されつつ、冷静に物事を見極め、推理し、解決に導く主人公の男のコは「本当に小学6年生?」と思うぐらい頼りがいがあります。
(ちょっと知識に偏りはありますが…)

親殺しと子殺し、どちらが重いのか…
戦争中に人を多く殺したら英雄になるのに、平和な世の中で1人でも殺したら犯罪者になるのはなぜか…
急に突きつけられる哲学的なテーマは、「どう答えるべきか」と思わず私も悩んだり…。

個人的には虎の介の話が好きかな。
秋葉原の事件を彷彿とさせる展開にドキドキしつつも、最後には感動が待ってました。

エピローグでしっかりと3人が再会できたのもいい!
本当にいいファンタジーでした。

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紙の本

先生と僕 1 夏目漱石を囲む人々

人間・夏目漱石がわかる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本を代表する文豪・夏目漱石。

『吾輩は猫である』のような少しコミカルな物語や、『坊ちゃん』のような快活な物語、『こころ』のように難解で深い物語を描く作者の一生を、主に弟子や友人・家族に焦点をおいて、4コマ漫画でコミカルに振り返ったものです。

いかつくて頑固、厳しいイメージがあった夏目漱石像が、とても人間味に溢れ、ほっとけなくなっていきます。
弟子たちが集まり、どのように影響を受けていったのかわかりますし、こんな先生と弟子の関係っていいなと、読んでいてとてもほのぼのします。

ギャグ形式ですが、その内容は実際にあった出来事。
弟子や友人と交わした手紙や回想録をもとに、解説を加え、著者なりの愛溢れるツッコミを加えながら進むマンガは飽きさせません。

伝記などで描かれる「偉人」としての夏目漱石ではなく、「人間」としての夏目金之助、「先生」としてのネコ先生を感じ、「夏目漱石の人生なんて知ってるよ」という人も新鮮に読めます。

途中途中に挟まれている書簡集の一部も読みごたえがあり、夏目漱石全集を予約してしまったほど惹きこまれました。

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紙の本

スマホを落としただけなのに

紙の本スマホを落としただけなのに

2017/05/05 09:35

日常の些細なところにも恐怖が潜んでる…

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルのとおり、ただ「スマホを落としただけ」だったのに…そこから、どんどん深刻な事態に巻き込まれていく女性の話。

なりすまし系、ハッカー系の小説もいくつか読みましたが、これはそれらの総集編といったところでしょうか。
本当に様々な手で、主人公の女性の秘密を暴き、孤立化させていきます。
最後の最後まで犯人の名前が出てこないところも、またコワイ…
そのために、新たに出てきた登場人物が犯人ではないのか、いやいや、もっと前から知っていた人なのかも…と、すべてが疑わしく思えたり…
恋人や友人からのメールでさえも「なりすまし」じゃないか、主人公はそんなにそのメールを信じていいのかと、読者もハラハラさせられます。

取材量もハンパじゃなく、サイバー犯罪の最新事情などもわかり、携帯を持つことが恐ろしくなりました(今はそんなことまで出来るようになってたんですね…)

最後のドンデン返しはちょっとビックリ…っ。
主人公に救いがないように見せますが、後味はそんなに悪くありません。(死体は出てきますが、スプラッタ要素もないので、そういう描写がニガテな人も大丈夫です)
携帯に依存している人、「自分は犯罪に引っかからない」と思う人は、きっと考え方がガラッと変わるかも…

ここから先、どうなるの?…と、読む手が止まらなくなる、日常に潜むスリルいっぱいの小説です。

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紙の本

君に恋をするなんて、ありえないはずだった

惹かれ合う理由に説得力があって、2人の不器用さがいじらしい!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

不器用な2人にやきもきしながら、とても楽しめました。文体も小難しくなく、さらりと読める。設定は「モテない男子が、美人の女の子と…」とありきたりに思えるけれど、話の運び方が「非モテの男子に惹かれる理由」が丁寧に描かれていて、ムリを感じさせないです。
不器用なために惹かれ合いながらもすれ違う2人に、思わず「がんばれ、2人とも!」と思わずにいられませんでした。
ラストは「続編を早く!」と思う展開でした。このまま終了なんてイヤです! 出版社さん、ぜひ続編を出してくださいっ(懇願)

ハラハラ…4
うきうき…4
キュンキュン…5
うるうる…3
ほのぼの…5
ふむふむ…2

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紙の本

北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 1 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

可愛くておもしろい

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

近頃、書籍やテレビ番組などでも多くなってきた「外国人から見た日本の文化」を取り上げた1冊。
その手の多くのものは「日本美化」したものも多いが、この本では日本の良いところを取り上げつつ、世界から見た日本のおかしなところにもツッコミを入れており、普段「当たり前」に思っていたことが、世界基準ではヘンなことに気付かされる。
さらに、4コマでわかりやすく、絵も可愛い。

訳語本や日本人による編集ではなく、日本文化(とくにアニメやマンガ)にどっぷりハマってしまった著者自身がマンガを描いているので、第三者の主観などが入っていなくて、ストレートに著者の想いが伝わる。
コミックエッセイの中では厚みがややある方だが、疲れずに読み通すことができるのは、4コマの話の運びがうまいからだと思う。

オーサさんにちょっと会ってみたくなりました。

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紙の本

海に降る

紙の本海に降る

2017/03/13 11:04

ノンフィクションのような熱い小説!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

架空の潜水艦ではなく、実際に存在する「しんかい6500」が活躍する話。
といっても、SF映画や冒険小説のように、いきなり計器が壊れたり、ガラスにヒビが入ったりするわけではありません。
本当にリアルに潜水艦内での任務が描かれています。

著者の矢野さんは、この小説を執筆するにあたって、とてもたくさんの資料を調べたり、インタビューを行ったりしていたんだろうなと感じるほど、情報量も半端ない!
航空機ほど目立つ存在ではなく、電車やバスなどよりも身近ではない。謎が多くて、どことなく縁遠く思える乗り物・潜水艦に乗るための苦労などもヒシヒシと伝わり、潜水場面では「何か起きるのではないか」とハラハラしてしまいます。

ハラハラとしたパニック映画さながらのスリルを求める人には物足りないかもしれませんが、人間ドラマや夢に挑む者たちの熱い魂が好きな人にはたまらないと思います。

専門用語は多いのですが、軽快なストーリー運びで疲れません。
一気に読みふけることができました。

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紙の本

世界の猫の民話

紙の本世界の猫の民話

2017/03/04 06:34

ネコ好き・神話好きにはたまらない! 研究資料にもなる…?

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネコが好き、神話が好きな人にはたまらない内容だと思います。
一つ一つは短いですが、世界各地のネコにかかわる伝説がこれでもかっと凝縮されていて、読み応えがあります(現代小説のようなライトな書き方ではないので、読書慣れしてない人は読みくたびれてしまうかもしれませんが…一つ一つが短いからこそ、休み休み読むことができます)

神話研究、民話研究、民族研究をしている人にも資料として使えるものもあるかと思います。

ただ、イラストなどはないので…「妖怪や神様などの絵が見たい」「その伝説となった舞台の風景が知りたい」という場合には物足りなさを感じるかもしれません。

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紙の本

アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?

切なさの中に残る暖かさと優しさ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者名で小説を選ぶことはなく、何となく心が惹かれて本を手に取るのですが…
読んでみて「面白い!」「すっごく好き!」と思い、「誰が書いたんだろう?」とそこで初めて作者名を確認すると…やっぱり、青谷さん!

青谷さんの作品は、暖かく優しく、胸を締めつけられるものが多く、本当に読み終わった後に優しい気持ちになれます。

今回の作品も、アンドロイドという一見「無機質」なものを題材に扱っていながら、暖かさが溢れ出していました。
昨今、アンドロイドが心を持ったりして、アンドロイドと人間の恋模様が描かれる作品はちらほらと見かけますが、その手を見飽きた人でも十分に楽しめる内容となっています。

最後は切なさはありますが…
それでも、暖かさが余韻として残ります。


SF要素・ファンタジー要素はありますが、それ以上に純粋な愛が描かれた恋愛小説です。

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紙の本

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

1作目のネタバレがあるので、1作目を読んだ後で読むべき!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

帯にもありますが、この話は第1作目を読み終えた後に読んだほうがいいです。
そうじゃないと、第1作の衝撃が薄れちゃいますので…(^^;

ただ、それは「第1作がネタバレされてしまうため」であって、本作だけ読んでも面白いです(もちろん、1作目を読んだほうが面白さは増すと思います)


前作との違いは、1作目が主人公の身の回りに迫りつつある脅威(顔写真や住所などがバレていく、次第に秘密が奪われていく)というところでしたが、2作目は警察組織を舞台にして話が展開していくため、その規模も「身近な恐怖」というより、「社会全体の恐怖」を描いたものであるということでしょうか。

タイトルには「殺人鬼」という不穏な言葉もありますが、1作目と比べると恐怖は少ないかも…。
とはいえ、それは「私たちのすぐ隣にある物語」ではないためであり、実際に起きると今作のほうがずっと恐ろしく、ダメージも大きいと思います。

実際にあったサイバー犯罪の手口も書かれており、現代社会の便利さの陰にあるリスクを思い知らされました。
(スマホを持ちたくないとさえ思わされます…。思わずインターネットやメールの履歴もチェックしたくなります…)


身近なテーマではなくなったとはいえ、少しずつ主人公に近づいていく犯人の描写は変わらず見事で、最後までスリリングでハラハラさせられました。

女性読者は「身近な恐怖」展開を好むので、前作がお好みかもしれません(今作はIT用語が多いから、その辺りに詳しくないと取り残されるかも…)が、社会悪やサイバー犯罪、警察などに興味のある方は、前作以上に楽しめると思います。

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紙の本

真夜中は旦にゃ様 1 モノノケ恋奇譚

キュンキュンする妖かしファンタジー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最初は表紙がとっつきにくかったんだけど(あくまで個人的な好みの問題)、そんな好みなんて吹き飛ばしてしまうぐらいに面白かった!
(冒頭に書かれていたマンガはカワイイと思えたので、イラストレーターの作風がニガテというわけではないです)

とくに、「猫になる」という秘密が明かされてからの2人の関係が、とてもいじらしくて「頑張れ!」と応援したくなりました。
桃子の献身的かつ一生懸命な様子は、読んでいてとても好ましくて爽やか!

登場する主要人物(妖怪)たちは、前鬼・後鬼に八咫烏と、なかなかマイナー(サッカーに詳しい人は八咫烏は知っているでしょうけど)なところを突いてきていますが、その妖怪たちに詳しくなくても楽しめます。


展開は少女マンガのようなので、女の子たちは楽しんで読めるかも!
キュンキュンするドタバタ妖怪譚です。

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紙の本

お任せ!数学屋さん 1

紙の本お任せ!数学屋さん 1

2018/10/25 11:20

身近に感じる数学

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

数学を題材にした小説の中でも、スピード感はあるように感じました。そのため、私は数学がニガテだったけれど、難しく考えずにテンポよく読み進めることができました。

『青の数学』のような青春の熱さ、『計算ノート』のようなキャラクターの濃さは(数学少年以外)あまりないけれど、そのぶん登場人物たちが身近に感じます。

よく10代の子が「数学なんて覚えてたって何の役にも立たない」というけれど、その数学を用いて数学オリンピックに出るわけでもなく、事件を推理するわけでもなく、日常に起こる小さな問題を解決していく様子は、「数学も役に立つかも」という気にさせてくれるんじゃないかなと思います。

個人的には、サブキャラの翔がお気に入りですが、それ以外の登場人物もとっつきやすくて素直な子が多くて、読者を選ばないんじゃないかなと思いました。


お話の中では「恋愛不等式」と、ラストで空港まで走ることになる文章の疾走感が好きです。

続きも読んでみたくなりました。

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紙の本

まるまるの毬

紙の本まるまるの毬

2017/08/08 20:16

味わい深さがあり、古さを感じさせない時代小説

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ふだん、時代小説は読まないけれど、なぜか惹かれて購入。
『三途の川でおとしもの』の作者さんだったんですね。

時代小説で古い言葉も豊富なのに読みやすく、古さを感じさせない。
それは、きっとキャラがいいからだと思います。

ひとつひとつのお菓子もおいしそうで、思わずまんじゅうを買いに行きたくなってしまったり…笑


娘さんが長崎に行けなかったのは心残りですが…後味は悪くありません。
(あと、弟子入り希望の男の子が再び出てきてほしかったな…)
さっぱりとした味わい深い家族の物語です。

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紙の本

むすびや

紙の本むすびや

2017/06/24 09:46

心が包まれる、結ばれる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小説推理に連載されていたとかで「推理モノ」かと思いきや、小さなおむすびやの一人息子の成長物語。
(おにぎりやではなく、おむすびやというところにこだわりがあります)

人見知りで赤面症の結くんが、不器用ながらも少しずつ受け入れ、前に進んでいく様子が心地良いです。
(かなり年齢が離れた従兄弟が、同じタイプなので、勝手に親近感)
同じ商店街で八百屋の跡取りをめざす友人との腐れ縁もいい。
大人になっても、2人で協力したり、一緒にメニューを考えたりする様子が、『ぼくら』シリーズを彷彿とさせました。
結ちゃんはカッコいいキャラではなく、大きな特徴もなく、本当に内向的ですが、なんだか憎めず魅力的。
ここまで内向的だと、多くの場合は読み手からすれば普通は焦らされるものですが、結ちゃんは「うんうん、がんばろう!」と後押しをしてあげたくなります・笑

大きな事件は起きませんし、劇的な感動があるわけでもない。
ただ、暖かさが心を包んでくれます。
文体はやわらかく、字も大きめなので中学生からでも読みやすいですが、大人になって仕事に疲れた人、今の生活に悩んでいる人にはじんわりとした温かさに癒されるのではないでしょうか。

とてもいい作品です。

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